おばさんの落書き部屋

日々の出来事など思いつくまま

中日新聞印刷㈱ 辻町工場見学

2014-01-30 23:15:54 | 歩いて知る

今日は生憎の雨。午後から「歩いて知ろう会」のメンバーで地下鉄最寄り駅(上飯田)から15分程歩いて、
中日新聞社の印刷工場を見学。

毎朝、どんな悪天候の時も、当たり前のようにきちんと届く新聞に感謝すると共にどのようにして
作られているのか、とても興味があった。

新聞が出来るまでというのは、取材 → 紙面編集 → 印刷 → 発送の流れがあり、中日新聞社が
発行している新聞を印刷する4工場の中の一つ、辻町工場(北区)では平成16年創業で
ハイテク技術の粋を集めていて、各工程はコンピューターで集中管理され、毎時17万部の
印刷能力を持っているとの説明があり、実際に印刷現場を見せてもらった。

  新聞(1日分)には300本の記事が載っている。
  中日新聞には45種類の地方版がある。
  1日分の新聞には450本のロール紙が必要。
  一日の朝刊配達トラックは200台以上、走行距離は名古屋~パリまでの10,000Km、地球1/4周。
  中日新聞を扱う販売店は1,400店舗、販売店スタッフは40,000人。

数字の大きさは、新聞が多くの人の手によって作られ、私たちが手に出来るのだと感じ、
もっと隅々まで読まなきゃと改めて反省した。
出来たてホヤホヤの今日の夕刊をプレゼントされたが、帰宅したら自宅にも全く同じものが
すでに届いていた。
         


1月の映画鑑賞

2014-01-29 21:55:29 | 映画

この1月は新年会、旅行など行事に追われ、あまり映画鑑賞が出来なかった。

「真昼の決闘」  名東文化小劇場
名東なつかシネマ 隔月上映の“永遠の銀幕スタア”シリーズ¥500で鑑賞。
私の好きな俳優 ゲイリー・クーパー(保安官役)と新婚の妻にグレース・ケリーが主演。
ストーリーは単純で、退職当日に以前逮捕した悪漢が仲間を連れて復習に来るが、
町の誰も手を貸そうとしない・・。
途中、機械の調子が悪いとかで、何度も画面がプツプツと途切れ中断が余儀なくなった。
でも、最後の決闘場面は難なく見ることが出来た。
映画終了後、館長さんからお詫びということで、次回3/19上映予定のローレンス・オリビエ主演
「嵐が丘」の招待券を全員に配付された。得したような・・・。申し訳ないような・・。

「永遠の0(ゼロ)」 ミッドランドスクエア・シネマ
百田尚樹著のベストセラーを講談社文庫で読んでいる最中だったので、どのように
映画化されているのか、映像として見たくて劇場へ足を運んだ。
「必ず生きて帰りたい」と願う 零戦搭乗員 宮部久蔵の悲劇を描いたこの映画は涙なしには
見られなかった。 
生と死の極限の狭間で生きた人たちや戦争の悲惨さを、今の時代の若い人たちが一人でも
この映画で知って欲しいと思った。
V6の岡田准一が演じていたが、役柄のせいかクールで格好よく、ミーハーおばさんは
彼の俄かファンになってしまった。(^-^)

「小さいおうち」 ミッドランドスクエア・シネマ
山田洋次監督 直木賞受賞・中島京子のベストセラー小説の映画化。
東京郊外の昭和のモダンな赤い屋根のおうちで起こった小さな恋愛事件を
お手伝いさんの眼を通して書かれたもの。
主演の松たか子(奥様)・黒木 華(お手伝いさん)はどちらも綺麗な人で、演技も良かった。
この物語も戦争を挟んでストーリーが流れていた。

大脱出 ミッドランドスクエア・シネマ
「脱獄映画にハズレなし」と聞いたことがあるが、私は、脱獄映画が大好きである。
それが、「パピヨン」のように実話であると言うことなし。
昔見た映画で、忘れられないのは、スティーブ・マックィーン主演の「大脱走」。
ダントツは「ショーシャンクの空に」だ。構成が緻密でDVDで何度見ても飽きない。
今日の映画はシルベスター・スタローンとアーノルド・シュワルツェネッガー主演。
凶悪犯が収監されている脱出不可能な洋上の監獄“墓場”から協力して脱出を図る
スリルとアクション満載のスケールの大きい娯楽映画だった。
   

 


認知症講演会へ

2014-01-27 22:11:38 | 講演会

午後から昭和区役所にて認知症についての講演会があったので、立ち寄ってみた。
親しくしていた身近な友人、知人2名が認知症になっているので自分自身や家族のためにも、
知識を得ておくのが良いと思っていたからである。

遅刻したため、残念ながら第一部の 「音楽療法の体験」・「はいかい高齢者おかえり支援事業」に
ついては聴き逃した。
第二部は「忘れても、しあわせ」 と題し、映画「折り梅」の原作者で介護経験者の小菅もと子さんの講演だった。

