「児童は人として尊ばれる」 今日は子どもの日 「桃太郎は盗人なのか？」

　今日５月５日は子どもの日。
１９５１年５月５日制定された児童憲章では
　「児童は人として尊ばれる」
　「児童は社会の一員として尊ばれる」
　「児童はよい環境の中で育てられる」
と謳われている。
７０年近く経た現在、子どもたちは、この児童憲章の精神で尊重されているのだろうか。
　今朝の新聞報道では、子どもの人口は３９年連続減少。
１５歳未満の子どもの推計人口は前年より２０万人！も少ない１５１２万人とのこと。
総人口に占める子どもの割合は１２．０％。ほぼ１０人に１人が子ども。　
少子化が止まらない。青年労働者の５割が非正規雇用というひどい状況では
結婚し、家庭を持ち、子どもを産み育てるという未来が描けないのが現実。
政治の責任は大きい。

「桃太郎は盗人なのか？　『桃太郎』から考える鬼の正体」倉持よつば　著
新日本出版社　１５００円（税別）
小学校５年生が調べた研究が本に。面白い。子どもの自由な発想での探求心。
大人も学ぶべき。