なかちゃんずの山歩き+α

夫婦で仲良く山へ登っています。

【鈴鹿】大貝戸から藤原岳へ

2016年03月25日 | 鈴鹿

3月11日(金)

 

毎年、この時期になるとフクジュソウが見たくなる。
雪解けの登山道はぬかるんで敬遠したいところだが、フクジュソウの魅力に負けて今年も登ることにした。

 

無料駐車場があるりっぱな「藤原岳大貝戸休憩所」。
ここは無料で25台くらい車が置ける。

早朝に自宅を出発したが、30分走ったところで上着を忘れたことに気が付いて自宅までUタ~ン。

1時間も時間ロス 駐車できるか心配しながらきたが、まだ3台空いていたので助かった!

 

登山口に登山届けポストがあるので、ここに登山計画書を提出し、鳥居を潜って登山道に入って行く。

 

ジグザグの急登をこなしていくと石仏がある2合目につく。

さらに登って行くと3合目・・・4合目と高度を上げていく。

 

4合目からは自然林が美しい雰囲気がよい森が広がる。
野鳥も多く、コガラやエナガが飛び交っていた。

 

朝の光が木立から降り注ぎ、3月上旬としては暖かい陽気だ。

 

上を見上げると花がたくさん付いたアセビがあった。

 

8合目で聖宝寺コースと合流する。休憩には良い場所だ。

雪解け時はここから登山道がぬかるみになり、滑りやすくなっていることが多い。

 

今年は雪が少なかったせいか、ぬかるんでなく歩きやすかった。
夏道は崩壊しているところもあるので注意したい。 

 

 少し登って振り返ると、白く雪を被った能郷白山と白山が見えた。
伊吹山には、まったく雪がない。

 

登っていると身体はポカポカだけど、山の夜は寒いだろう。
霜柱があった。
まだ早いか、フクジュソウはほとんど蕾で株が例年より少ない感じがした。

 

9合目では南東に展望が開ける。フクジュソウも多くなってきた。

 

太陽の光を浴びたフクジュソウが光り輝いている。

今年も会えた、「幸せを招く花、フクジュソウ」

 

 9合目から最後のひと踏ん張りすると、道も緩くなり、展望台と山荘が見えてくる。

 

藤原山荘に着いた。

ここから展望台へは20分、天狗岩へは30分の表示がある。

時計を見ると、もう昼前。
展望台に行く前に腹ごしらえしよう。風が強いので山荘に入ってランチした。 

 

山荘の前から見えるピークが展望台。

コッヘルでちょっとしたお料理をして温まってから、展望台へ向かった。

 

展望台への登り途中から見た景色。きれいだ~。

採石されて切れ落ちている。山が削られて段々と無くなっていきそう~ 将来が心配! 

 

山荘があんなに小さくなった。少し登っただけなのに遠くにきた感じ。

 

展望台は石灰岩の岩が積まれたようなところ。

 

20分もかからずに到着~。

藤原岳 1140m(国土地理院)

とりあえず記念写真を撮る。(笑)

 

展望台から見える山々。

 

竜ヶ岳、奥の方には御在所岳と鈴鹿の山々が見える。

 

展望台から山荘に戻り、今度は天狗岩へ。県境縦走路を北へ向かう。

 

 

カレンフェルトの高原台地はとっても気持ちよい。

秋にはトリカブトやシロヨメナの群生地になり、その時期も素晴らしい。

 

白瀬峠への分岐。天狗岩へ。

 

天狗岩への登り。ここを登ると天狗岩ピーク。

 

天狗岩 1165mに到着。

後方に見えているピークは展望台。

 

天狗岩から山荘に戻り、帰りもフクジュソウを見ながら下山した。

 

下山後、セツブンソウ群生地に寄ってみた。
ちょうど満開のセツブンソウが見れた。

 

 

登山道のぬかるみも少なくて、楽しいお花見登山だった。

本日のコース

 

 

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【鈴鹿】孫太尾根から藤原岳展望台へ

2016年03月24日 | 鈴鹿

2016年 3月20日(日)

孫太尾根から藤原展望台に行くことにした。
今の時期、お花が楽しめるので年々人気のコースになっている。

 

新町配水池の横から入って行く。
その前には墓地があり、駐車地はもはや登山者の車ばかりのよう。

 

新町排水池の横から入って行くと、すぐに植林帯があり道が二手に分かれている。
左側の細い道に行く。 

 

 

 緩やかな植林帯の登り。

 

ちょっと急な登りをこなすと「神武社殿跡」の石碑があった。
先行者がここで休憩していたが、挨拶だけして先に進んだ。

 