映画タイトル「折り梅」の意味は、梅は枝を折って活けても皮で養分を吸って咲き続けるので折り梅というそうだ。
内容は同居する義母がアルツハイマー型痴呆症となり、家族が振り回され、家庭崩壊になりかけた実話
でその時の経験、葛藤、対応などを話された。

講演会では「ひとり歩き」について ・なぜ起きるか ・特徴 ・ひとり歩きの方への声のかけ方 など 
事例や家族の役割・工夫・アイデア・有効な対応方法など紹介があった。
高齢化社会に突入し、認知症の割合はどんどん増加を辿っている。
街や地域ぐるみで支援していかなければならないことはよく解る。
荻原 浩著 小説「明日の記憶」で最後は隣にいる妻も判別出来なくなるのを以前に読んで、切なくなったのを思い出した。
自分自身に置き換えると、本当に講演タイトルのように「忘れてもしあわせ」とは言えないと思った。
体が衰えるのも寂しいが、頭だけは最後までしっかりしていたい。
・・すでに、新しいことは頭に少しも入らず、忘れることばかり多くなってはいるが・・(;一_一)

   ♪ 大切な思い出は 薄れて~ゆく~   息子の顔も もやの~なか~
     なにもかも 忘れかけた~ おばあ~ちゃん~
     あなたが きのう みせたな~みだ~   悲しみの中に 何があ~るの~
     みた~い しりた~い たしかめた~い~ なのに 答えは 見つからな~い~
     忘れることは 悲しいことですか  忘れることは 心なくすの
     見たい 知りたい 感じたい    きっと、答えは見つかります。
     忘れても 幸せ。 忘れても幸せ。

   会場で唄われた歌詞も何だかわびしく心に沁みた。


多度大社となばなの里へ

2014-01-15 23:13:38 | 旅行

気心の知れた仲の良い4人組で1泊旅行で温泉へ出かけた。
目的地は上げ馬神事や流鏑馬で有名な「多度大社」と感動の光の祭典の「なばなの里」。
他の3人は歴史や地理に詳しく、この地を訪れたことが複数回あり、いろいろ解説してくれた。
残念ながら連休明けのせいか、予定していた「はまぐりプラザ」も「六華苑」も休みで辺りは
閑散としていた。

多度大社の「上げ馬神事」はTVでは見たことはあるが、境内に作られた急坂、2m程の
絶壁を目の当たりにすると、ここを駆け上げるのかと迫力がある。
境内の白馬に人参の餌を与えることが出来るようになっており、「回って」と声を掛けると
賢く歩きながら1回、まわってくれた。

早めに到着したので、なばなの里に隣接する花と苗木とガーデニング用品の「花市場」に
立ち寄り、楽しんだあと、地域の農産物、野菜などを買い込んで時間を潰し、レストランで
早めの夕食を済ませ暗くなるのを待った。
11月上旬から3月末まで開催されているという「ウィンターイルミネーション」は想像して
いたよりスケールが大きく、カップルには絶好のロマンティックな華やかな光の祭典の
場所になっていた。
とても寒いから完全武装で行くよう、何人かに忠告されていたが、風もなく震える程の
寒さではなくほっとした。
冬空は風もなく月も満月に近く、空気は澄んでいてイルミネーションに映えて美しかった。女3人寄れば姦しいと言うが、よくしゃべり、太ると言いつつもよく食べ、楽しい2日間は終了した。 
 
 


静岡県地震防災センター&三保の松原へ

2014-01-09 21:31:12 | 歩いて知る

昨日の雨から、今日は一転、晴天に恵まれ、静岡方面へ高年大学・クラブから44名でバス旅行へ出かけた。
名古屋高速から湾岸・東名を走り、途中、トイレ休憩をはさみ11:00頃、静岡県地震防災センターへ到着。
ここは、静岡県の運営する地震防災の啓発施設で、平成元年に開館したそうだ。
地震に備えての知識や対策、防災意識を高め、自主防災組織の活性化を図ることを目的とし、
インストラクターからいろいろな解説があった。
震度6でのリアルな地震の揺れを体感した。
模擬部屋は部屋に手すりがあり、今から揺れるというよう心構えがあるので大丈夫だったが、
突然発生した地震に冷静な判断を持って対応出来るだろうか?
パニックになるのが実際だろうと思った。
家具の固定と共に、飲料水や食料品の備蓄品を1週間分くらいは最低必要なこと。
いろいろ学んだが、我が家は何一つ出来ていないな~と反省し、今日、学んだことを少しでも
生かしたいと思った。

それから、清水で昼食を済ませ、「三保の松原」を訪れた。
晴天で海も青く、海岸の松は立派で美しく世界遺産の名だたるだけの景観だった。
残念ながら肝心の富士は雲に隠れ、ほとんど、見ることが出来なかったが、
私は、2か所とも初めて訪れた場所なのでバス旅行に参加して良かった。