おばさんの落書き部屋

日々の出来事など思いつくまま

映画鑑賞  LA LA LAND

2017-03-05 00:11:04 | 映画

このところ、久しくブログも更新していなかったが、映画館にも出かけていない。テレビや美容院で読んだ週刊誌で映画「LA LA LAND」の紹介を見て、久しぶりに映画をみたくなった。

ボランティア帰りにミリオン座を覗いたら、30分待ちで丁度、観ることが出来た。衝撃的だった「セッション」の監督「デイミアン・チャゼル」の作品でアカデミー賞本命、史上最多の7部門受賞とある。

ロマンチックで、歌、ダンスも素晴らしくストーリーは少し切なかったが、見ごたえのある作品だった。「LA LA LAND」とはロサンゼルス、主にハリウッド地域の愛称、夢の国の意なんて知らなかった。

映画は予告編を観ると次も観られずにはいられない気にさせる。極力、時間を作って映画館に足を運ぼう。


8月の映画鑑賞

2015-08-26 23:14:07 | 映画

台風15号が熊本・九州北部を通り抜け、名古屋も今朝は雨だったが、午後からはまた、
暑さが戻ってきた。
猛暑続きの8月だったが、今年は戦後70年と言う節目の年でもあったためか、
新聞、テレビも戦争を扱ったニュース、映画、特集番組が特に多かった。
戦争映画は好きではないが、実話に基づいた作品は観ることにしている。

「野火」シネマスコーレ
第二次世界大戦末期のフィリピン・レイテ島で、島を彷徨う敗兵がその地で見たものは。
大岡昇平原作で有名な戦争の愚かしさ、人間の悲しみを描いた全編、うす暗い
ジャングルの中で起こった様々な極限状態は見終わったあとも重い余韻が残った。

「ソ連国境15歳の夏」シネマスコーレ
戦争とともにソ連国境に置き去りにされた15歳中学生たち120名が300キロの
道のりを過酷極まる逃避行にて、必死に生き抜いた実話。
現代の中学生が放送部の夏休みの課題に、1通の招待状から辿る物語。

「バンクーバーの朝日」星ヶ丘三越映画劇場
明日も見えない異国の地で、逆境を乗り越え、活躍した日本人の先駆者たちの
物語。戦前のカナダ・バンクーバーで実在した野球チーム選手たち。
歴史に埋もれた感動の実話は映画を観る喜びだ。

「ふたつの名前を持つ少年」名演小劇場
1942年のポーランド。ナチスドイツの手から逃れたユダヤ人の8歳の少年が
「たとえ親を忘れても、絶対に生きろ」という父との約束を胸に
たった一人で終戦まで3年間、生き抜いた感動の実話。
それにしても小さな子どもをドイツ秘密警察はこんなに執念深く追い詰めたかと
思うのだが、支配者にへつらい密告をする市井の人間たちの汚さも心に残った。
主人公は途中、右手を失うが、現在は家族を得て、幸せに暮らしている
ラストシーンがあり、救われた気持ちになった。

「セバスチャン・サルガド」名演小劇場
ブラジル生まれの報道写真家 セバスチャン・サルガドの作品の生き方に
迫る映画。戦争、難民、虐殺、ありのままの地球の姿を映し出していた。
故郷の荒野を緑化するプロジェクトにも取り組んでおり、彼の半生を
描いたドキュメンタリー映画は見ごたえがあった。
 

  

 


めいとう なつかシネマ「自転車泥棒」

2015-01-22 00:19:21 | 映画

めいとう なつかシネマvol.16「自転車泥棒」を鑑賞。
ここではいつも名東文化小劇場の館長さんが、上映前に約5分程、作品の解説をして
下さるが、私はこれが一つの楽しみにもなっている。

お話によると、日本では昭和25年公開され、イタリアでは第二次世界大戦後の
1948年の公開でニューリアリズム(新写実主義)作品の代表作とのこと。
主役の親子はオーディションで選ばれた素人で、父親役の主人公は実際に
失業中の電気工。ストーリーと同じような境遇なので、ドキュメンタリータッチに
リアルさが増している。
子役も監督が街で見つけ出した少年で、表情も自然で抜群の演技だった。