植林帯が終わると展望のよい所に出た。
風が強くてキャップが飛びそうになった。

 

下には青川峡キャンピング場が見えたのでズームで撮影。
利用者の車が並んでいるのが見える。3連休の真ん中だからね。

 

「丸山へ 」の表示。尾根を登って行くので、たぶん迷うような人はいないと思うけど。(笑)

 

 崩壊している箇所には、トラロープがあるが近寄らない限り大丈夫だ。

 

アセビが満開の道をいく。
帽子はニット帽に変更~。これで強風でも大丈夫。 

 

丸山への登り。石灰岩の岩がゴツゴツしている。

 

丸山に到着。標高 645m。

今日はお花見登山なので、コースタイムは省略(笑)

 

 丸山でかなり時間を費やし、先を進む。

その後も道草、道草~ なかなか進まない。

 

 孫太尾根は展望台までの距離は長いが、急な登りが少ないので快適に歩ける。

 

クリスマスに来たいな、大きなモミノキがあった。

 

途中、採石場が見える。

山が段々と削られて、そのうちここの尾根も・・・。なくならないといいけど。

 

「草木 」に到着。標高834m。

 

草木から降りた所に、プレートあり。

藤原岳展望台から下りてくると「草木」というプレートが見えるようになっている。
草木ピークを経由しない場合のトラバース道があるからだと思われる。

 

自然林の快適な道を歩く。

 

落書きされた木の横を通過。

 

採石場がかなり近くに見えるようになってきた。

 

多志田山への登りは、ちょっと疲れる~。

 

ピーク近くの「胡坐をかく木 」が面白い。

 

多志田山山頂到着。965m。

今まで晴れた天気だったけど、急に暗くなり霙が風とともに降ってきた。

今日の登山指数C,当たったよ~

 

もう少し先に進んで、下山するかどうか決めることにしよう。

コバ地のような気持ちよいところだ。
初夏もいいだろうなぁ。

 

もう前方は藤原岳展望台だ。
ガスがかかってる~

少し休憩していたら、霙も止んだ。展望は確実にないけど登ることにした。

 

 治田峠分岐。

 

ここから藤原岳展望台までは急な登り。

 

2,3日前に降った雪が融けてどろどろな急斜面で足が滑る、滑る。
それで、福寿草もあるから撮影に止まると、さらに滑る~ 

 

ほぼ岩場になり、ガスガスの中を登る。

 

落石させないように注意して登る。右手の方は崖になっているので注意する。

 

展望台はもうすぐ。

 

作られたのかと思うような石の階段がある。

 

 藤原岳展望台に到着。

こんなお天気の中、藤原岳山荘方面から続々と登山者が上がってきた。

 

竜ヶ岳方面を見ても真っ白。 御池も何も見えないよ。

少し下の岩場のところで風を避けて、ランチした。
展望もないし、ガスガスの中歩くのも危険だ、ランチを済ませて早々に下山することにした。

 

雪解け水かな?ちょっとした池になっていた。

 

今日は予定を変更して、来た道を帰ることにした。

 

風が吹くと景色が一瞬見えるが、また真っ白になる。

 

この先は崖、こんなにガスってる時はあまり近づかないようにね・・・・・。

 

急な斜面の下り。登りも滑ったけど、下りはもっと滑る~

登ってくる方々も、滑っていた。

 

滑ると泥んこになるから慎重に下りたよ。

ここを過ぎたら後は楽々~

 

サルノコシカケ製作中。

 

「くるりんの木」を見たり、道草、寄り道~ゆっくり下る。

 

 

帰りは草木ピークに登らずにトラバース道へ。

 

団体さんには道を譲りましょう。今日はカメさんになるからね。 お花~お花~

 

草木を過ぎたら、またお日様が!下界は晴れ、山頂見るとガスガス~(笑)

山ってこんなもんでしょう。

 

お花もたくさん見れて、駐車地まで戻った。

残っている車を見ると、来た順番で帰った感じがした。

 

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【鈴鹿】竜ヶ岳でスノーシュー山歩。

2016年02月01日 | 鈴鹿

2016年 1月31日(日)

今日の山は鈴鹿「竜ヶ岳」。
前日、気温が高めだったので、山も雨だったらしい。

樹氷やフカフカの雪は期待できないけど天気予報は晴れ。
山のお天気も A予報。
気持ち良い山歩きが出来そうだ。

宇賀渓キャンプ駐車場。
早く着きすぎて観光案内所は閉まっていた。
まだ暗いし準備をしながら待っていると、観光案内所の方が車で到着した。
駐車場料金500円を払う。

(道路沿いに無料駐車場もあるが、そこに駐車すると入山料一人200円必要である。駐車場に停めると入山料は払わなくてよい。) 

