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八潮の学校給食 その後 市長の決断は?

2021年01月19日 | 日記
 昨年の12月議会の一般質問で6人の議員が取り上げた給食問題。
学校給食審議会の答申が出され、「今までの全面民間委託を見直し」
「公設の給食センターを複数設置」あるいは「自校方式、親子方式も」というもの。
 12月定例市議会では、その答申を受けて市はどうするのか、との質問が。
日本共産党市議団も郡司伶子議員が、市長の考えを質したが、
大山市長は「答申を受けた教育委員会の検討を待って」との答弁。
教育委員会は「現在、答申の8項目を精査検討中」で「今後の日程は未定」
 結局、年を越して、この3月に開かれる3月定例市議会に、市長が
どのような方針を打ち出し、4月からの新年度予算に反映させるか、が焦点に。
通常、それなりの工事となれば、1年目に調査費用を計上し、
その後、基本設計、実施設計、工事業者選定の入札、工事着工、という流れ。
早くても3年はかかる話。
 「学校給食を考える会」が集めた「自校方式を求める」署名は14000名余。
この数は、八潮市の人口9万2000人余のうち7人に一人という大変大きな数。
「自校方式に」との市民の思いは極めて強い。
大山市長はこの声に真摯に応えなければならないのでは。
 教育委員会の大まかな試算では小学校10校、中学校5校
計15校に給食調理室を設置する自校方式の場合は約40億円の建設費用とのこと。
 私たち、日本共産党市議団は「最優先すべきは学校給食の自校方式の実現」と
考え、「100億円余もかけた新庁舎建設を一時凍結すべき」と市長に求めている。
 さて、どうなるか。黙っていては事態は動かない。
ここは、さらに、声を上げ、声を集め、保護者、関係者の力を一つにし
教育委員会、市長を市民の願い実現に応える立場に立ってもらうことに全力を。
 そのためには、市民の世論をどれだけ広げられるかが鍵。

宝篋山は筑波山の南側にある低山。筑波山の展望台。