ストーリーは長い失業の末、やっと職を得るが、自転車が必要なため、家財を
質に入れて自転車を手にいれるが、目を離したすきに盗まれてしまう。親子で
死に物狂いになって捜すが、自転車は戻らない。
このままでは職を失う為、追い詰められて今度は自分が自転車泥棒を働き
捕まってしまう。

画面ではイタリアの街並み、職を求めて安定所に並ぶ貧窮した様子がリアルに
描かれており、土砂降りの雨の中、自転車泥棒をさがす親子の姿は切なく哀しい。
このシリーズは、いつも観終わった後、余韻が残る名画ばかり。
しかも ワンコイン¥500の安さ。時間を作ってでも観なきゃ!
次回は3/18(水)「二人でお茶を」 
   


名古屋市博物館と映画鑑賞

2014-11-19 22:21:15 | 映画

午前中、卓球教室でトーナメント方式で試合が行われ参加した。
全くの初心者はほとんどおらず、あちらこちらで練習しているらしい生徒ばかりの中、
案の定、成績は最下位だった。
しかしながら、今日は参加者全員に先生からエコバッグのプレゼントがあり、運動
音痴の私ではあるがここは楽しい場所の一つ。

午後、その足で名古屋市博物館で平成26年度特別展「三英傑と名古屋」を観に
行った。順路に従って年代順に展示されており、書状や屏風、家系図、鎧、刀など
1500年代から江戸時代後期まで、よくぞこんなにと思うほど貴重な品々が集めて
あった。織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、三英傑が戦国の戦乱から天下統一を
成し遂げたこの愛知県は重要な地域であり、尾張名古屋との関わりが年表風に
わかりやすく紹介されていた。
毛筆で書かれた文書はすべて達筆で「判物」と表示されていたが、私には
ほとんど読めず添えられた解説書が頼り。世界一大きな金貨「天正大判」も目を
ひいた。

夜、めいとう・なつかシネマvol.15 「雨の朝巴里に死す」を名東文化小劇場に
観に出かけた。1954年のアメリカ映画。
上演5分前に、ここの館長さんが映画にまつわる解説や時代背景などをいつも
お話して下さるのが、楽しみで毎回チケットを事前購入している。
エリザベス・テイラーはこの時22歳とのことだが、美貌と演技もピカイチ。
第二次世界大戦後のパリの風景、BGMに流れるシャンソンも原作では味わえ
ないところが映画の魅力と思う。

 


映画鑑賞

2014-10-01 20:19:00 | 映画

毎月1回開催のクラブOB役員会に出席した。
午前中で終了したので、有志で食事会のあとカラオケを楽しむことになったが、
音痴の私は、抜けて一人で久しぶりに通りがかりの「ミリオン座」で映画を観ることに。
いつものことで時間が合えば、何の映画でも構わないのだが、10分待ちで
「リスボンに誘われて」が始まるところで、しかも10/1なので¥1,000で鑑賞出来た。

あらすじを全くインプットなく見始めた映画は、現代と40年前の反独裁政権運動を
絡ませたストーリーで、登場人物の人間関係が最初はよく掴めなかったが
だんだん解ってきて、ハラハラするシーンも。
内容はは世界に100冊しか発行されていない本の1冊を主人公が偶然手に入れ、
読み進むうちに魂を揺さぶられ、衝撃を受け、著者の人生を辿って行く。
著者はすでに亡くなっているのだが、著者を追って行くうちに自分も別の人生を
見つける・・・・。

映画の楽しみの一つはストーリーはもとより、時代を超えていろいろな自分の
知らない風景、人物などに出会えることだ。
最近、映画や読書から大分遠ざかっている。時間を作って心に残る映画を鑑賞しよう。
三越・星が丘で北海道展を開催があり、帰途、途中下車して、買い物をし、
予定にない寄り道をしたが、秋晴れで気持ちの良い一日だった。