【映画】ブラッド・ダイヤモンドを観てきました

ここのところあほの一つ覚えのように映画をガンガン観ている。
レディースデーに会社をベルサッサで上がって映画館へ。この日の目的は
「ブラッド・ダイヤモンド」
映画好き友人の満足度やシネマぴあの満足度が高いのを観てこれは観なければと！

ストーリーは
1990年代、内戦渦中のアフリカ・シエラレオネで、反政府組織RUFが村を襲う。RUFの資金源、ブラッドダイヤモンド=紛争ダイヤをめぐって反政府組織RUF、密売人のレオナルド・ディカプリオ、ジャーナリストのジェニファー・コネリー、RUFによって襲撃され家族を引き離されたジャイモン・フンスーの3人の運命の出会い。これ以上はネタばれになるんで言いませんが・・・

この映画はとても軽い気持ちで観れるものではない。アフリカでは今でも内戦が起こっている。切ない思いになった。いたいけな少年たちが笑いながら銃を乱射する。RUFに連れ去れるまでは幸せな家庭の中素直な少年だったはずなのに。
事実が世界のどこかで現在も起こっていると思うとぞっとした。
資源が豊富なところほど紛争で血が流れる・・・

密売人のディカプリオは今までのイメージと違ってひとまわりもふたまわりも役者としての格が上がったように思えた。過去の作品はなんだかアイドルっぽさがあって個人的に好きになれなかった。この映画で私のレオアレルギーの皮が一皮むけたようだ。タイタニックの頃、主演男優賞取らなくてよかったよ、ようやく本物のいい役者になってきたもんだと思うな。

映画の中で、このメッセージはそういう意味だったんや・・・ってところがいくつかあった。色々考えさせられるもんがあった。

ひとつ許せないことがあった。実は隣の席のカップル。この映画の最中に
ずっと手をつなぎ抱きついたりベタベタ。映画をちゃんと観ろ！って（怒）
ラブコメとかラブストーリーの映画なら別にかまわんけど、こういう映画を
ちゃらけて観る感覚が私には理解できなかった。
「きゃーん、こわーい」とかそんなんええねん、いちゃつくなら家でしろっちゅうねん。

ブラッド・ダイヤモンド
いかりん的点数：80点
http://wwws.warnerbros.co.jp/blooddiamond/