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人生の見え方が変わる!心を揺さぶるアドラーの名言15選  202407

2024-07-18 22:00:00 | 📚 豆知識・雑学

人生の見え方が変わる!心を揺さぶるアドラーの名言15選
  YOLO  より 240718  


『嫌われる勇気』で知られるオーストリア出身の精神科医、心理学者、社会理論家であるアドラー。
 アドラーは私達に、人生のあらゆることが、自分次第の気持ち一つで変わってくるということを教えてくれます。生きづらさを感じた時、人との接し方に迷った時、自分の弱さを知った時、アドラーの言葉と向き合ってみませんか?


01.
健全な人は、相手を変えようとせず自分がかわる。不健全な人は、相手を操作し、変えようとする。

02.
人生が困難なのではない。あなたが人生を困難にしているのだ。人生はきわめてシンプルである。

03.
重要なことは人が何を持って生まれたかではなく、与えられたものをどう使いこなすかである。

04.
人生には3つの課題がある。1つ目は「仕事の課題」。2つ目は「交友の課題」。3つ目は「愛の課題」である。そして後の方になるほど解決は難しくなる。「愛の課題」とは、異性とのつきあいや夫婦関係のことである。人生で一番困難な課題であるがゆえに、解決できれば深いやすらぎが訪れるだろう。

05.
自分だけでなく、仲間の利益を大切にすること。受け取るよりも多く、相手に与えること。幸福になる唯一の道である。

06.
ピンク色のレンズの眼鏡をかけている人は世界がピンク色だと勘違いをしている。
自分が眼鏡をかけていることに気づいていないのだ。

07.
楽観的であれ。過去を悔やむのではなく、未来を不安視するのでもなく、今現在の「ここ」だけを見るのだ。

08.
人は過去に縛られているわけではない。あなたの描く未来があなたを規定しているのだ。過去の原因は「解説」になっても「解決」にはならないだろう。

09.
「暗い」のではなく「優しい」のだ。「のろま」ではなく「ていねい」なのだ。「失敗ばかり」ではなく「たくさんのチャレンジをしている」のだ。

10.
もっとも重要な問いは「どこから」ではなくて「どこへ」である。

11.
できない自分を責めている限り、永遠に幸せにはなれないだろう。今の自分を認める勇気を持つ者だけが、本当に強い人間になれるのだ。

12.
「やる気がなくなった」のではない。「やる気をなくす」という決断を自分でしただけだ。「変われない」のではない。「変わらない」という決断を自分でしているだけだ。

13.
誰かが始めなければならない。他の人が協力的ではないとしても、それはあなたには関係がない。私の助言はこうだ。あなたが始めるべきだ。他の人が協力的であるかどうかなど考えることなく。

14.
「よくできたね」とほめるのではない。「ありがとう、助かったよ」と感謝を伝えるのだ。感謝される喜びを体験すれば、自ら進んで貢献を繰り返すだろう。

15.
苦しみから抜け出す方法はたった1つ。他の人を喜ばせることだ。「自分に何ができるか」を考え、それを実行すればよい。


Published by YOLO
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夏こそ行うべき血流ケア〉3つのステップ 2024/07

2024-07-18 21:48:53 | 生活編

夏バテ、夏の疲れを寄せつけないためには?薬剤師が教える〈夏こそ行うべき血流ケア〉3つのステップ
 Yogaジャーナルより 240718  小笠原まさひろ


 冷房が効いた電車の中やオフィス……。冬よりも夏のほうが「冷え」を感じやすくなってはいませんか? こういう環境下では血流も悪くなり、夏バテや疲れを招きやすくなっています。
 今や夏こそ血流を意識することが大事。女性が気になる血液の話とともに日常で実践できる血流ケアをご紹介します。

⚫︎体を流れる血液が健康と美しさの要に
 血液は私たちの体の中をただ流れているのではなく、全身の細胞や各器官に酸素や栄養、ホルモンなどを運んだり、細胞から出た老廃物を回収したりしてくれる“運び屋”です。血液の流れ(血流)が悪くなれば、必要な栄養素や酸素などが全身に行き届かず、さまざまな不調を招いてしまうことに。
 健康や美しさを保つには、十分な量の血液が、体の中をスムーズに流れていることが大切なのです。

