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「にんげんをかえせ」峠三吉 原爆詩人の声

2019年11月26日 | 日記
 ローマ法王庁のフランシスコ教皇が来日。
教皇が世界に発信した「焼き場の少年」の写真とメッセージ。
我が家にあるCDのジャケットにこの写真が使われている。
そのCDに峠三吉の「にんげんをかえせ」の詩が掲載されている。

にんげんをかえせ

ちちをかえせ ははをかえせ
としよりをかえせ
こどもをかえせ

わたしをかえせ わたしにつながる
にんげんをかえせ

にんげんの にんげんのよのあるかぎり
くずれぬへいわを
へいわをかえせ

 1951年発行「原爆詩集」峠三吉 著より

米軍占領下の日本で、「原爆許すな」の声を上げること自体が困難な中、
敢然とGHQの監視と弾圧をかいくぐって「朝鮮で原爆使うな」と行動した峠三吉。
この「にんげんをかえせ」の碑文は今も広島平和公園の一角に建っている。

 

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