おばさんの落書き部屋

日々の出来事など思いつくまま

映画鑑賞 5月

2012-05-29 17:35:12 | 日記

今月は見たいと思っていた映画のタイミングを逃してしまった。
上映場所、時間が合えばOKで出先のついでに寄り道、映画館に飛び込んで観たものばかり。

「わが母の記」ミッドランドシネマ
 昭和の文豪・井上靖の自伝的小説の映画化。
 5歳から13歳という多感な頃に親と離れて育ったことから 「母に捨てられた」という思いを抱き続け、
 次第に老いていく母をみつめ、かつての大家族の様子や昭和の日本の美しい原風景が画面を通して
 描かれていた。

「アンネの追憶」センチュリーシネマ
全世界で読まれ続けているベストセラー「アンネの日記」
アウシュヴィッツ強制収容所などナチスに関する映画は過去、多い。
実際は描ききれないほどもっと壮絶な世界であろうが、映画をみるたびに戦争は絶対あっては
ならないといつも強く思う。

「別離」名演小劇場
米アカデミー外国語映画賞を受賞したイラン映画。
西洋化した中流夫婦と敬虔なイスラム教徒夫婦との相克を描いた映画で、
最後まで緊迫感があってもう一度観てもいい。

「幸せの教室」ミッドランドシネマ
大卒ではないという理由でリストラに遭い、失業中年男ラリーにトム・ハンクスが主演。
無愛想な女教師メルセデスにジュリア・ロバーツ。
年齢・境遇など異なる人たちが触れ合う中で、人生の楽しみに気づいていく様子を
コミカルに描いていて肩の凝らない映画だった。

他に、「しあわせのパン」三越映画劇場

「ルートアイリッシュ」名演小劇場の6本。

  

   


庄内緑地公園のバラ園と岩倉街道

2012-05-25 23:58:03 | 歩いて知る

庄内緑地公園(西区山田町)
5/24(木)「歩いて知ろう会」で庄内緑地公園のバラ園と中小田井善光寺・平手家移転の建物見学
そして岩倉街道の街並を散策した。
地下鉄鶴舞線・庄内緑地公園駅2番出口を出るとすぐで駐車場も広くアクセスに優れた場所にあり、
入園料は無料。公園には初夏の日差しを浴びて色とりどりのバラが品種ごとにかたまって植えられており、
美しく咲き乱れ、私たち来園者の目を楽しませてくれた。

   
  

岩倉街道(岩倉市)
岩倉は名古屋と犬山を結ぶ「岩倉街道」に沿って栄えたまちだそうだ。
地図を眺めてみると先日、夜桜見物に行った「五条川」が市の中央に流れており、
平行して「岩倉街道」がある。
古い町並みが今なお多く残っていて、タバコ屋さんのタイル文字も懐かしい。
私たちは五所社から少し進んで願王寺(小田井善光寺別院)平手家の母屋「明光閣」などを
ご住職の説明を受けながら見て廻った。
鳥居を入った境内入口の両サイドに国際色も豊かにインドネシア・韓国済州島・インドの像があった。
どうやってここに?
山門には両脇には金剛力士像と大きなわらじが!!
つい最近、近くの築110年ほどの小出酒店が取り壊され、駐車場になったそうだ。
保存がかなわず少しずつ昔の町並みが消えて行くのも時代の波で難しいようだ。
  
   
 

 
 名古屋場所・伊勢の海部屋の宿舎となる土俵 


「第37回中日いけばな芸術展」

2012-05-21 18:03:13 | 芸術

「第37回中日いけばな芸術展」が5/16から松坂屋名古屋店本館7階で開かれていて
今日は最終日とあって出かけた。
これは昭和51年に東海地方のいけばなの振興を目的として創設され、日本でも有数の
総合花展だそうだ。
今回は63流派、590人の東海地方のいけばな指導者が制作した作品が色彩豊かに
香も芳しく、会場に展示され、大作から小品まで、芸術的に花が生けられており、花材も花器も素敵だった。
全体的に躍動感に溢れ、大胆な構成にいけばなの世界の斬新さを感じる作品が多かった。 
花の名前に疎い私には、使われた花の名前が明記されているともっと楽しめたのではと思った。

 


フェアトレードに関する映像上映会

2012-05-19 20:14:58 | 研修会

5月は世界フェアトレード月間とのことで、あいち国際プラザでフェアトレードに関する
ドキュメンタリー映像の上映会があった。

  上映作品:「トニーズ・チョコロンリー」
   子どもも大人も大好きなチョコレートが児童労働によって作られていることを知った
   オランダ人ジャーナリストのトニー氏は、「児童労働によって作られたチョコレートを
   食べた自分は有罪である」と自らを訴えた・・。
   
 私自身、「フェアトレード」という言葉は、最近、耳にするようになったが何なのかほとんど
 理解していない。直訳すると「公正な取引」?
 調べてみると、発展途上国の農産物や雑貨などを、適正な価格で継続的に輸入・消費する取り組みと
 ある。
 途上国の底辺で働く人たちが貧困から抜け出せるように、直接取引をすることで、中間マージンを
 排除し、その分、生産者が多く受け取る仕組みを育てることだそうだ。
 森林の伐採などの環境破壊、カカオ農場で働く児童労働などの人権問題、かかえる貧困スパイラル
 など、抱える問題の一部を知るに留まり、なぜ、コーヒー豆やチョコレートなどが市販されている価格の
 2から3倍と高いのか?
 機械化されていないので大量生産が出来ない? 原材料輸送費の問題?
 映画からは実情はあんまりよく解らなかった。 
 名古屋でフェアトレード産品を扱うショップ一覧マップが配布があり、持参のマイカップに
 フェアトレードのドリンクコーヒー付き、 商品の展示・紹介がされた。
   
               

 


あつたモーニングコンサート Op.41

2012-05-17 21:12:48 | コンサート

熱田文化小劇場で、2ケ月に一度第3木曜日に開催される「あつたモーニングコンサート」に
出かけた。

“平日の朝に上品な音楽とトークをお気軽に・・・”とのキャッチフレーズで
今日はフルート・チェロ・ピアノのトリオ演奏だった。

  プログラムはウェーバー/フルート・チェロ・ピアノのための三重奏曲
                  ト短調Op.63より第1・2楽章
          フォーレ/シシリエンヌ(フルートソロ)
          ショパン/チェロソナタト短調Op.65より第3楽章(チェロソロ)
                                           etc.
 クラシック音楽の知識がほとんどない私、日常の雑事を忘れ、
 美しいメロディと素晴らしい楽器演奏に うっとりし、朝のひとときを贅沢な時間で過ごした。
 
 終了後、会場出口で今日のボランティアスタッフで陰アナもつとめたT子さんとバッタリ会い、帰りは
 近くでランチをご一緒し、ひとしきりおしゃべりを楽しんで家路についた。