 とくに月経のある女性の体は血液に左右されやすく、漢方では古くから「血の道症」(ちのみちしょう)という女性特有の病気があります。これは月経前症候群や更年期障害などにあたり、その原因は血液不足や循環の悪さとされています。
 月経で毎月血液を失う女性は血流が悪くなりやすい。だからこそ、日頃から血流を意識することが大切なのです。

⚫︎夏こそしっかり血流ケア
 現代の夏バテの多くは、暑い屋外と冷房が効いた室内を行き来することで、体温調節を行う自律神経が乱れることを原因としています。
 とくに、今の若い人は冷房が当たり前の環境で育っているので、暑いときに汗で熱を発散し、体温を調整する体本来の機能が未発達で、夏バテもしやすいといえます。

 室温を自分で調節できればよいのですが、通勤電車やオフィスなどではそうはいきません。
 だからこそ血流にアプローチする必要があります。血液は熱を全身に伝え、体温を調節する働きもあります。エネルギーを生み出す代謝に必要な栄養素を運んでいるのも血液。ですから、血流をよくするというのは、夏バテや疲れ対策として最低限行っておくべきことなのです。

⚫︎血流悪化を招く要因
「冷え」は血流を悪くする最大の要因。
実は、気をつけたいのが冬よりも夏です。冬は温かい服装で防備していますが、夏は薄着のうえ、冷たい飲食物を摂ってしまいがち。さらに冷房にさらされれば、体は当然冷えてしまいます。
 冷えを招く要因には次のことがあげられます。
① 冷房が効いた部屋と暑い室外の行き来
 自立神経のうち体を緊張させる交感神経が過度に優位になり、血管が収縮。この状態が続くと血流が悪くなる。

② 冷たい飲食物ばかり摂る
 暑い夏はのど越しのよい冷たい飲食物が欲しくなりますが、冷たいものは体内の温度を一気に下げるので注意が必要。

③ 薄着
 夏のファッションは素足にサンダル、ノースリーブと体を露出する傾向に。冷房が効いた部屋では一気に体が冷えてしまう。

⚫︎血流ケアの3つのステップ
▶︎STEP1.血液をつくる
 漢方では、エネルギー(気)は胃腸でつくり出されると考えられています。胃腸が弱いと「気」が不足した「気虚」(ききょ)の状態になりやすく、「気」が不足していると血液をつくり出すことができません。

 生理学的に見ても、胃腸の働きが悪いと栄養の消化・吸収がうまく行えず、血液の材料を体に取り込めません。つまり、血液を作りにくいといえます。そこで次のことを心がけましょう。

☑︎ 朝起きたら一杯の白湯
 起床時や食事の前に白湯を飲む習慣をもつとよいでしょう。白湯をのむと体が温まり、胃腸の働きもよくなります。白湯といっても厳密に考えなくでも大丈夫。沸かした湯に水を足したり、水を電子レンジで温めたりするのでもOK。要は体温よりも高い温度の物を体に入れることが大事です。

☑︎ 肉食を心がける
 タンパク質は血液の材料であり、鉄は赤血球のヘモグロビンの構成要素として重要な栄養素。この2つの栄養素を効率よく摂れるのが赤身の肉。毎月の月経で血液が失われる女性こそしっかり肉を食べましょう。健胃作用のあるハーブやスパイスを組み合わせると胃腸にもGOOD!

☑︎ 食べ物の力を活用
 漢方では食材には薬と同じように体を治す効果があると考えられています。「気虚」(ききょ/気が不足した状態)には、もち米、小麦、山芋、大豆、肉、エビがよいとされ、「血虚」(けっきょ/血が不足した状態)には、ほうれん草、人参、肉、レバー、すっぽん、クコの実、ごま、ナツメなどがよいとされています。手軽に取り入れられる物もありますね。

☑︎ 夕食は控えめが基本
 四六時中、何かを口にしているような食習慣は、胃腸に負担をかけてしまいます。とくに眠っている間はしっかりと胃腸を休ませたいもの。夕食は腹八分に抑え、寝る2~3時間前には済ませましょう。
 朝起きたときにお腹が空いているようであれば、夕食の量やタイミングに問題はありません。

