宇治市歴史資料館 特別展「発掘ものがたり2023」 京都府
KBS京都 より 230226
古代から人々の営みが脈々と続く宇治市の歴史を、発掘された出土品を通して振り返る特別展が宇治市で始まりました。
この特別展「発掘ものがたり」は、旧石器時代から江戸時代までの1万年にわたる出土品が展示されています。
韓式土器は、JR宇治駅近くの宇治市街遺跡で発掘されたもので、朝鮮半島から持参されたと思われる独特の形状をしています。現代の陶器の原型となった堅い須恵器は、宇治市内で、古墳時代から飛鳥時代にかけてのものが出土していて、一般的な土器より堅いため、運搬など広い用途に利用されました。
宇治市歴史資料館では「旧石器時代から茶文化へと人々の営みが絶え間なく続く宇治市の歴史に思いを馳せてほしい」と話しています。
この特別展は、4月23日までおこなわれています。