おばさんの落書き部屋

日々の出来事など思いつくまま

夏祭り

2011-07-31 01:18:31 | 日記

学区町内会の例年の行事である夏祭りが小学校の校庭で開催された。
昨年は自治会役員で暑い中、テントとやぐらを組み、提灯をつける作業に汗を流したのを思い出す。

浴衣や甚べえを着た子どもたちや大人も「ソーラン節」や「ダンシングヒーロー」などの曲に合わせて、やぐらを囲んで盆踊りに楽しそうに興じている。
東北の震災被災地の人々は今、どんな思いでこの夏を過ごしているのだろうとふと思ってしまう。

 

 


映画鑑賞&美術館へ

2011-07-30 23:55:25 | 日記

夫は終日不在、夏休み中の孫も今日は遊びに来る気遣いはない。
このような日は貴重な100%freeの一日。有効に過ごさなきゃ。

10:30の上映時間に間に合うようフルスピードで家事を済ませ、
三越・星が丘へ出かけ、「太平洋の奇跡」を鑑賞。
主演は私の好きな俳優「竹ノ内 豊」
物語は1944年、太平洋戦争末期、玉砕の島サイパンにアメリカ軍から
「フォックス」と呼ばれ怖れられたひとりの日本人「大場 栄大尉」の感動の実話。
彼は最後、47人になりながらも仲間の兵士たちとともに
16ケ月もの間、敵に立ち向かい多くの民間人を守り抜いた。
画面を通して、残酷で悲惨な戦争を二度と起こしてはならないと痛感するとともに
戦争を知らない世代が多くなった今、特に若い人に観て欲しい映画だった。

午後からはその足で愛知県美術館へ「棟方志功」展へ。
72年の生涯に制作された300点以上もの作品は
「板画」が白黒だけではなく色彩も豊な作品に溢れていて
そのエネルギーには圧倒されるばかりだった。

疲れたけれど有意義な一日だった。

    

  

 


クロマチック ハーモニカコンサート

2011-07-24 21:45:26 | 日記

今日は午後からにしび創造センター(清須市下小田井)で開催の「クロマチックコンサート」を
友人と聴きに出かけた。
会を重ねること既に7回との事だが、曲目・出演者も多彩で私はこのコンサートを
毎回楽しみにしている。

「デジャブが逃げる頃」「情熱大陸」「恋のアランフェス」「All of me」「北の国から」など素敵な曲が多く
音色は複音ハーモニカとはまた異なる独特な魅力を持っている。
最後は兵庫県芦屋市からのゲスト:錦 恵子さんのトークと演奏があり、中でも「バンブルビーツイスト」は
最高に素晴らしかった。


フェイルセーフの考え方

2011-07-22 10:49:35 | 日記

最近、読んだ本「段取りの技術」の中にフェイルセーフ[fail safe]という考え方の記述があり印象に残った。

fail-safeとは「異常発生時にも安全が確保されるメカニズム」のような意味で
何かがフェイル(故障)しても、セーフ(安全)ということだそうだ。

例えば飛行機には、尾翼をコントロールする系統があり、普通は油圧を使って動かしていて
その油圧系が何らかの異常で遮断されたケースを想定。
その場合に、コントロールするための代替メカニスムが装備されており
仮に一万分の一にもコントロールが壊れてしまった場合でも、代替策が用意されてあり対処出来る。
それにフェイルセーフとして準備されていた代替策も同時に故障してしまう確率は
単純計算で一万分の一の事態が同時に起こる確率は一億分の一。
2~4発あるエンジンのうち1発でも残っていれば飛び続けられるとのこと。

原子力発電所も制御棒用の電源が落ちても水力または重力で制御棒が炉心に入り原発が
停止することになっていた。
果して、 今回の東日本大震災で発生した原発事故はfail-safeの考え方からいうと
ほぼ「ゼロ」に近い確率の中で起きた事故なのだろうか?

人間の力は自然の力には到底及ばない。

今になって思うと原子力発電に関しては人間の作ったものだから、
一万分の一に備える思想でなくても
一億分の一に備える思想が必要があったのでは・・・。
いいえ、それ以前に本当に原子力発電が必要だったのだろうかと思う。