やっと歩ける頃今の飼い主に拾われたんだ。
古いけど畑や周りも広く我輩のテリトリーに満足して暮していた。
今一緒に住む三毛猫はその頃入り込んできた雌猫。
色んな事起こってたけど飼い主はバラを一生懸命作って生涯
を終えようとしてたのは見てた。
その家は主の相続した家だし、冤罪も含めて出て行くようにせめられてたなー
飼い主は最後の最後まで我輩は置いてくほうが幸せなんじゃないかと
迷ったのを知ってる。
桜満開のある日キャリーケースで見知らぬ小さな家に着いた。
それから2年半飼い主と一緒にそこで頑張ったんだ!
飼い主は、やっと前から大好きだった人の元にぼくらを連れて旅立った。
我輩は雄だから都会の家の中では暮せんかった。
飼い主も自由人だから駄目だったんだよなー!
今もいい人に悪い事したといつも悲しんでるの知ってるよ。
それから半年、我輩は17歳老いには勝てん。
別れる日が遠くなく来るけど「ミー太郎ごめんね」って頬ずりしてくれる。
我輩が居なくなった後が心配。
三毛の「チーコ」だけじゃ守りきれんよなー。