「しんぶん赤旗」がスクープした自民党派閥のパーティ券裏金作りの大問題。
自民党は「政治刷新本部」を立ち上げたという。今日、初会合。本部長は岸田総理。麻生元副総理、菅元総理などがメンバー。あきれて笑ってしまう。
「このままでは日本の民主主義が危機に瀕する」との岸田総理の挨拶。まるでどこかの他人が問題を起こしたかのような言い分。自分が総裁の自民党の組織が起こした問題。その真相究明はしないのか、洗いざらい、裏金作りにかかわった国会議員とその秘書を自民党本部に呼び出し、徹底的に調査し、自らの犯罪を国民に謝罪し、自首する。国会議員はもちろん辞職し、刑務所に入って反省してもらう。このくらいの真相究明を自らがしなければ「泥棒が泥棒をとらえる縄を結っている」ような「刷新会議」では話にならない。
そうはいっても、岸田総理自身もひょっとして裏金作りにかかわっていたりして。そうなればもう自民党は組織を解体し、全国会議員が議員の職を辞することになる。それが国民にとって「民主主義の危機を回避する」最も確かな道では。
縛られ地蔵の境内に並んでいただるま。「悪事はみんな見ているぞ!」