こんにちは いけや正の 晴れ時々スケッチ  

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靖国神社と千鳥ヶ淵墓苑

2018年08月16日 | 日記
 昨日、敗戦記念日。
安倍総理と閣僚は玉串料を収め、多くの現職国会議員が参拝。
中国、韓国政府が抗議とNHKが報道。
 でもこれではなぜ中国、韓国が抗議するのかわからない。
日本国憲法は、信教の自由を保障し、政治と宗教の分離を定めている。
戦前はともかく、今は、靖国神社は一宗教法人であり、国立の施設ではない。
 靖国神社は戦前、国の侵略戦争を推進する宗教的精神的装置として
君臨してきた。その性格は今も基本的には変わっていない。
 戦前の日本の犯した侵略戦争をすべて正当なものとして擁護する「戦争神社」
そこに、現職総理大臣、閣僚、国会議員が玉串料を収めたり、参拝することは
憲法違反。やってはならないこと。
侵略された側からすれば、抗議するのは当然ではないか。
靖国神社にはあの西郷どんも空襲被害者も祭られていない。
西郷隆盛は西南戦争を引き起こした逆賊だから。
 すぐ近くにある千鳥ヶ淵墓苑は、身元が不明な遺骨が納められている無宗教の施設。
日本軍が侵略していったアジア各地にはいまだ膨大な遺骨が眠っている。
戦後73年も経てなお、死して母国に帰ることができない遺骨。