風に吹かれた注連飾りに下がる紙(名前を忘れました)だけに太陽光が当り、その他の部分はすべて日陰にしてトーンを落とした面白い構図です。
多分作者はここだけに光を当てることによって、この紙をいにしえのシンボルとして表現したのでしょう。
後ろ(背景)の落ち加減もいい具合です。
なかなか面白い構想だと、私はこの構想を高く評価しますが、何かもう一つの「要素」があれば文句ナシ!でした。
この作品はある種の抽象作品だと思います。
「抽象」とは何んだか訳の解らないものと思われていますが、抽象とは象徴的なものを抽出すること(エッセンスを取り出すこと)ですから、抽象作業がうまく行けばこんなにわかりやすいことはないのです。
この様に、エッセンスを取り出すことに成功すれば、作者の意志は見る人にうまく伝わるわけですが、皆さんはどの様に感じましたでしょうか?
課題 「正月の絵になるショット」 10位
タイトル 「いにしえの世界」 飯村 常夫(笠間)

多分作者はここだけに光を当てることによって、この紙をいにしえのシンボルとして表現したのでしょう。
後ろ(背景)の落ち加減もいい具合です。
なかなか面白い構想だと、私はこの構想を高く評価しますが、何かもう一つの「要素」があれば文句ナシ!でした。
この作品はある種の抽象作品だと思います。
「抽象」とは何んだか訳の解らないものと思われていますが、抽象とは象徴的なものを抽出すること(エッセンスを取り出すこと)ですから、抽象作業がうまく行けばこんなにわかりやすいことはないのです。
この様に、エッセンスを取り出すことに成功すれば、作者の意志は見る人にうまく伝わるわけですが、皆さんはどの様に感じましたでしょうか?
課題 「正月の絵になるショット」 10位
タイトル 「いにしえの世界」 飯村 常夫(笠間)
