今日から名古屋市高年大学・鯱城学園「平成26年度 文化祭」が3日間にわたって
開催されるので、午後から友人と見学に出かけた。
今年、卒業はしたものの新規クラブ立ち上げサポートに関わり、共にいろいろ
行動を共にしたので、「健康ウオーク」を最初に立ち寄る。
編集やレイアウトどのようにされているのか楽しみにして展示室を訪れたのだが、
工夫をこらし、秋らしい雰囲気に纏められていた。
雨の日も真夏の暑い日もあったが、リュックとスニーカーで都合のつく限り参加、
展示写真をみて廻っていると思いだされて懐かしくもあり、仲間に加わって良かったと
素直に思えた。次に所属していた「歩いて知ろう会」の展示室も廻ってみた。
顔見知りの後輩も迎えてくれて、私たちの在校時より、又、一段とレベルアップ
したまとめ方になっていて感心させられた。
その他、陶芸、書道、パソコンクラブ、ペーパークラフト、写真クラブ、歴史愛好会etc.
どの教室も趣向がこらしてあり、見事な作品ばかりで、楽しませてくれた。
会場では、一緒に過ごした仲間同士が久しぶりに顔を合わせ、あちこちで
会話や笑い声が溢れ、賑やかだった。
午前中、卓球教室でトーナメント方式で試合が行われ参加した。
全くの初心者はほとんどおらず、あちらこちらで練習しているらしい生徒ばかりの中、
案の定、成績は最下位だった。
しかしながら、今日は参加者全員に先生からエコバッグのプレゼントがあり、運動
音痴の私ではあるがここは楽しい場所の一つ。
午後、その足で名古屋市博物館で平成26年度特別展「三英傑と名古屋」を観に
行った。順路に従って年代順に展示されており、書状や屏風、家系図、鎧、刀など
1500年代から江戸時代後期まで、よくぞこんなにと思うほど貴重な品々が集めて
あった。織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、三英傑が戦国の戦乱から天下統一を
成し遂げたこの愛知県は重要な地域であり、尾張名古屋との関わりが年表風に
わかりやすく紹介されていた。
毛筆で書かれた文書はすべて達筆で「判物」と表示されていたが、私には
ほとんど読めず添えられた解説書が頼り。世界一大きな金貨「天正大判」も目を
ひいた。
夜、めいとう・なつかシネマvol.15 「雨の朝巴里に死す」を名東文化小劇場に
観に出かけた。1954年のアメリカ映画。
上演5分前に、ここの館長さんが映画にまつわる解説や時代背景などをいつも
お話して下さるのが、楽しみで毎回チケットを事前購入している。
エリザベス・テイラーはこの時22歳とのことだが、美貌と演技もピカイチ。
第二次世界大戦後のパリの風景、BGMに流れるシャンソンも原作では味わえ
ないところが映画の魅力と思う。
先週に続き、土曜日2回にわたってあいち国際プラザ日本語教室で「防災」
についての勉強会を行った。
日本で暮らす外国の人に災害が起こったとき正しい行動が出来、地域の人をはじめ、
周りの日本人と協力して困難な状況を克服していけるようになってもらいたいとの
考えでテーマが決められた。
私が担当する学習者Tさんはフランスから日本へ来て1年に満たない。
母国でも日本でも一度も地震なるものを体験したことがないそうだ。
外国の人に実際の地震がどういうものか理解してもらうためにプロジェクターで
DVDをみてもらう。
地震にあったときどうすればよいか。初期行動を理解してもらう。
私の担当は、安全に避難するにはどうすればよいか。
自治体で地域の無料配布されているハザードマップを使って、避難所の存在を
理解し、広域避難場所と一時避難場所および避難所との違いなど勉強した。
今日はその2回目で日本赤十字社の担当者を招いて、避難所とはどんなところで、
こんな時には、こんな方法が有りますよ!と実際の便利なノウハウを教えてもらった。
①寒いときに、体を温めるために毛布を使う。利点は体をつつんだまま、動くことが
出来る。
②「ふろしき」2枚で「かばん」を作る方法。
外国人だけではなく、私達も「な~るほど!」と感心する事ばかりで大変学ぶことが
多かった。知識を生かして、とっさの時にパニックにならず行動できるよう、
「備えあれば憂いなし」の準備が必要だと痛感した。
防災の合言葉は「大事な命」「支え合い」。
岐阜県恵那市にあるテーマパーク「日本大正村」へ仲間19名とバス旅行に出かけた。
ここは、旧明智町の町起こしとして構想、立村されたそうで、初代村長は女優の
「高峰三枝子さん」が、2代目村長は「司 葉子さん」が務めていることでも有名だ。
11月初旬というのに、日中は半そででOKと思えるほどの快晴に恵まれ
絶好のウオーキング日和だった。
大正ロマン館では恵那市制10周年記念・日本大正村立村30周年ということで、
「日本洋画の父」と呼ばれる山本芳翠と弟子の郷土所蔵作品展が開催されて
いたので、入館料¥300で観て廻った。
大正琴、アコーディオン・ハーモニカ・ハープなど古い珍しい楽器と共に、
高峰三枝子さんのドレス、愛車、出演映画などの懐かしいポスターも展示さ
れていた。
その他、旧三宅邸、石畳と黒塀が大正時代の佇まいを色濃く残す大正路地、
逓信資料館など主な施設を観て廻った。
また、龍護寺に入って右側に苔むした石塔が無念の死を遂げた明智光秀公
のお墓もあった。
続いて、ガイドさんの説明により、岩村城下町を散策。
大正、昭和時代の古い看板が目を引く薬屋さんや、銘酒「女城酒」、甘酒が
試飲できる岩村醸造などがあるなだらかな坂を上る。
この地区は商家の街並みとして、国の重要伝統的建造物保存地区に選定されている
そうだ。古い街並み、当時としては超モダンだったであろう建物、美しい自然に囲まれた
この地域は真っ赤に紅葉した樹木に深まりゆく秋の静かなときを満喫させてくれた。