【映画】ブラックブックを観た！！

映画評論家などの前評判の良い「ブラックブック」をどうしても観たくて
4月7日大阪での公開初日の朝一に速攻行ってきた。

監督は「氷の微笑」「ショーガール」の鬼才ポール・バーホーベンの作品。
オランダ・ドイツ・イギリス・ベルギーの合作映画だ。
時は1944年、ナチス政権のドイツ軍が占拠しているオランダで
ユダヤ人のラヘルはドイツ軍に追われ目の前でナチスに家族を射殺される。
身を守るために髪を染めて名前を変えてレジデンスのスパイとなり
美貌でドイツ将校に近づく。愛・憎しみ・復讐・裏切りを描くサスペンス。

早々に観たくて連日の睡眠不足の中、心配なのは寝てしまうのではないかということ。しかし、そんな心配事は吹っ飛んだ。
映画自体は2時間24分と結構長めだけど釘付け。ずっと目はパッチリでしたわ。

いつもお笑い系とかばかり観てる私だけど、いつもとは違うが
いや～良かった！！見る価値のある映画だわ。見応え満載！盛り沢山。
主役のカリス・ファン・ハウテンの演技もさることながら展開も
ハラハラドキドキするシーンもあり寝る隙なんぞ全くなし！
ナチスの残忍さはある程度は知ってたけど、オランダとナチスの関係を
知らなかったので、結構衝撃でした。

タイトルのブラックブックには重要なKeyが隠されてるんだけど、
それよりも私の中で衝撃だったものがある。まだ公開したばかりだから
ネタばれにならない程度にいうと「インスリン」と「チョコレート」が出てきたこと。チョコレートは初日ということで先着数十名に配られていた。
とても複雑な気持ちでいっぱいになった。インスリン依存型糖尿病の
患者がこの映画を見て、私が感じたことをどのように感じるのか聞いてみたい。
事実は事実だがショッキングだった。

この映画はほんと観る価値がありますよ。

ブラックブック
いかりん的評価：90点
http://www.blackbook.jp/