高年大学・地域学科の授業で午後から熱田区川並町にある「名古屋市中央卸売市場」
見学に出かけた。
ここは地下鉄「日比野駅」で下車、徒歩3分の場所にあり、「本場」という名称で、名古屋には
他に「北部市場(豊山町)」・「南部市場(港区船見町)」があるそうだ。
訪れた時間は、すでにすべて終了しており、広い市場の中は人影もまばらで閑散としており、
わずかに、魚や果物の臭いが漂い、フォークリフトやうず高く積み上げられたダンボールや
遠くから来た大きなトラックなどが駐車されていて、残念ながら活気ある風景は見れず。
ビデオ説明によると、午前2時の暗いうちから、世界の海で捕獲された水産物を満載した
大型トラックや保冷車がぞくぞくと入って荷物を下ろすのだと。
青果物は午前4時くらいから、全国各地の生産物や海外からの多種・多様な野菜や果物が
大量に運ばれ、卸売市場に整然と荷物を積み上げ「せり」が始まるとのこと。
生鮮食料品が、消費者の口に入るまでには生産者からいろいろなルートをたどり、届くんだと
流通のしくみと市場の組織を学ぶことが出来た。