☑︎ よくかんで食べる
 かむことによって、口の周りにある筋肉の咬筋(こうきん)から脳に刺激が伝わります。そして神経伝達物質のヒスタミンを出すのですが、これにより内臓脂肪が燃え、体温を上昇させることが分かっています。よくかむことは満腹中枢を刺激するので過食防止にも。ひと口入れたら30回かむことを目標に。

▶︎STEP2.血液の質をよくする
 私たちの脳や体は睡眠中に疲れをとり、細胞の修復も行っています。睡眠は心身をメンテナンスする大事な時間であり、血液の質をよくするためにも大切です。
 睡眠不足は血糖値を下げるインスリンの働きを低下させたり、脂質の分解を正常に行えなくしたりするため、血液の質を悪化させてしまいます。

 現代は、「寝つきが悪い」「眠りが浅い」など、睡眠のトラブルを抱えている人が少なくありません。私たちの体は、朝起きてから15~16時間で、睡眠ホルモンのメラトニンが分泌され、眠気が訪れるようになっています。
 ですから、起床時間を一定にして体内時計を整え、同じリズムでメラトニンを分泌させることが、夜にしっかりと眠るコツ。さらに起床後は朝日を浴びることも忘れずに。24時間よりも少し長くなっている体内時計のリセットに欠かせません。

 スムーズな入眠には、体を温めておくことも大切です。それには入浴が一番おすすめ。
 大事なのはお湯の温度です。湯温は40℃を超すと自律神経のうち、交感神経が優位になるため、神経が高ぶってしまい、すぐに寝つくことができません。
 けれども、40℃以下であれば副交感神経が優位になるので体がリラックス。さらに疲労因子が増えて体がぐったりと疲れるため、入眠もスムーズです。

 全身浴にするのも大事なポイントです。全身に水圧がかかり、心臓に戻る血液が増えることで心臓から出ていく血液も増え、その結果、血流がよくなるのです。快眠のために、つぎのことも心がけましょう。

☑︎ 室温は28℃を目安に
 寝るときの室温は暑すぎず、冷房で冷やし過ぎない程度の温度がよく、目安は28℃。
 夏の夜は少し汗をかくくらいが体のためにもよいです。湿度が高いと寝苦しいので、除湿機能を活用するのもよいでしょう。
 部屋の空気を循環させるために、冷房とともに扇風機を活用するのも一案です。

☑︎ お腹はしっかり温める
 胃腸のあるお腹周りは一年中冷やしたくないパーツ。夏でも使える薄手の腹巻を着用するなどし、寝ている間も冷えないように気をつけましょう。素材は吸放質性の高いシルクがおすすめです。
 また、大きな筋肉のある太ももや二の腕は血流が豊富な部位なので露出しないようにしましょう。

☑︎ 0時までに寝よう
 東洋医学では、22~2時は体の細胞が修復される時間と考えられています。
 生理学的には、胃腸などの消化管は睡眠中に活発になることから、肝臓では代謝が進み、タンパク質の合成・分解が活発に行われています。血液をつくるためにも0時までには寝るのが理想です。

▶︎STEP3.血液を巡らせる
 血流をよくする最後の要となるのは、筋肉。筋肉を動かすことで血流は促進されます。
 なかでも、下半身には全身の筋肉の半分以上が集まっているので、下半身を使った運動を行うのがポイントです。

 運動はしたいけど、毎日忙しいからなかなか難しい……。そんな方には、日常生活の中でちょっと嫌なことをしてみましょう。
 例えば、電車では座らずに立つ。これだけでエネルギー消費量は20%ほど多くなります。エスカレーターではなく階段を使う、歩くときは大股早歩きに。

 また、椅子に座るときは両ひざをしっかりつけるようにすれば内転筋のトレーニングになります。運動をこう考えていけば、時間がないからできないとはなりませんね。
 加齢とともに減りがちな筋肉をキープするためにも、運動はぜひ習慣化していきましょう。次のことも、とりいれるとよいでしょう。

