こんにちは いけや正の 晴れ時々スケッチ  

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「嫌な2月がやってくる」多喜二の母

2024年01月29日 | 日記

 早いものでもう1月が終わる。近所のお宅のブロック塀の上に白梅の花が。

「ああ もう2月」「嫌な月がやってくる」とは、確か多喜二の母の言葉。戦前のプロレタリア作家で日本共産党の活動家であった小林多喜二。「蟹工船」「党生活者」などの作品で有名。特高警察に捕まり、残忍な拷問によりその日のうちに殺害された。国家権力による犯罪。

 多喜二忌は2月20日。憂鬱な2月。一方で2月1日は日本共産党の機関紙「赤旗」の創刊日。1928年。党創立1922年から6年後。ガリ版刷りの小さな「赤旗」が幾重にも折り畳んで靴底や懐に隠され人から人へと回し読みされたという。非合法化での困難な活動。その中でもひそかに多くの人々に待たれていた「赤旗」

 今日、自民党政治を揺るがす裏金問題をスクープし、マスコミ界に不動の位置を占めている。

八潮市役所4階から北東方面に筑波山が大きく見える。

今日も雲一つない快晴。新庁舎4階より遥か筑波山を臨む。


今日の一首「吹き荒ぶ 寒風突き抜け 春を呼ぶ 北葛飾に 満面の笑み」

2024年01月29日 | 短歌 俳句 川柳

 吉川市議選で日本共産党3人の候補者が全員当選の報。関わった一人として本当にうれしい。

今日の一首「吹き荒ぶ 寒風突き抜け 春を呼ぶ 北葛飾に 満面の笑み」

     「寒風を ついて届ける ビラ一枚 廃屋の先 赤きポストに」

     「党のビラ 届ける路地に 見つけたり 文化十年 馬頭観音 」

吉川への行き帰りの車の中で。

「紫陽花の 花に送られ 逝きし吾子の 変わらぬ笑顔 我を見ており」

「愛し子の 逝って四十三年 我もまた 四十三年の 齢を重ねん」

「バイバイと 小さき手を振り 手術室の 扉に消えし 吾子の名は暁」

吉川市内の馬頭観音。

吉川市内を流れる中川の土手から。富士の雄姿。