作法とされ、全国的にも統一的な流布がされたようです。
神前にて、最初に2回お辞儀をしてから2回手を叩き、最後に
1回お辞儀を行う所作です。
ただ、神職が行う拍手の回数については、古来からの伝えに
より色々な拝礼の形式があります。
例えば出雲系の国津神の神社では、四拍手による拝礼が
正式な作法とされており、また伊勢神宮の神職の作法として
は四拍手を2回繰り返す八開手(やひらで)という拍手が行
われています。
出雲系の四拍手については、正式な伝えがあるでしょうが
私の感応では、スサノオが率いる祓戸四神(ハラエドヨンシン)
(http://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/d/20071007記事)
の四つの神霊をお呼びして拝する型に感じます。
伊勢の八拍手は、四拍手を一回と考えると現在の二拍手の
原型とも言えます。また神道では古来より「八」が縁起の良
い数字ともされています。
人間は喜びや感激を表す手段としてパチパチと拍手をしま
す。これは世界的に見ても人類共通の本能みたいなもので
す。赤ちゃんも喜ぶと手をパチパチします。
古代人も、やはりそうでした。
神霊に対して感謝と畏怖の感激の喜びを現すのに、自然と
拍手をした様です。 つまり古代人は神を観ていたのです。
磐座(いわくら=神のエネルギー体が降り立つ場所)には、
神霊のエネルギー体が捻り巻きながら渦を描く様に踊る事が
有ったのです。 その様相を観て、感動の余り拍手をして
神を称えていました。
つまり、古代では拍手の回数は重要では無かったとも言えま
す。
結局、紆余曲折を経て現在の「二礼二拍手一礼」が標準とさ
れたのには神意が有ったと感じます。
これを、霊的に私の独自な解釈をしますと、
二礼=神道ではイザナギ・イザナミの二神をツガイの夫婦神と
して神々の始まりとします。 この始祖の神々それぞれに対
して頭を下げる意味があります。
二拍手=二神への賞賛として手を叩きます。
一礼=二神を一つに結び、自己の内在神として頂いた御礼
を意味します。 神人合一の型です。
参拝で一番大事なのは、神様に笑顔を奉納する事です。
この様な考え方も有るのかなと参考にして下さい。
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