死ぬ時期は、神様にお任せの聖域

（読者）

死ぬ時期でさえ自分で制御できない人間は、生かされているとしか言えないです～。
自分も含め、大自然も生かされている。
全ての全てが生かし生かされている。
無力ゆえ、神におまかせの心境に成っていくようです。

この傲慢な私が・・・負けると悔しくて眠れないこともよくあった。
でも、真理を学べば学ぶほど、無力さを感じる不思議かな。

（感想）
＊　人間は死ぬ時を、自分で選べない存在だ。完全なお任せだ。
考えて観ますと、
「人間が死ぬ時間は天にお任せ」
「人の死とは、自分のものでは無くて、神のものだった」
「死とは、崇高な神の聖域」

とまさに言えます。でも、多くの人は、自分の死は自分で決められる権利が有ると思いがちですが、これはやはり人間の思いあがりだと感じます。
人間は、人の死、自他の死を決めては生けないのです。
だから、殺人、自殺、・・・・・という不幸な死は神罰に成ります。

とくに自殺は、内在神を殺すという大罪であるのは、その魂の死後の様相を視ても間違いが無いです。まさに自殺した動機の苦悩・苦渋が、そのまま凍結して持続した「まま」の阿鼻叫喚の状態に自殺者の魂は居ます。
「生きてさえいれば」、すべての状況は必ず変化したのです。どんな苦痛も絶対に変わって行くのにです。

これを救い出すのは、生きる縁者から感謝される供養しかありません。
自殺者でありましても「コノ世の人から感謝されるとは」、アノ世では魂にそれを受ける人徳が有った、良い面が有ったと評価されるからです。
しかし死後に、感謝される供養を受けられる縁を持つ自殺者の魂とは非常に少ないです。
だから、やはりその魂が持つ縁だと言えるのでしょう。
逆に言えば、ヨリシロ霊位+感謝の供養をする生きる人間とは、なんと貴重な存在でしょうか。アノ世の縁者の希望と成っています。

内在神は決して死にはしませんが、その宿る人間が自殺すれば傷付けることに成ります。
また、生前に自分で欲をかいて無理に設定した人生挑戦を、自ら破棄した大罪にも成ります。これは霊界への反逆行為と成ります。
アノ世に戻れば、「それでも良いから」「挑戦させて欲しい」と自分が産土神（うぶすなのかみ・内在神）に誓ったことを自分で思い出して後悔します。

「すべて自分が原因じゃないか」
ということを、アノ世に戻れば真から思い知ります。
この時に、赤子の時の自分にミルクを与える母親の姿や、周囲の家族の思いや苦労を走馬灯のように３D映像で見せられます。

苦しいのは自分だけ、と思い込んでいたのが実は大間違いであり、誰もが懸命に生きていたことをアノ世で思い知ります。でも、それではもう遅いのです。
このような話を聞く縁を持てるか否か。
更には、それを信じるか否か。
すべては自分の生き方が反映します。本人が作った縁としか言いようがありません。

だから、逆に言えば、すべては自業自得の完璧です。
人間は誕生については、ある程度の操作・計画が可能ですが、死については強制では無い限り最期の最後まで分かりません。
これは医師も発言していました。
医学的なデータではダメだと思っていても、なぜか急に回復する患者。
大丈夫だと思っていても、まったく別の要因での急死。

その医師は、人の死ぬ瞬間は「決まっていた」としか思えないとの感想でした。
でもこれは、その患者の生き方が反映して作られた今生での縁なのが霊的な真相です。
つまり死ぬギリギリまでの善行により、死ぬ瞬間は変わるものなのです。
死とは、自分の生き方が反映する縁の集積です。

まさに、神様にお任せ、神様に降参、して自分にもたらされます。
つまりは、自分の良心に反した生き方をしない限り、その人の最善の幸福な死の瞬間が訪れることでしょう。

生かして頂いて　ありがとう御座位ます

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