おばさんの落書き部屋

日々の出来事など思いつくまま

「なんばグランド花月」と「通天閣」

2013-05-06 22:04:15 | 観光

5/6連休最後とあって、急遽、大阪「なんばグランド花月」に出かけることにした。
吉本新喜劇が大好きな連れ合いの運転で朝6:00に出発。
日曜日のお昼は、TVで吉本新喜劇を観る夫に対し、別の部屋でNHKののど自慢しか
観ない私と、全く趣味が一致しないのだが、せっかくなので付き合うことに。

思いの外、道路も空いていて、スムーズに大阪へ到着し、最初に恵美須東にある高さ103m「通天閣」
へ登ってみた。(入場料¥600-)
展望エレベーターで5Fへ登ると、大阪の街が一望出来、生駒山やビル群の中に小さく大阪城も
眺められ、遠くに霞んで見えるのは六甲山、天保山だとか。
5Fにはゴールド一色の七福神にビリケンを加えた八福神巡りで4F展望台には黄金のインドの神様
ガネーシャ「夢をかなえる象」が飾られていた。
以前に水野敬也著「夢をかなえる象」という小説を読んだことがあり、何となく懐かしい気分に。
古いパチンコ台や大村昆の琺瑯びきの広告看板、グリコのお菓子など昭和のレトロな雰囲気で、
有名な幸運の神様「ビリケン」を眺めた後、串揚げを食べ、難波千日前「なんばグランド花月」へ。
 
出演はシンク・タンク  博多華丸・大吉  Wヤング  オール阪神・巨人 桂文枝(三枝改め)などの
漫才や手品があり、その後、内場勝則、池のめだか Mr.オクレなどの出演で新喜劇「最悪の二人!」
と題して旅館を舞台に巻き起こる詐欺の常習犯を主人公にした公演。
会場で観客が爆笑をしているのをみると、日常の中にこんな日もあっていいな~と思って幸せな
気分になった。
   
  通天閣付近           通天閣からの大阪の眺望     

  
  法善寺横丁                           なんばグランド花月前

     

 

   
 夢をかなえる象   尖った頭と吊りあがった目が特徴の子どもの姿をした幸運の神様(ビリケン)


よくばりミステリーツアー

2013-04-22 21:30:03 | 観光

全国屈指の桜名所「天下第一の桜」といわれる長野県伊那市高遠町の高遠城址公園の
「タカトオコヒガンザクラ」を観に行く予定で、早くから旅行社に申し込んでいた。
ところが今年は、例年になく桜の開花が早く、残念ながらキャンセルする羽目になったが、
せっかくなので急遽、旅行社に別の企画ツアーに切り替えてもらい実施することに。

題して、「季節の花あり!寺社参拝あり!よくばりミステリー2013」

高年大学の春休みを利用して、45名乗りのバスに19名で高年大学仲間と出かけた。
行き先も知らされず、着いた所は上伊那エリア 南信州へ。
「はなもも街道」と呼ばれる昼神温泉郷は赤・白・ピンクと3色に美しく咲き分けた景観は
春欄満で、遠くには白い雪をかぶった南アルプスの山並みが望まれた。

他にも伊那食品工業の「かんてんぱぱガーデン」でゼリーを試食し、山野草園を散策。
水芭蕉、かたくりの花、水仙、わさび、松林の中に可愛らしい山野草がいっぱい。
澄んだ空気の中、気持ちもリフレッシュ。
駒ヶ根では早太郎伝説と光苔の寺「宝積山 光前寺」へ立ち寄り参拝。

「ヘブンスそのはら」では全長2,500mのロープウェイを登った先は標高1,400mで
冬の寒さで道路脇には雪が所々に集められていた。
遊歩道を徒歩で5分程進むと小径があり、白色に混じって珍しい黄色い水芭蕉も見られた。
りんご、ジャム、フルーツのグラッセ、自然薯そばなどお土産を買い込んで、帰宅の途に。
このところ、新1年生を迎える資料作りで、忙しかったが、24日から又、新学期が始まる。
どんな人との出会いがあるのか、楽しみだ。
    
光前寺への杉並木参道       三重の塔(均整のとれた美しさと竜の彫刻が素晴らしかった) 
(石垣の間から光苔が見える)
  
   はなももの木           水芭蕉の小径でヴァイオリンを弾く木製キリギリス
 「かんてんぱぱガーデン」で寒天の原料・海藻「テングサ」
                                          


中馬のお雛さま in 足助

2013-02-11 17:41:21 | 観光

2/9~3/10まで足助の古い町並み一帯で通りに面している約40軒の商家や民家が土びなや
衣装びなが飾ってあるのをニュースで観て急遽、女3人で行ってみることにした。
猿投グリーンロードを走って駐車場に着くと、みぞれ混じりの天候に風も少し出てきて寒い日となった。
巴川にかかる巴橋を渡り、足助川と並行な道路沿いの「新町」「本町」「田町銀座」と続くお宅の中の
お雛さまを見ながらぶらぶら歩いた。
どの人形も、道行く人に「どう? 私たち綺麗でしょ!」と時代を潜り抜けて、誇らしげに呼びかけて
いるようにも見えた。
途中、美味しそうに焦げるにおいに釣られて、蓬餅やイノシシの肉入りコロッケなどを買い食いしながら、
和布で作った手芸品の小物や、お雛様がぶら下げられた花餅の枝など、衝動買いをした。

江戸時代からの歴史を感じるひな人形や、明治、大正、昭和とさまざまだが、道路に向けて飾られた
色とりどりの人形をみながら、どんな人たちの持ち物だったのだろうと想いを馳せる。
足助交流館、本町区民館、足助中馬館、資料館などの拠点では、土雛など今では手に入らない珍しいもの
が展示されていた。

「中馬」(ちゅうま)のいわれは何だろうと資料を読むと、
江戸時代に、信州の馬稼ぎ人たちが作った同業者の組合のことで、「賃馬」「中継馬」が語源だそうだ。
一般には飯田街道で物資の運搬に従事したすべての人々を指していて、この中馬と呼ばれる
人々が行きかい、三河湾からの塩、信州からの米やたばこなどの産物が集まる交易の場所として
栄えたそうだ。
それで、ところどころに宿屋だったと思われる古い建物も見受けられたし、馬の造り物も飾られていた。
店の途切れる端まで歩いてUターンし、五平餅を車の中で食べながら帰路を急いだ。
  

 

 

 
 
 
  
     マンホールのふた    シシ鍋料理「井筒亀」店横で干されていたイノシシ(残酷・・)