☑︎ 家事をしながら運動しよう
 洗濯物を干すとき、1枚1枚干すたびにスクワットをしてみてはいかがでしょう。10枚干せばスクワット10回、立派な運動になります。洗い物をしたり、歯磨きをしたりするときはつま先立ち。
 これで脚の筋肉が鍛えられます。日々の家事の中にゲーム感覚で運動を取り入れてみてください。

☑︎ 腹式呼吸でリラックス
 ストレスや緊張の多い人は自律神経の乱れから血流が悪くなっていることも。
 腹式呼吸は自ら自律神経を整えられる貴重な手段です。息を吸うときは鼻からで、お腹を膨らませるようにします。吐くときはお腹をへこませながら口から吐いていきます。吐く時間を、吸うときの倍にするのがポイントです。

⚫︎まとめ
 現代では、冷房の影響などにより、寒い冬だけでなく夏でも血流ケアが必要です。
 血流の改善のポイントは、まずは、胃腸の働きをよくすること。食事で摂った栄養を胃腸でしっかり消化・吸収できなければ、血液の材料をカラダに取り込むことができません。

 次に、血液の質をよくすること。血液はただ量を増やせばよいのではなく、質も問われます。中性脂肪などの脂質の多い血液はNG。また、血液の質をよくするには、十分な睡眠が欠かせません。

 血液の量と質が備わったら、あとはスムーズに巡らせましょう。そのポイントのひとつが筋肉を動かすこと。とくに大きな筋肉がある下半身を使った運動がおすすめです。

 このように血流を改善させるためには、「血液をつくる」
「血液の質をよくする」
「血液を巡らせる」
の3つのステップが大切です。できることから、少しずつでも取り入れてみてください。


▶︎小笠原まさひろ
東京薬科大学大学院 博士課程修了(薬剤師・薬学博士)理化学研究所、
城西大学薬学部、大手製薬会社、朝日カルチャーセンターなどで勤務した後、医療分野専門の「医療ライター」として活動。ライター歴9年。
病気や疾患の解説、予防・治療法、健康の維持増進、医薬品(医療用・OTC、栄養、漢方(中医学)、薬機法関連、先端医療など幅広く記事を執筆。専門的な内容でも一般の人に分かりやすく、役に立つ医療情報を生活者目線で提供することをモットーにしており、“いつもあなたの健康のそばにいる” そんな薬剤師でありたいと考えている。
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夏バテで老化が加速?疲れをためない・長引かせない体をつくる夏の養生法 202407

2024-07-18 21:25:00 | 生活編

夏バテで老化が加速?疲れをためない・長引かせない体をつくる夏の養生法
  ハルメク365編集部 より 240718  


 蒸し暑い日本の夏は過酷そのもの。夏本番になると「体がだるい」「食欲がない」といった夏バテの症状に悩まされる人が増えます。そこで取り入れたいのが、食事で健康を維持する「食養生」。
 夏バテを防ぐ食事について、国際薬膳師の岡尾さんに伺います。
教えてくれたのは……岡尾知子(おかお・ともこ)さん
ーー鍼灸師、国際中医師、国際薬膳師。雑誌、新聞、WEBなどで健康に関する情報発信を積極的に行っている。本草薬膳学院講師、つぼみ堂はりきゅう院院長、ロータス薬膳教室主宰。著書に『はじめての薬膳生活』『野菜の事典と薬膳レシピ』(ともに法研)がある。


⚫︎東洋医学の視点で見る夏バテとは?
 暑さにプラスして、ジメジメとした湿気も襲ってくる日本の夏。国際薬膳師の岡尾さんによると、こうした蒸し暑さで最もダメージを受けるのは、消化機能と血液など水分のめぐりだそうです。
「東洋医学では、暑さの邪気(暑邪)が体に侵入すると、血液循環にかかわる五臓の心(しん)がやられ、多汗、不眠、脱水などの症状が出ると考えられています。

 一方で、湿気の邪気(湿邪)が侵入すると、消化機能を司る五臓の脾(ひ)、つまり胃腸が消耗します。脾(ひ)は水分代謝とも深くかかわっているので、ここが消耗すると水分代謝も悪くなり、食欲不振、下痢、体の重だるさ、やる気が出ないといった、いわゆる夏バテの症状が起こります」(岡尾さん)

