第2回目の『もったいないリノベ相談会』。
今回も多くのお客様のご相談を承りました。
やはり 地震の心配、ご自宅の倒壊の心配、離れて住まれるご家族の心配、
年頭の能登震災を受けて、地震対策に関してのお問合せは急激に増えています。
先週末には、実際に『耐震診断調査』にも伺って参りました。
床下に潜って、床組の状態や、壁の中の『筋交い』の確認。
劣化状態やシロアリ被害が無いかのチェック。
同じく、各階の天井裏へ潜って 『筋交い』が図面通りに入っているかのチェック。
柱と筋交いや梁や土台等を緊結する補強金物の存在のチェック。
現存する設計図面と、現状の建物の変更が無いか、等々 2時間~3時間かけて調査を行いました。
建物の基礎に 鉄筋が入っているかも、鉄筋探査機でチェックします。
今回は、外回りのブロック塀の調査も併せて行いました。
これらの調査により建物の『総合評点』を算出するのです。
ここで少し説明致します。
『総合評点』とは、家の耐震性を表す数値です。
評点が・・・1.5以上では『倒壊しない』
1.0以上~1.5未満では『一応倒壊しない』
0.7以上~1.0未満では『倒壊する可能性がある』
0.7未満では『倒壊する可能性が高い』
と判定がされるのです。
『耐震診断調査』は、静岡市に依頼すると 無料で対応しています。
(※令和6年度で静岡市の無料診断は終了してしまいますので要注意です。)
実は、平成16年に静岡市の無料耐震診断を実施したお客様から相談を受けたのですが
今から約20年前の、その診断結果報告書による『総合評点』は 0.73 という結果。
『倒壊する可能性がある』レベルなのですが、その上の1.0以上には近いレベルとも言えます。
しかし!
現在の耐震診断に基づいて診断しますと・・・、
その評点は 0.34 という結果になってしまいました。
つまり、耐震診断の調査内容とその計算方法も 現在のものとは違っている、のが現実なのです。
もしもの地震から 家族の生命を守る為の耐震補強工事を実施する為には
最新の診断方法に基づいた『耐震診断調査』をお勧め致します。
そして、『静岡市の耐震補強計画・工事助成金』は令和7年度で終了してしまいます。
せっかくの補助金ですから 活用しての耐震工事がお得です。
申込も増えていますので、お早目の申請も必要になります!
『もったいないリノベ相談会』は今後も継続して開催致します。
相談は随時受け付けてもいますので、お問合せはこちらまでお願い致します。
まずは お気軽に ご相談ください。 <m(__)m>