子どもの日 児童憲章 子どもの権利条約

　今日はこどもの日。
「児童は人として尊ばれる」と宣言した児童憲章は戦後、日本国憲法、教育基本法とともに
つくられた。
「子どもの意見表明権」を明記した子どもの権利条約。国連が制定し、加盟国が批准。
日本も批准している。問題なのは児童憲章や子どもの権利条約があっても
それを忠実に実行しない時の政府の怠慢。
　子どもの虐待が後を絶たず、学校ではいじめや不登校が続いている。
競争主義の社会と教育にさらされ、子どもたちは気の休まる時もない。
　ならば、子どもの未来を守るために、大人の責任は重い。
児童相談所の職員を増やし、学校の先生を増やし、公立の保育園を増やして
どの子も安心して学び、暮らすことができる社会をつくること。
マンパワーの充実こそ政治の仕事。
子どもの日に私たち大人が考えること。

越後、八海山のふもとで残雪と新緑の山を眺める。