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自民党が「政治刷新本部」立ち上げ 泥棒が泥棒をとらえる縄をなうが如し

2024年01月11日 | 日記

「しんぶん赤旗」がスクープした自民党派閥のパーティ券裏金作りの大問題。

 自民党は「政治刷新本部」を立ち上げたという。今日、初会合。本部長は岸田総理。麻生元副総理、菅元総理などがメンバー。あきれて笑ってしまう。 

 「このままでは日本の民主主義が危機に瀕する」との岸田総理の挨拶。まるでどこかの他人が問題を起こしたかのような言い分。自分が総裁の自民党の組織が起こした問題。その真相究明はしないのか、洗いざらい、裏金作りにかかわった国会議員とその秘書を自民党本部に呼び出し、徹底的に調査し、自らの犯罪を国民に謝罪し、自首する。国会議員はもちろん辞職し、刑務所に入って反省してもらう。このくらいの真相究明を自らがしなければ「泥棒が泥棒をとらえる縄を結っている」ような「刷新会議」では話にならない。

 そうはいっても、岸田総理自身もひょっとして裏金作りにかかわっていたりして。そうなればもう自民党は組織を解体し、全国会議員が議員の職を辞することになる。それが国民にとって「民主主義の危機を回避する」最も確かな道では。

縛られ地蔵の境内に並んでいただるま。「悪事はみんな見ているぞ!」

 

 

 

 

 

 


能登で被災者が孤立しているのに 自衛隊はヘリでパラシュート訓練

2024年01月11日 | 日記

 能登半島地震から10日が経過したが、今なお、孤立した集落、避難所があるという。その数3000人余。

 地震発生からテレビで見る救助・支援の様子から、被災地上空を飛ぶヘリの姿があまり見たことがない。「道路が寸断されて被災地にたどり着かないなら、なぜ、自衛隊のヘリを動員して救助・支援に行かないのか?」と思っていたが。

 今日の「しんぶん赤旗」に千葉県習志野演習場(船橋市、八千代市)で陸上空挺部隊が降下訓練を実施したとの報道。もちろん本来任務、計画があるのは当然だが、何よりも国民の命が危険にさらされていて、空からの支援が急務となっているときに、降下訓練とは? 降下する場所が違うのでは? 孤立した被災地にヘリで上空から支援物資をもって降下するのが今の急務ではないのか。

 もちろん自衛隊員に罪はない。出動を命じることができるのは岸田総理。秋田県知事も、自衛隊の出動支援の遅れと規模の少なさを指摘している。

 まさか、パーティ券の裏金問題の対応で頭がいっぱいでそこまで回らなかった? などと言うつもりはないが。

 東京葛飾区水元にある縛られ地蔵尊の太子堂。六角堂の清楚なたたずまいがいい。