 そしてこれらの症状は,それぞれが複雑に絡み合って夏バテをより深刻化させていきます。
「食欲不振からエネルギー不足になって疲れが慢性化したり、寝苦しさによる睡眠不足から疲れが回復しなくなったり……。夏バテは連鎖するものと心得て、早めのケアを意識してほしいですね」(岡尾さん)

⚫︎夏バテを放置すると老化が加速する!?
 夏バテは、秋になったら自然に回復するわけではなく、放っておくと秋以降の体調不良にもつながります。また、夏バテを放置すると、老化が加速する原因にもなるのだとか。

「東洋医学で体は、気(生命活動のエネルギー源)・血(血液)・津液(しんえき、血液以外の液体)の3つの要素で構成されると考えられています。夏バテは、この3つすべてが消耗した状態。中でも問題なのは、気が虚弱になることです。

 気には、元気や気力といったエネルギーを生み出す、体温を保持する、体を病気から守る、代謝を促すといった作用があります。気が弱ったまま放置すると、疲れやすさややる気が出ないといった症状が秋以降も続き、カゼをひきやすいなどの不調も起こりやすくなります」(岡尾さん)
 また、夏はたくさんの汗をかくことから、体の潤い成分である血・津液の両方が少なくなって、体内が水分不足になりやすいのだとか。

「血と津液が枯渇したまま秋、冬を迎えると、肌や髪が乾燥し、小じわや髪のパサつきといった悩みが深刻化します。さらに、気の不足によって新陳代謝も衰えますから、夏バテを放置すると一気に老化が進むリスクが高まると言っていいでしょう。特に、加齢による変化を実感している年代の方は要注意です」(岡尾さん)

 健康のためにも美容のためにも、起こさない、長引かせないを意識したい夏バテ。そこで取り入れたいのが、食事で体のバランスを整える「食養生」です。

 東洋医学に「医食同源」という言葉があるように、毎日の食事は、疲れやすい夏の体を整えるためにとても重要。岡尾さんに、夏バテ予防のために取り入れたい食べ物や食事法について教えてもらいます。

⚫︎今日から実践!夏の食養生
 岡尾さんによると、夏バテ予防で取り入れたいのは「脾胃(消化機能)の働きを助ける」「お腹を温める」「水はけをよくする」「血や津液を補う」「体の熱を取り除く」という作用を持った食べ物です。

■脾胃(消化機能)の働きを助ける食べ物
 脾胃(消化機能)の働きを助けることで、エネルギーである気を補うことができます。

【脾胃(消化機能)の働きを助ける食べ物】
米、キャベツ、ブロッコリー、かぼちゃ、いも類、きのこ類、鶏肉、牛肉、サバ、いわし、かつお、はちみつ、ローヤルゼリーなど

 中でも、夏バテ予防におすすめなのは山芋です。漢方では「山薬」という生薬で使われていて、気と潤いを一緒に補えるという特徴があり、老化防止にも一役買ってくれます。
「すりおろしてとろろにして食べるのはもちろん、加熱してもおいしいので味噌汁やスープに入れたり、肉じゃがやポテトサラダを作るときにじゃがいもの代わりに使うのもおすすめです」(岡尾さん)

■お腹を温める食べ物
 消化器官などを温める食べ物は、冷房や冷たいものの取り過ぎによる冷えを防ぐと同時に、お腹を温めて胃腸の働きを助けます。

【お腹を温める食べ物】
唐辛子、ニラ、シナモン、しょうが、こしょう、山椒、鮭、アジ、黒砂糖など

 七味唐辛子や山椒は、味噌汁やそばのトッピングに使えば手軽に取り入れられます。シナモンも、コーヒーや紅茶、トーストなどに振りかけて使えますよ。

■水はけをよくする食べ物
 体に停滞した余分な水分を排出する働きのある食材は、体の水はけをよくしてむくみを防ぎ、重だるい症状の緩和につながります。

【水はけをよくする食べ物】
とうもろこし、黒豆、そら豆、枝豆、冬瓜、ハト麦、レタス、はまぐり、豆乳など

「夏バテ予防で特におすすめなのは、ホットの黒豆茶です。黒豆茶は利尿作用がある他、血を補い、血のめぐりをよくするとされていますから、むくみ予防や乾燥対策、血行不良の改善にも役立ちます。温かい黒豆茶を食後に飲むのを習慣にするのもいいですね」(岡尾さん)

