讃岐へ旅行された友人にお土産、さぬき名物「こんぴらのしょうゆ豆」なるものを頂いた。
そら豆を焙煎し程よく焦がして、砂糖、しょう油、唐辛子等を使った特製のだし汁に漬け込んで作った
独特の郷土料理だそうだ。
我が家では「そら豆」はおかずではなくおやつとして子どもの頃から塩ゆでしたものを食べている。
由来を読んでみると、昔、お遍路さんが島四国八十八ケ所のある小豆島を回っていた時
そら豆をご報謝にもらい、食べようと炒っていたところ、そばにあった醤油つぼにはねたそら豆が入って
しまい、その豆を食べたところ香ばしく醤油の味がしみ込んで大変おいしかった。
これが「しょうゆ豆」のはじまりとか・・・。
それがさぬきの代表的な郷土料理に発展したというルーツも面白いが、こんな調理法や味付けも
あるんだと知った。
旅先でも心に留めて下さり、珍しいお土産を頂戴するのはやはり嬉しい。
ごちそうさま!