恐るべし、神界の言葉（言霊）

（読者）

日本語は不思議ですね。「降伏」と入力しようとして「幸福」が出てきました。

（感想）
降伏・・・・敵に服従すること。抵抗を止めること。

幸福・・・・満ち足りていること。不平や不満がなく、楽しいこと。

日本語では、この２つの真逆の意味の言葉の読み方が、同じ「こうふく」な訳です。
このようなことが、日本語の言霊（ことだま）には多々あります。
日本語を一生懸命に「単語」で覚えている外国人の方にとって、「こうふく」という発音が会話に混ざりますと、どちらの意味に理解するのでしょうか？

日本人が、「それはコウフクなことだね」
と外国人に話し掛けますと、
外国人の方には、
「それは、服従することだね」
「それは、幸運なことだね」
という真逆などちらかの解釈をしている可能性があります。

でも、日本語の凄いところは、霊的な視点では、霊的な意味では、どちらも正しいのです。
ものごとの「本質を突いている」のです。
降伏＝幸福
と、霊的には完全に言えます。

逆に言えば分かりやすいです。
降伏しないこと＝幸福では無い。と言えます。
何かの無理をしています。自然では無いのです。辛いのです。

私たちは、日常生活の中で辛いことや苦しいことが起こり得ます。
私が良く思いますことは、
「それも仕方がない」
と考えることです。ある意味では、降伏するのです。
でも、これは自分の逃げる心やあきらめでは無いのです。
逆に武士のような潔（いさぎよ）さと、思い切り、怖いほどの真剣さ、自分の命懸けを秘めた「仕方がない」なのです。

そして、「自分（自我）が降伏した時、本性（内在神）が出て来るのです」。
自分の本性（良心・内在神）が出て来た時に、逆に思い切った「行動」が出るのです。
降伏しても、そのままでは無いのです。自分の自我が降参する、降伏した時、自分の本当の力が発揮されやすくなるのです。
自分の良心が判断すれば、降伏・降参した後に、物事が正される現象が霊的に働きます。

以上の話を簡単に言いますと、
自分が嫌な他人に腹を立てている間は、その人に負けます。
相手に降伏・降参していないからです。自分の自我が相手に抵抗しています。
これを、
＊　「これも仕方がない」と思うこと。
＊　心中で相手に、「良かったね」「祝福してあげる」という気持ちで冷静に見ること。

自分の自我（ワレヨシな気持ち・自己優先の思い）を降参・降伏させて、
＊　「相手を許した時」
＊　「相手を祝福した時」「相手を祝ってあげる気持ちを持つ時」

その相手は、霊的には負け出します。運気が変わります。潮目が変わるのです。
日本語の「祝い」（いわい）は、呪詛の「呪」という漢字とカミ一重ですね。
相手を祝うことで、もし相手に間違いが有れば、「神様に正される」という霊的仕組みが古来から有るのです。

だから、他人に降伏・降参することも、決して悪いことではありません。その後があるのです、笑。
とにかく日本語は恐るべし、神界の言葉です。
日本語の、ア・マ・テ・ラ・ス・オ・ホ・ミ・カ・ミの母音は、宇宙に今も鳴り響いています。
古代のインドの聖者は、この宇宙の発音を聞いて、色々なマントラ（聖句）に部分的に流用・変化させています。オーム、などはまさに天照太御神の「アーマ」から派生しています。
元は、日本語だったのです。

話は変わりますが、テレビでUFOを呼ぶと自称するオジサンも、宇宙人は日本語を話していたと真剣に発言していました、笑。
でも、これと同じことを、イギリス軍の元幹部が発言しています。事実は小説よりも奇なり 、です。

以上の話は、犯罪や戦争などの極端な事例に無理に当てはめないでください。あくまでも、私たちの日常生活での心得・考え方の１つです。
どんな相手も祝ってあげましょう。祝福してあげましょう。
正しいことは、更に幸福に成ることでしょう。正されることでしょう。



＊　８月２３日・２４日。防災意識で静観です。

生かして頂いて　ありがとう御座位ます

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