こんにちは いけや正の 晴れ時々スケッチ  

できることは みんなで 
 できないことは ひとりでも 声を上げて
  誰もが穏やかに暮らせる社会を

「この空はだれのもの?」羽田空港新ルート増便問題学習会

2020年02月24日 | 日記
昨日、さいたま市で「この空は誰のもの?」と題する学習会があった。
さいたま市の南区住民の「羽田増便問題を考える会」が主催。
元日航パイロットの杉江弘さんの話。会場いっぱいに100人余の参加者。
 なぜ、世界ではありえない都心上空を超低空で離発着する新ルートを強行するのか。
騒音対策で着陸角度を3.5度にした危険な進入角度の非常識。
「3・5度の角度での進入は、ベテランパイロットでも怖くてやらない」
「国際線の空港ではありえないケース」「事故が起こり得る危険」
元ベテランパイロットの話だけに、説得力は抜群。
 アメリカ航空会社の利便性を図るため、企業が世界で一番活動しやすい東京にする成長戦略、
米軍が支配管理する日本の空、横田空域による民間航路の障害、
国交省官僚による航空政策なしの対応、など、無理を承知の愚策ともいうべき今回の問題。
オリンピックで海外の観光客の増大を見込んで、利便性の良い羽田に国際線の増便を、
との大義名分で、パイロットも嫌がる危険な都心上空の新ルートを住民に押し付けている、
との話。この問題の全容がなんとなく明らかに。
 都内では超低空飛行による騒音、落下物、墜落などの不安から大問題に。
県内では、八潮市を始め、三郷、草加、川口、さいたま、蕨、新座、和光などの自治体の上空を
通過する。高度は都心ほど低空ではないにしろ落下物の危険は同じ。他人事ではない。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