LSD

InlineSkate and FC GIFU and Run

インラインを知ってもらうためには

2005年09月07日 | インポート
bouts1
日本のインライン(ローラースケート)人口を最近調べていないのであるが、おそらく経験者でいけば300万人はいくでしょう。でもこのうち、本当のインラインを体験した人が何人いるかといえば、100万人にも満たないと思われます。
「本当のインライン」って何かと言えば・・道具の問題ですね。
おそらくどの家庭にも子どもさんがみえれば「インラインスケート」は倉庫の片隅に必ずと言って良いくらい眠っています。
いわゆる、ホームセンターやトイショップなどで売られている・・まベアリングがABEC規格で無いタイプ・・ほとんど回らない物ですね。一度は、そんな偽物(ゴメンなさい)を買ってしまい「滑らないや・・面白くない」ということで、倉庫の片隅に追いやられるわけです。
このような体験をした人たちにしてみれば「インラインって所詮、遊び。何が面白いの」ということになるわけです。
この道具の問題(悪いイメージ)が、日本のインラインスケート普及に障害・・・もしかしたら一番かも・・・になっているような気がします。
これをどうしたら解決できるかと言えば、先日も開催した「試乗会」を開催して、まずは本物のスケートを履いてもらうというのが手っ取り早いのですが、試乗会に使えるようなブーツはどこにでも大量に用意できるものではありません。
幸い長良川カップ実行委員会所有のブーツが100足程度あることからGIAではそれを借用し講習会や試乗会を開催していますが、本物のブーツを初めて履いた人の感想は間違いなくいつも「こんなに楽しいの」なのです。
スタッフのマンパワーの問題、日程的問題はありますが、可能な限り依頼があれば日本全国ブーツを持って出かけていきたいと思っています。・・・自治体などからの要請が一番動きやすいです。
スタッフ数名の交通費や運搬費などの最低限の経費は必要ですが、ブーツを大量に用意して試乗会や講習会が開催できるのは、岐阜市とGIAの協力体制が取れている岐阜の環境があるからこそだと思っています。
今年は日程的に難しいかも知れませんが、来年度などご希望ありましたら是非連絡をお願いします。