今日も日々是好日

思うままに綴っています
ブログによって新たな自分を発見!?

2013年11月読書(1)

2013-11-11 10:44:56 | 感想
①「無印人間でも社長になれた―体験的“学歴不問”の人材づくり 」中井 正嗣(著)
②「できるやんか!―「人間って欠けているから伸びるんや」」中井 正嗣(著)
③「それでええやんか!」中井 正嗣(著)
④「伝説の灘校教師が教える 一生役立つ学ぶ力」橋本 武(著)


ある方の葬儀に参列した時に読まれた弔電の中で、とても印象に残るものがありました。
弔電にありふれた文章(定型文)ではなく、弔電を差し出された方の心がこもった文章だったのです。
亡くなられた方への感謝の言葉が述べられて、とても信頼し感謝されていたことが伝わりました。
大阪の有名なお好み焼き店の社長さんでした。
非行少年の更生に力を入れておられることでテレビで何度か拝見したこともありました。
どのような方なのか知りたく、著書を3冊一気に読みました。

先月読んだ「今やる人になる40の習慣」の著者 林修さん、①~③の著者 中井社長さん、④の著者 伝説教師の橋本先生、「教育」において欠かせないと私が思っている、元プロテニスプレーヤーの松岡修造さんを加え、この方達は「教育のプロ」だと思いました。

ただ教えることが「教育」ではない
生徒(従業員)が自らやる気になるよう、自ら気づくように指導されています。
そこには、生徒の性格なども関与しますので、各人について理解がないといけません。
単に教えるより難しいし、忍耐も必要で、時にはその真意が理解されず恨まれることもあるでしょう…


「炎の体育会TV」という番組で、ジュニアを教える松岡修造さんを見てスゴイいと思いました。

自分(ジュニア)の課題を自分自身で考え認識させ、
挫折直前の絶妙な辛苦を味わわせ、
性格も考えながら適切な声を掛け、
叱咤激励しながら指導をしていき、
自分の課題を自分自身で乗り越えさせ自信をつけさせています。


教育においていつも思い出すのが次のお話

「お腹を空かせている人に、魚を与えるのか、魚の釣り方を教えるのか」

魚を与えることは簡単ですが、魚を与えてくれる人に依存しなければ生きていけません。
魚の釣り方を教えることは与えることより難しく根気のいることですが、一旦、釣り方を習得すればその人は自立して生きていくことができます。

親や教育者は、ただ教えるだけでなく、最終的に相手が自立できるように指導しなければならないと思いました。