今日も日々是好日

思うままに綴っています
ブログによって新たな自分を発見!?

手術から1年

2011-10-19 11:31:55 | 子宮筋腫治療~不妊治療
手術して1年が経ちました
去年の今頃は浣腸をすまし、手術を待っている頃です

1年も経たず再発してしまいましたが、それは覚悟の上
ただ、体外授精、卵巣の腫れについては予想外でしたが…

でも最近思うのです
人生、険しい道もあれば穏やかな道もある
その険しい道が人生のどの時点でやってくるのか分かりません
どんなに神様に願っても、どんなに深い信仰があったとしても、険しい道は存在すると思うのです
“険しい道を穏やかにして欲しいと願う”ことに一生懸命になって、険しい道を見ようともせず、自分の足で前に進もうともせず、立ち止まっていては何も変わらない
神様や信仰は、どんな険しい道でも自分の足で進もうとする勇気をくれるものだと思う

手術直後、静かな部屋で、時間が経つのがとても長く感じられました
激痛で体を動かせない私のベッドの側でじっと見守ってくれる黒い影(気配)がありました
どんなに勇気づけられたことか…

もしかすると母だったのかもしれません
もしかすると観音さまだったのかもしれません

今まで信仰や神様について、いろんな方々から教えていただいたり調べたりしましたが、五木寛之さんの宗教観が私にとっては一番分かりやすかったです
宗教や信仰を敬遠されている方も納得していただけるのではないでしょうか…

(引用開始)
宗教に帰依しても不安は減りません。苦しみは軽くならない。
暗闇のなかを重い荷物を背負って断崖をあるいていれば人は不安になります。
いつ崖から落ちるかもしれない。どこまでいけばいいのかわからない。
心まで疲れきって足取りは重い。
そこへ月の光が差してきて細い道を照らしてくれた。荷物の重さは変わらない。
しかし足元が見える。遠く自分の目的地の灯が見えるだけでも足取りは軽くなる。
この道をいけばいいんだ。あそこが目的地だと思うだけでも勇気が湧いてくる。
それが宗教の働きではないでしょうか
(引用終了)


主人に直接感謝の気持ちを伝えるのは恥ずかしかったので、今朝メールを送りました
でもやっぱり帰宅後はちゃんと言葉で「ありがとう」って言おうっと