パソコンが、認知症予防・老化に役立つとは早くから思っていた。
指先を使う、考えるから、脳を刺激する。
パソコンを教えるようになって20年が経過した。
その間SNSは認知症予防にいいかもしれないと思ったのがきっかけで、教室では色を使う作品や動きのある作品を作り、facebookやブログへの投稿、さらにホームページへと進んでいったが、熱心な人ほどパソコンが上達していったし、ボケるどころかますますお元気だ。
個人的なことをアップして、それを読んだ仲間からゴチャゴチャいわれるのは嫌だろうと思ったので、下手でもなんでもいいから、パソコンで作った作品を載せるように指導した。
はじめ2~3行の文章が書けなくて悶々と困っていた人も、今では作品や撮った写真を抵抗なくアップしている。
中には絶対アップしない人もいるが、(笑)(多分人にブログを見られることに対しての自意識過剰)からくるものだと思うから強制はできない。
最近では、どうやって作ったんだろう?と思うような作品がたくさん出てきているが、これは、とりもなおさず生徒さんの努力の賜物だ。
65歳以上の人を対象の実験結果だけど、1日のパソコン使用時間が1時間多いほど、海馬の容積が0.025%大きくなっていて、毎日少しでもパソコンを触る事が認知症予防に効果的という事も実証されている。
「高齢者が2カ月SNSに取り組んだら認知機能が25%上昇した」という研究結果がアメリカで発表されている。
FacebookなどのSNSを利用する事も大きな効果があるようで、
特にコロナ下で人と会う回数が減った現在SNSがお勧めやと思います。
私の場合、ツイッターを何度か登録してやってみたが、どうしても面白いとは思えずなじめなかった。
ツイッターを利用したおかしな犯罪も多いし、
変な場所から何度かログインされかかったこともあったので生徒さんには勧めなかった。