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長良川フルマラソンその4

2005年12月17日 | インラインスケート
女子エキスパートは5人のエントリーとなった。
愛知の伊藤選手は、日頃はバイク練習を取り入れ(というか、逆かもですが・・)ここ数年着実に力をつけてきている。
山下選手は、力はあるものの、練習不足。
この二人の争いかと思われたが・・
結果は、伊藤選手が男子パックを上手く利用しつつも積極的なレースを行い、1時間38分16秒で独走の優勝をさらった。
2位には、何とシニアの北村選手が制限時間ぎりぎりながら入ってきた。今年のウルトラ130での完走以来、実力と自信がついてきた・・そんな感じである。スピードはないが、着実に距離を刻んでいく・・シニアの滑り(笑)
山下選手は、3位に入賞したものの、やはり練習不足であった。彼女の力からすればもう少し速いタイムが出せるはずである。
果敢にエキスパートクラスに挑戦した椿井選手は、残念ながら制限時間でのオミットとなったが、この大会での挑戦は来春にきっとつながると思います。

全国的にどの大会も女性のエントリーが少ないというのが課題となっているが、GIAにしてもしかりである。
しかし、幻となった長良川カップでは20名を超えるエントリーがあったわけであり、単に「少ない」だけではない、大会の魅力も大きく影響しているということで、・・考えなければならない。
考えなければならないのが、フルマラソンレースの運営である。今回はとにかく周回数カウントに相当手こずってしまった。
これは、スタッフ数を増やすことにより解決できるとは思うが、困難さは周回コースでのレースでの宿命である。
チップでの計測を導入すれば、さらに容易となるわけであるが、チップを導入したとしても、人間の目による補足計測は必要であるから、同じであるし・・・来年度は「いかに周回数をカウントするか」が最大の課題となる。
それと、「周回遅れによるオミットは行わない」ということはこれからも続けていきたいと思うのであるが、ちょっと困ったことが発生した。周回カウントにも関係してくるのだが、先頭パックに周回遅れの選手が入ってきてしまうということである。レースであるから、それもレースかもしれないが、やはり周回遅れの選手が先頭パックに入ってしまうことは、レース展開の面から行っても、あまり好ましいことではないというのが僕の思いである。意図的にレースを壊そうと思えば、できてしまうわけで・・くどいですがそれもレースなんだけど・・やはり、よくない。
来年度は、この点をどうするか考えなければならない。
GIA初のマラソンレースは、皆さんにご迷惑かけながらも、何とか終了することができた。
来年度は時期的な問題等も含め、ウルトラスケートとの関係をどうするか・・・・チャレンジクラスはウルトラ(フル、50、100、140)に吸収して、12月はフルマラソンレースのみとしてしまうということもどうだろうか・・その方が大会の位置づけとしてはより明確となりそうだ。
いずれにしても、市民スケーターのためのフルマラソンレースは絶対に必要であると思う。