【海外旅行】インド旅行記★放し飼いの牛達

ゴールデンウィークにインドに行っておりました。

世界遺産タージ・マハールは勿論のこと
一番の目的は、「野良牛の実態を把握する」というもの（笑）どないやねん（笑）

デリーではあまり見かけなかったけど、ジャイプールやアグラでは、あっちこっちで牛を見かけました。
人間と一緒に共存しています。

実は行く前の知識の中で間違いを発見。
それは、「野良牛」ではないということ。
聞くところによると、正解は「飼ってる牛」だそうです。

飼ってる牛を町で放し飼いで飼ってるそうです。すご・・・
元々農耕用やミルクの為に飼ってるんだとか。
朝、放して、夜にはちゃんと自分の家に戻ってくるんだとか・・・（笑）
奈良の鹿状態ですね。

インドでは牛を食べないのです。
というのもインド人の8割もの人が信仰しているのがヒンドゥー教で
教えでは牛肉を食べることはタブーとなってるからなんですよ。
現地のガイドさんが言ってましたが、牛1頭には3億3千もの神様が宿ってるそうです。
なので食べないのだとか・・・

ヒンドゥー教の三大神のブラフマー、ヴィシュヌ、シヴァが最高神。
そのうちシヴァがナンディといわれる聖牛とされる牝牛に乗ってるんです。
なので聖牛を食べるということはしないのだとか。
地方によっては牛を殺すと処刑されるとこもあったりするので
牛を食べることも牛を車でひいてしまうしまうということも避けなければならないんです。

なので、車道を堂々と横切る牛さんがいたり、高速道路にもいました（笑）
車は牛を避けないといけないから渋滞を起こしていました。

本当に牛はのびのびと町をあちこち歩き回ってます。
普通の光景というのが驚きです。
写真には収めれなかったのですが水飲み場で人間が水を飲んでる横で牛も一緒に水を飲んでたり
ごくごく普通の光景として目の前で行われてました。

不思議なところです。

どこに牛がいるかわかりますか？












ゴミを漁る牛



あと、牛以外にもかなり沢山の動物と遭遇します。象、羊、山羊、猿、リス、孔雀・・・
野良というのは基本的には野良犬や野良孔雀ぐらいだそうです。

野良孔雀？？？？
そうなんです。孔雀、町に確かにいました。

物売りのおっちゃんが孔雀の羽根で作ったウチワを売ってました。
もしや・・・