相談者が女性の美について真剣に悩まれていることに対して、
「老後は誰もが糞袋だから、無理をしないように」
という趣旨の返答を私がしまして、その下品な表現にショックを受けられた女性が複数おられて、その説明不足を反省しております。
容姿の問題とは女性にとっては、ある意味で人生を賭けている悩みだと言えます。
これは過去記事の内容からの趣旨でした。
(過去記事 http://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/e/a01e4612c9946e69a328dfd3f7898fba)
一休禅師は、「人間は腹に糞を抱えた糞袋だ」と言いました。
どんなに着飾っても、人間(肉体)は糞袋なのです。
肉体同士の好いた飽いたも、糞袋同士の一瞬の出会いに過ぎません。
人間は必ず足腰が弱り、老いて行きます。相手が老いて行く姿にも、「愛情が持てる心」に成る事ができれば、この世は楽しい事ばかりと成って行きます。 (以上、過去記事より)
考えて見ますと、コノ世では誰もが最後は、
* 必ず、捨て去ることに成ること
* コノ世にその全部を置いて、アノ世に去る物
ばかりを集めることに必死です。
お金、財産、家族、子供、仕事、地位、美容、友人・・・・、このすべてが期間限定のモノばかりです。
でも人は我を忘れて、
* それを集めること
* 持つことに
必死になり、真剣に悩みます。
では、いずれ捨て去るモノだから、それに対して必死に成らなくて良いのか?
と問われますと、私の心は「それは違う」と出ます。
* 期間限定だからこそ、それに対して真剣に成るべきだ。挑戦するべきだ。
と指し示します。つまりは、
* それを必死に真剣に求めるが、それに最後までは「執着」をしないこと。
が極意だと感じます。
* 必死に最高・最善の努力を全力でするべきだ。
でも執着はしない。清々しい心境でいることが大切。
このような人生の極意を知って置くだけでも、
* 成功しやすい。それを得られやすい。
運気に変わることを感じます。
* 大いに求め、されどそれに執着をしない。
この心境は、その物に対して人間が「負けなかった」ことを意味するとも感じます。
物に負けないとは、崇高な精神だと思います。
これは投資に負けない極意でもあります。
これは、釈尊の「何事にも執着をするな」とも通じます。
されど、大いに求めて、「その過程を楽しむこと」が期間限定(コノ世)のスクリーン(映画・幻想)へのエチケットなのです。態度であるべきなのです。
今はお盆の最中です。
すべてをコノ世に置いて去った方々へ、
「ありがとうございました。本当にご苦労様でした。
でも、もう肉体が無いから、執着をしないでね」
と癒やす期間です。
今の私達がここに存在するのは、過ぎ去った過去の人々の御蔭です。
今日も感謝をしましょう。
生かして頂いて 有り難う御座います
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