名古屋市高年大学鯱城学園 納涼健康講座を受講した。
今日は、その第2回目「困った認知症~避ける、遅らす、せめて軽くする~」と題して、
偕行会城西病院名誉院長「新老人の会」東海支部代表:林 博史氏の講演だった。
いつもはかなり人でホールがうまるのだが、暑さのせいか、空席が1/3位あった。
テレビ、新聞でもよく報道されている認知症が深刻な問題になっているのは、高齢化社会の一員である
自分も最早、他人事ではない。
記憶力、判断力の衰えは否応なく、年齢とともに急速に衰えているのを痛感するし、古くからの親しい
知人2人、認知症で施設でお世話になっているからでもある。
認知症は5年刻みで、倍、倍、になっているそうだ。脳の病気は徐々に進み自分はもとより、回りも
気がつきにくく、治療薬も根本的な解決には相当の年月を要するとか。
得てして完璧人間、潔癖症、頑固、几帳面、偏った価値観、~ねばならない、 ~すべき、と言った人が
なり易いとか。私はどうなんだろうか。完璧人間でも几帳面でも潔癖症でもないように思っているが、
ケースによっては妥協出来ず、当てはまることも多い。
、限られた寿命を認知症にもならず、人生をまっとうするにはどうしたらよいか。
それを聞くために、受講料¥500を払い、半日の時間を割いているのだ。
結論は!
二つのことを同時に行うようにする(デュアルタスク)
毎日、ただウォーキングするだけではなく、寄り道したり、迷路のような道を歩き
新しい発見をしたり、ショーウィンドーを覗いたり。
同じことの繰り返しではなく、あえて殻を破り、プチ冒険、新発見、意外性のある日常を
選んで、生活する。
出会い、迷う心細さ、未知との遭遇、驚きや感動のある生活を心がけること。
最後に「カメ・カク・カケ・アルケ」・・「よく噛め」「よく書け」「恥をかけ」「よく歩け」と言われた。
いろいろな知識を得て、その時だけは意識して実践を心がけるのだが・・。
身も心も健康を最後まで持続し、人のお世話にならずそこそこの年齢で人生を終えることが
できればそれだけで幸せだと思う。