おばさんの落書き部屋

日々の出来事など思いつくまま

トヨタテクノミュージアム「産業技術記念館」&公開講演会へ

2012-06-28 21:52:33 | 歩いて知る

 

午前中、「歩いて知ろう会」メンバーで西区則武新町4丁目にある「産業技術記念館」を
訪れた。
リーフレットによると、ここは旧豊田紡織本社工場跡に残されていた建物を貴重な産業遺産として
生かしながら設立したものだそうだ。
内部は大きく1F「繊維機械館」と2F「自動車館」に分かれており、世界の「トヨタ」の
軌跡を辿ることができるが、自動織機を発明した豊田佐吉の研究と創造の精神とモノ作りの
努力には驚かされるばかりだ。
館内では、人力→機械へ 飛躍的な生産性をあげて行く段階を担当の職員の方が綿から
糸に紡いだり、機械を動かして丁寧な説明をしてくださった。
繊維資料館では動力や制御の移り変わりが展示され、自動車館では創業当時の工場が
再現され、昔、懐かしい車がずらっと並べられていた。
パイオニアの時代から速さとロマンとニーズに応じて多様化してきた変遷を一挙にみることが
出来た。長久手市にある「トヨタ博物館」と併せてここは車好きの人にはたまらない場所だろう。

全員で予約してあった付属施設レストラン「ブリックエイジ」にてランチと歓談ののち、散会。

午後からは、中区役所ホールで開催の市民大学公開講演会へ立ち寄った。
講師は名古屋音楽大学 金山正一教授(ピアニスト) 「ピアノはうたう」と題し、
ピアノの連弾やソプラノ歌手との演奏、ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロとの五重奏もあり、
プログラムは多彩な構成になっていて、音楽で優雅なひとときを楽しむことが出来た。










 


 


 


名東区文化協会「総合美術展」鑑賞

2012-06-23 00:38:23 | 芸術

6/22(金)~6/24(日)までの3日間、名東区役所・講堂で名東区民の方々と
名古屋市高年大学名東鯱友会会員の出品による名東文化協会「総合美術展」開催され
初日、10時のオープンを待って出かけた。

出品作品は、絵画・書道・写真・工芸・陶芸・短歌・俳句・川柳・パソコンアート
丹精込められた作品は、一朝一夕には出来ないものばかりで、アマチュアの趣味の域ではなく
見ごたえがあった。
 
    

 

 

 


名古屋税関見学

2012-06-21 22:19:41 | 歩いて知る

台風の影響で雨続きの天候の中、今日は「歩いて知ろう会」のメンバーで港湾合同庁舎
「名古屋税関」を訪れた。

ビデオと広報担当者により、税関業務全般の紹介や事例等の説明があった。
税関の組織はは財務省の管轄にあり、全国に8税関と1地区税関(沖縄)を置き9つの区域に
分けられているそうだ。
海外旅行者の携帯品、旅具検査はよく知るところだが、輸出入や国際郵便の通関、関税の徴収、
保税、監視・密輸取り締まり等、国内外の出入に関して水際でチェックする重要な所と知る。

その隣のコーナーでは輸出入が禁止、規制されている品々が展示されていて本の中をくり抜いたり、
テーブルに細工がなされていて巧妙に覚醒剤・大麻・あへん・MDMAなどの不正薬物や拳銃などが
隠されている様子が展示されていた。
偽ブランド品のバッグや海賊版の品々、絶滅のおそれのある野生動植物やその製品(ワニ皮のバッグetc.)
など興味深いものばかりだった。
過去のいろいろな驚くような犯罪事例や麻薬犬の活躍の紹介もあり、珍しい押収品の数々を目にした後、
コーナーにアピールのためのユルキャラ「カスタム君」もいて、彼をバックに全員で記念写真を1枚。

   
 
  

  ← 税関職員の徽章

  

    

 


有松絞りと旧東海道散策

2012-06-14 23:30:57 | 歩いて知る

名鉄有松駅からスタート。
有松・鳴海絞会館と、竹田邸、祇園寺、など旧東海道 約1.5kmを
「有松あないびとの会」のボランティア丸山忠之さんのガイドで散策した。
曇り空だったのに時間とともに暑くなり、日傘をさして江戸時代からの商家の
立ち並ぶ旧い町並みを眺めながら歩く。

有松は1608年東海道に生まれた町で、阿久比庄から移住した竹田庄九郎によって
絞りの名産地として発展したそうだ。
珍しい「なまこ壁」、屋根には「うだつ袖」と呼ばれるものが両端を飾っていたり、
「鐘馗様」の人形が乗っかっていたり。
切妻作りの広い間口の民家が並ぶ通りは歩いているだけで心安らぐ。
昼食は絞会館内で割子弁当をいただく。
表は普通の民家だが、玄関先に絞りの暖簾をかけて、有松絞りで作られた衣類や
小物を売っているお店がたくさんあった。
絞りの布が出来る工程をDVDでで見せてもらったが、熟練した人による根気のいる手仕事の
連続で、模様の一つ一つに名前が付けられていることを知った。
Tシャツ・ハンカチ・
財布・巾着袋など記念に衝動買い。



  

 


日中友好の合唱と民謡舞踊

2012-06-12 23:13:16 | 芸術・芸能

日中友好の合唱と民謡舞踊

 午前中、女性会館で高年大学鯱城学園民謡クラブOB有志バックアップのもと26期在校生と
中国海南島から初来日の海口市混声合唱団のメンバーによる日中友好のステージが開催された。
きっかけは、海南島から名工大への留学生との交流から、日本から民謡をもって海南島を訪れたことによるそうだ。
 
「海南島」とはどこにあるのか地図を眺める。
中国の南端にありベトナムに近く、気候は亜熱帯と熱帯が混在しており、空も空気も綺麗で緯度はハワイと
同じなので「中国のハワイ」と言われているそうだ。
果物の種類も豊富。面積はほぼ九州と同じで、人口は名古屋の約4倍。
近年、リゾート地として開発が進んでいるとの紹介があった。

演目は中国側 大海啊故郷(中国の歌)  秋千(ぶらんこ) 花(春のうら~らの隅田川を中国語で)
          海口美 黎族(敬酒歌→会場の一部でお酒がふるまわれた) 他、敦煌を賛美した歌など。
      素敵な衣装で美しい歌声が会場いっぱいに流れ聴く会場の人々を魅了した。

     日本側  美濃音頭 鹿児島小原節 ソーラン節 鳴門大漁節 
            狐音頭(恵那市民謡保存会の特別出演)etc.
三味線演奏もあり、ステージいっぱいに民謡舞踊がにぎやかにくりひろげられ終始、熱気溢れる中、
笑いと和やかな雰囲気のうちに90分が終了。

中国からのメンバーはこの後、富士山→東京・浅草などの観光を終え、帰国の途につかれるとか。
高年大学OBは卒業後も活動をとおして、元気にボランティアなどで地域に貢献している一端を垣間
見ることができた。