高年大学クラブ「歩いて知ろうOB会(11期~28期)」の仲間32名で笠寺観音と
見晴台遺跡を訪ねた。
ここは、在学中の授業でも来たことがあるが、以前とはコースもメンバーも異なり、
知らないことをたくさん見たり、聞いたり出来た。
前回は迎えに来た市バスに乗って、連れられて行ったと言う感じだったが、
今日は、地下鉄桜通線「桜本町」駅に集合し、約1Km徒歩で笠寺観音へ向かった。
笠寺観音の西門をくぐると18日は丁度、縁日の日にあたり、露店が立ち並び、
ウィークデイではあるが、結構、賑わっていた。
野菜、果物、漬け物、衣類、雑貨、骨董品、陶磁器などみて歩くだけでも楽しい。
約1300年前に人々の幸せを願って開創されたとのことで、庶民信仰のお寺として
何度も作り直されてきたそうだ。今の本堂は約250年前に建立され、現在に至っており、
縁日の日は普段入ることが出来ないという本堂にも入れた。
個人で訪れれば、ボーっと歩き廻るだけとなってしまうが、この会ではボランティア
ガイドさんの案内がつくので、丁寧な説明を受けることが出来て、勉強になる。
昨日は、小雨であったが、今日は日傘をさして廻るほどの上天気で、汗ばむ程だった。
このあと、見晴台遺跡を訪れた。
丁度、高年大学時代の教授も現場にいらっしゃって、指揮されており、説明を
加えて下さり、弥生時代のムラの跡を現在も行われている発掘調査を見学する
ことが出来た。ボランティアの方々の地道で大変な作業で進められていることを知った。
終了後、予約してあった日本料理店で季節弁当で昼食をとりながら談笑、
楽しい時間を過ごした。ここは卒業してもずっとつきあえる居心地の良い
会の一つである。