■血や津液を補う食べ物
 体の潤い成分である血と津液を補う食べ物は、汗で失われた水分を補給し、乾燥を防ぐ働きがあります。

【血や津液を補う食べ物】
にんじん、ほうれん草、小松菜、ぶどう、ピーナッツ、ごま、豚肉、卵、乳製品、はちみつなど

 中でもごまは、ちょい足しでも使えるので取り入れやすい食材です。硬い殻に包まれているので、すりごま、練りごまで取るのがポイント。また、中医学の世界で生薬に分類されているはちみつも、体の潤いを補う効果が高いおすすめ食材なのだそう。

「夏場なら、スライスしたレモンにはちみつをかけた『はちみつレモン』で取り入れてみては? 漢方には『酸甘化陰(さんかんかいん)』という言葉があり、酸っぱい味と甘い味が合わさると潤いに変わるとされています。レモンの酸味は、汗のかき過ぎを抑える働きも期待できますよ」(岡尾さん)

■体の熱を取り除く食べ物
 夏野菜など、熱を冷ます作用のある食べ物は暑気払いに役立ちます。

【体の熱を取り除く食べ物】
トマト、なす、セロリ、スイカ、きゅうり、ゴーヤ、メロン、豆腐、緑茶など

 特に、スイカ、きゅうり、ゴーヤなどの瓜類は利尿作用もあるので、暑さと湿気の両方の対策に役立ちます。ゴーヤのように苦みのある食材は、熱を冷ます作用がより高いそうです。

▶︎夏バテ予防のために控えたい食べ物
 夏バテ予防につながる食事では、できるだけ控えたいものもあります。それが、「冷たいもの」と「甘いもの」。

「暑いからと冷たいそうめんやうどんで食事をすませたり、冷えた麦茶やジュースを飲む生活が続くと、胃腸が冷えて消化不良を起こしやすくなります。

 また、東洋医学では甘いものを取り過ぎると脾が消耗するとされています。冷たくて甘いアイスクリームを毎日食べたりすると胃腸がさらに弱ってしまいますから、食べ過ぎには注意しましょう」(岡尾さん)

 冷たいものを食べた後はホットの黒豆茶を飲んだり、甘いものを食べたいときははちみつをうまく使うなど、ちょっとした工夫でも体の負担が軽減されます。いつもの食事を少し見直して、疲れやすい夏の体を労わっていきましょう。

⚫︎夏バテ症状には薄味で温かい食べ物を
 最後に,夏バテの症状が出てしまってつらいときの食事法についても教えてもらいました。


夏バテでしんどいときの食事で意識したいのは次の2つです。

■消化のよいものを食べる
「温かいおかゆやスープなど、消化の負担が少ないものを食べるようにしましょう。味付けはなるべく薄味に。脂っこいものは胃腸に負担をかけるので控えます。
 食欲がないときは、肉類より野菜の方が食べやすいはずなので、スープに使う具材も野菜を中心にするといいですね」(岡尾さん)

■ビタミンB1が豊富な食べ物を
「夏バテの主な原因の一つに、そうめんやうどんといった糖質中心の食事による栄養不足があります。こうしたときに不足するのは、糖質の代謝に必要なビタミンB1。ビタミンB1は玄米、大豆、豚肉などに多く含まれています。
 豚肉も脂の少ない部位であれば消化の負担が少ないので、無理のない範囲で取り入れていくと体力回復の助けになります」(岡尾さん)

 なお、夏バテでしんどいときは、おかゆやスープなどのレトルト食品を利用するのも一つの手。
「夏バテしてしまうと、料理をするのも億劫になると思います。こういうときは、まずは休養や睡眠を取ることが先決。手軽に食べられるおかゆやスープ、味噌汁などのレトルト食品もうまく活用して、体を休める時間をしっかりと取りましょう」(岡尾さん)

