転生と憑依の区別が大切

外国で発見された、輪廻転生（りんねてんしょう：生まれ変わり）の事例として興味深いニュースを見ました。

（内容）
3歳になった男の子が、父親の友人と会いました。その初対面の時に男子は、父親の友人に向かって、
＊　その友人男性が、昔にヘビを殺したこと。
＊　その状況は、洞窟の中で、その友人が連れていた二匹の飼い犬がヘビを見つけて騒いだ時に、友人男性がそのヘビを殺したこと。

＊　友人男性は、男子の父親にもヘビの肉を与えて、二人でヘビを食べたこと。
＊　ヘビは、友人男性に殺される時に、男性の肩に噛み付いて噛み痕を残したこと。
＊　その後に、ヘビの肉を食べた父親のもとに、男子として自分が生まれたこと。

このような内容の話を、３歳の男子が父親とその友人男性に向かって話したのでした。
父親と友人男性は、忘れていた遠い昔の記憶を思い出して、友人の肩を確認しますと、ヘビに噛まれた痕跡が今でも残っていたそうです。

この話の更に不思議なことは、
＊　男子が生まれた直後のしばらくの期間、男子の下半身の一部の皮膚がまさに大蛇のようなウロコ状態にアトピーか何かで変化していたそうです。

そして男子が言うには、男性友人と面会した時に、自分がヘビだった時代を思い出して辛かったが、今では人間に生まれる縁を作ってくれたので感謝をしている旨を語ったそうです。なぜならば、

＊　自分がヘビだった頃は、非常に辛くて惨めで退屈な生活だった。
＊　人間に殺された縁で、その反射により人間に生まれ出るチャンスが与えられた。

という霊界の仕組みをも示唆する発言を幼児がしたそうです。
（参考記事：http://goo.gl/wuDKbe）

（感想）
この話が作り話だとしても、霊界の真相に合う点が一部に有りますので取り上げました。
特に重要であり、誤解を受け易い点が、
「＊　人間に殺された縁で、その反射により人間に生まれ出るチャンスが与えられた」

これの解釈を間違いますと、
では、どんどん動物を殺して上げれば良いのでは？
と成ってしまいます。しかし、そういう単純な仕組みでは無いのです。
動物をどんどん殺せば、未来にはその反射で人間がどんどん殺される縁が必ず生じます。

この説明が非常に難しく、どの視点で言うかにより、真逆に成ってしまいます。
しかし、これはチベット密教でも同様な説明がされている法則です。
これを悪用した真逆の解釈をしたのが、日本に発生した狂気の集団によるサリン事件でした。
これは完全に間違った「自己都合の」解釈をして、チベット密教を悪用しています。

霊界では、
＊　必ず相手の立場を、自分が未来に経験することに成る。
＊　自分がしたことは、違う形に変化してでも、未来の自分が償うことに必ず成る。
このような法則が、転生（生まれ変わり）をまたいでも絶対的に貫徹しています。
まさに重力に逆らえないように、「そのように成る」のです。

ただし、これは運命ではありません。なぜならば、新たな善行という違う因子により、反射の法則は上書き修正が常にされている・ingだからです。
だから今の生活が非常に重要であり、全てなのです。過去も未来も関係ありません。

因果の法則からも、未来は白紙であり、常に「絶対変化」をしています。
釈尊も、すべては絶えず必ず変化をしており、神でさえもそれを止められない、と発言しています。
だからこそ、今の努力が必要であり、重要であり、すべてにムダは無いのです。

ところで、この話には、再転生する期間が短いなどの疑問点が有ります。
動物から人間への転生にも疑問が有ります。
動物は神様の元に直ぐに帰る存在であり、個性を残して再転生する意味が有ると思いません。

しかし、これを殺されたヘビの怨念による「憑依」と考えますと、すべての辻褄が合うと感じます。
幼児に強く憑依することにより、人間の生活を楽しむと言うことです。

おそらく、ヘビを供養してヘビの怨念が満足すれば、幼児からは上記の記憶が一切消え去ることでしょう。また、
＊　むやみに動物を殺しては生けない、という教訓でもあります。

これに近いことは、多くの人びとに起こっています。
転生と称するものには、憑依も有る可能性を知って置いてください。


※　午後から防災意識で静観を。

生かして頂いて　ありがとう御座位ます

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