今日はクラブ仲間たちと名古屋駅①出口から歩いて約10分の場所にある「桂芳院」と
西区新道にある製造から販売まで一貫して手掛けている豆菓子専門店「豆福」を
訪れた。
都会の一角にこんな場所があるのは全く知らなかったが、桂芳院の道路に面して
並んでいる六地蔵は交通安全、無病息災、合格満願、病気平癒、諸願成就、
水子守護と書かれている。
「愚痴聞き地蔵尊」だけは、塀の中に祀ってあり、右の耳に手を添えていつでも
愚痴を聞いてくれる態勢になっており、じっくりお参りできるよう陶製の椅子も
おいてあった。
「愚痴」とは・・人は不平不満のかたまり。人に対しては悪いことばかり目につき、
自分にはあまく、人には厳しい。これを「愚痴」と言うそうだ。
愚痴は言っても何もならない、ストレスを蓄積させ、聞いている方も不愉快になるが、
次から次へと際限なく、この愚痴は「貪り」「怒り」と共に3毒の一つとか。
愚痴を言いたくなったら、やはり愚痴聞き地蔵さんに聞いてもらうのが一番と
いう庶民の知恵から発生したものではないかと思った。
「豆福」は工房を併設して、豆菓子を販売している70年余の歴史を持つ
ところで、製造工程は仕切り窓を通して、見学出来、3代目の社長さんが、
解り易く説明してくれた。
機械化されているとは言っても、手作業に頼る部分が多く、熱気で
暑く、熟練の技も必要で、大変だと思った。
健康食品でもある豆は、お正月の黒豆、節分、お赤飯と豆は私たちの生活に
縁起物としても日本人には「まめ」という言葉でも深く結びついている。
豆菓子の試食品を味わいながら、ジャイアントコーンと直火焙煎アーモンド、
もち米だけで作ったという「柿の種」を土産に買った。