 季節に合った食養生は、健康な体づくりを助けてくれます。過酷な夏を乗り切るために、毎日の食事から疲れ知らずの体を目指していきましょう!
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佐野史郎、特撮オタクとして新作特撮映画に歓喜 スーツアクトの『ゴジラ』新作も期待「夢は広がります」 202407

2024-07-18 20:28:00 | 📺 映画・TV ・スカパー視聴

佐野史郎、特撮オタクとして新作特撮映画に歓喜 スーツアクトの『ゴジラ』新作も期待「夢は広がります」
  佐野史郎 (C)ORICON NewS inc  より 240718


 俳優の佐野史郎が18日、都内で行われた映画『映画『カミノフデ ~怪獣たちのいる島~』公式サイト』(26日公開)の完成披露上映会に参加した。

 「ゴジラ」シリーズや「大怪獣ガメラ」、「仮面ライダー」などの造形を手がけ、怪獣造形の礎を作ったと言われているレジェンド、村瀬継蔵が88歳になって初めて総監督を務めた映画。村瀬総監督が1970年代に香港のショウ・ブラザーズに依頼され書き留めたプロットをもとにしたオリジナルファンタジー作品で、『仮面ライダー』以降の“変身ブーム”を支えた高橋章や『ゴジラ』平成VSシリーズの西川伸司ら、村瀬と同時代を生きた屈指のクリエイターたちが集結。
 着ぐるみ・ミニチュアによるアナログ特撮撮影と、最新鋭のカメラとレンズ効果や合成技術を用いることによって、CGとは異なる味わい深い世界観をつくり上げた。

 特撮好きとして知られる佐野は特殊美術造形家・時宮健三役で出演。
「村瀬監督との付き合いというのは、これまでそんなにあるわけではなかったんですけれども、僕も皆さんご承知の通りのオタクです(笑)。本当に好きな世界なので、まずはファンとして新しい怪獣映画ができるということ自体がうれしかったですし、そこにお声がけいただいて、しかも監督の分身とも言うべき役柄ですから、これは責任重大だなと思っておりました」とオファーを振り返った。

 そして「これまで少なからず特撮作品に若い頃から出ていた。
俳優部で本編の撮影は、もちろん一生懸命取り組むけど、撮影終わった後に、例えば『ゴジラミレニアム』とか、『GMK』(『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』)とかの頃は、まだプールがあって。
 どうしても(本編の撮影が)終わると見学に行っちゃうんですよね」と照れながらオタクの本能が出てしまったことを回顧。「俳優部で撮影してる時間より見学してた時間が長かったんじゃないかっていうぐらい、ずっと見ていて。造形を作っている工房はわからないけれども、実際にどう撮影してるのかっていうのはよく見てましたし、いかに大変かっていうことも肌で感じていました。
 責任の重大さと共に感じていたリアリティは、なんとか気配が出ればなと思いながら務めていました」と撮影を懐かしんだ。

 最後は、アナログならではの特撮の魅力も力説。村瀬監督が健在であることも本作で確認した佐野は「この先、『マタンゴ』のリメイクとか、スーツアクトの『ゴジラ』の新作とか、夢は広がりますな」と話し、会場に集まった特撮ファンから大いに喝采を浴びていた。

 イベントには、鈴木梨央、楢原嵩琉、釈由美子、佐藤大介プロデューサー兼特撮監督も参加した。
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🚶…駐屯地&京大外周…百均…> 240718

2024-07-18 19:34:00 | 🚶 歩く
 黄檗百均へ薄雲りの晴れ強風心地よく陽射しの暑さ和らぐを…百均で色々物色し色々と…しかし相変わらずの多品種、面白く。
 京大外周南沿の水田付近風心地よく青々と稲育つ、蜻蛉舞う。

🚶…右岸堤防道…隠元橋東詰…駐屯地外周(北西端…北沿…北東端…正面口)…黄檗駅北踏切…京都宇治線…ダイソー黄檗🛒…平野踏切…京大外周(東沿…南東部…南沿…)…駐屯地外周(南沿…南西端)…右岸堤防道…戰川沿…💈…>
🚶11891歩2kg

🌤️隠元橋35℃強風心地よく陽射し熱射和らぐ

















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