伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

介護を通して見神できます

2011-12-30 11:05:10 | 再検証シリーズ

「性別を超えた人」(2010-11-20 http://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/e/53de200d19b259501911efccd5b03aff

老人介護の報道をTVで見ました。取材された家庭は、80歳を超える方が、認知症で動けない高齢女性を一人で面倒を見られている家庭でした。
介護をしている老人は、女性の世話をしていて背骨を疲労骨折されていました。だから上半身だけが、不自然なほど折れ曲がっていました。
普通ならば、介護をしている本人が入院、もしくは介護をされていても当然な感じに見えました。しかし、その介護人は料理を自分で作り、一口ずつ女性の口に運んでおられました。
老人が老人を介護する老老介護の典型でした。いや、怪我をしている老人が、認知症の老人の世話をするという深刻な介護でした。
介護人は、女性が叫ぶ意味不明な言葉にも、優しく丁寧に一つ一つ返答されていました。

その様子を見ていて、私には介護をする人の性別が分かりませんでした。どうしても性別を超えた観音様に見えたのでした。薄く輝く金色の霊体にしか見えなかったのです。私の家族にその方の性別を聞きましても、意見が分かれました。
まさに生きながらにして、人間が中性に向かう見本のような人でした。
その心境に至るには、どのような宗教的な修行者も敵わないでしょう。間違った信仰をすれば、蛇のような生々しい黒い光しか出せません。その性別が増々いやらしく強調されるのです。

人間は、どんな道を選択しても、その中で懸命に自分の良心を発露させることが出来れば、神様の元へと至るのです。
あの介護人は、施設に認知症の老人を安易に預けることを不びんに思い、自分が出来る最大を尽くして死んで行く「覚悟」をしていると感じました。
TVを見ていても、決して暗さを感じさせませんでした。
高齢であることも含めて、既に「性」老病死の苦悩を超えた心境を見させて頂きました。

地球上での人間は、生まれ出る環境は全員がバラバラであり、不公平感を思わせるかも知れませんが、霊的な意味では真に完全なる平等なのです。神様の為さる神技には、間違いはありません。
自分の行為と思いを、時間と人生を挟んだ後に反映して受け取っているだけなのです。
だから、生きている間は、絶対にあきらめては生けません。正しく生きれば、正しく「いつか」それを自分が受け取ります。
生きている短い間ぐらいは、縁ある多くの先祖を始めとする霊を慰め、縁ある生きる人を出来る範囲で助けたいものです。
いつか、自分自身が助けられ、癒されます。
人間が死ぬということは、生まれ出た国も人種も生活も超えた、完全に平等な区切りなのです。
この区切りを明るく超えて行くには、この言葉で普段から「生きる」ことです。それが、

生かして頂いて ありがとう御座位ます

(感想)
介護を行う人には、行動力・愛情力・忍耐力という総合的な人間力が必要です。
だから今も介護を、たとえ仕事であれ身内であれ行っている人は、最高の修行をしています。ただし、自分がイヤイヤしていればダメです。
人への介護を真剣に良心に沿って行っていけば、それはどんな宗教的な修行にも勝ります。
実際に昭和時代には、他人や家族への介護経験を持つ教祖や霊能力者は多かったです。

他人への介護をすることを通じて、愛情力や慈悲の意識が高まりますと、観音力(かんのんりき)とも呼べる霊的磁気が体内で高まります。自分が意識をしなくても、心に居られる内在神から授かるのです。
人が人を介護する、助けるとは、その人の内在神をも助ける尊い行為なのです。
これは逆に言えば、自分の内在神を発露させるには、とても良い求道の方法に介護は成り得ます。

近年では動物セラピーと言いまして、病人に動物を触らせますと、その患者の脈拍や脳波が安定することが言われています。
私としては、患者の免疫力低下を考慮すれば、動物との接触はお勧め出来ませんが、人間との接触は非常に大切です。何よりの薬かも知れません。

さらに考えますと、ウツ病の人間が他人への介護をすることが出来れば、ウツの進行が止まるか改善すると思います。植物や動物を育てることが、ウツ病には有効なのと同じ道理です。
だから、最初は植物から始めて、それが継続できれば小動物→人間へとお世話をすることが良いかも知れません。
自分のウツ病を抑えて、給与も得られる可能性を持ちます。

霊的には、他人を介護する人間は、自分自身を救っていることに成るのが霊的真理です。
家族を加護する人は、見えない陰では金運や健康運・災難の昇華・・・など色んなことで助けられているのが実際です。
有名なマザー・テレサも、他人への介護を通して自分の過去生の垢を昇華させ、今生で見神(けんしん:神を見る。神を自覚する。)するに至っています。逆に言えば、彼女が見神するには、多くの病人が必要だったとも言えるのです。

この世には一切のムダが在りません。
ましてや自分がした行為は、善も悪も含めて全てが「生きる」のです。
他人が見ていなくても関係ないのです。すべてを自分の心の内在神(良心・良神)が観ています。
これは、完全なる公平なことなのです。

生かして頂いて ありがとう御座位ます

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