午前7時頃になると明るくなってきた。
観光案内所に登山届けを提出して出発する。 

 

駐車地から売店の前を通り、橋を渡って林道を歩いていく。

 

少し歩くと右手の山側に水場がある。 「竜の雫」と呼ばれる名水だ。

 

 さらに歩いていくと「遠足尾根コース」登山口がある。そこを見送り先に進む。

 

東屋 「鶏の巣」を過ぎて川に下りる。
以前あった吊り橋は無くなり丸太橋に変っている。

 

 丸太橋を渡り、赤矢印に従って登る。

 

2つめの橋を渡る。
凍っていると嫌な橋だけど、今日はぜ~んぜん雪もなし。

 

金山尾根取り付きには立派な標識が付いた。
ここは間違えないでしょう。

 

雪なしの登山道を登って行く。
暑くて、暑くて、ジャケットを脱ぐ。すでに汗かいてしまった~。 

 

途中でご来光を見ながらゆっくりと登って行く。
竜ヶ岳山頂が見えた。
少しは雪がありそうだ。

 

二次林の所まで来た。いつもならここでスノーシュー装着しないと登りづらいんだけどね。

雨でなくなっちゃった。 

 

 でも、お天気はいいから気持ちいい。

 

 くるりん~どうしてこんなになるんだろう?

 

丸太の階段があった。
いつもは雪で埋もれているから気が付かなかった。

 

 岩がゴツゴツ出ている斜面もスイスイで登れる。

 

遠足尾根が見えるところまで登ってきた。
向こうも雪が少ない。 

 

竜ヶ岳山頂が見えてきて、積雪も多くなってきた。

 

 スノーシューを装着しよう。

 

 装着!

 

誰も歩いてない雪面をスイスイと歩く。

壺足の登山者を追い抜いて、ス~イス~イ。スノーシューは凄い!

 

振り返って御在所岳、釈迦ヶ岳方面を見る。
雪積もってない。 

 

 遠足尾根と藤原岳。いい景色。

 

 遠足尾根に合流した。

 

遠足尾根、金山尾根分岐地点。

 

 ここからは展望のよい稜線歩きが山頂まで続く。

 

ぽっこりとしたドーム形の山頂部が見えている。

 

 優美な山頂部を見ながら快適に歩く。

 

 青空が広がり、気持ちいい。

 

 近くに見えているけど、まだまだ遠い。(笑)

 

治田峠分岐を見送って。

 

 ひたすら山頂へ進む。

 

シロヤシオの木枝が光っていた。
遠くからだと樹氷みたいに白くなっていた。

 

きれい~。  前日は雨だったから、これは雨氷なのかしら?

 

 

人が歩いてない雪面をサクサク。

 

これが最後の登り。頑張る!

 

 山頂に着いた~。   標高1099.6m。

 

二等三角点がある。

 

三角点の後ろにはお地蔵様。

 

山頂部は吹き曝しなので雪が殆どなかったが、今日は風が緩やかで 山頂でまったりできそうだ。

 

鈴鹿南部の山は雪がないようだ。 

 

鈴鹿北部、藤原岳、御池岳方面は雪が見えているけど少なそう。

景色を見ながら早いランチをして過ごした。山に登って良かったと思える充実した時間。

 

 

 山頂で充分休憩したら下山しましょう。

 

帰りは雨氷も落ちていた。

 

 往路の金山尾根分岐を見送り遠足尾根で下山する。

 

 急な下りが目の前にきた。

 

スノーシューで慎重に下りよう。笹が見えてるからヒップそりは無理だよ。(笑)

 

下って行く尾根がず~と見えている。

 

 展望の稜線が終わり樹林の道へ入って行く。

 

宇賀渓への分岐。(本来の遠足尾根コース)

今日はここから下りずに、先へ進む。

 

緩やかに下っていく。

 

大日向に着いた。

 

大日向三角点。
毎年雪に埋まってる三角点しか見たことなかったけど。

 

植林帯の中を歩いていく。

このあたりは道は明瞭であるが、途中から踏み跡がなくなり判りにくい。

 

急な植林帯を下ると着地地点が見えてきた。
 

朝に渡った橋を渡り売店の前を通過して駐車地に戻った。

本日のコース

 

 

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【鈴鹿】遠足尾根で竜ヶ岳

2015年01月29日 | 鈴鹿

2015年 1月25日(日) 

1月24日に登った竜ヶ岳レポを見ると、雪にうもれた冬の厳しい山と言われている竜ヶ岳に雪がない。
しかしヤマ天では25日は、いいお天気だ。
夜間の冷え込みと、いつも山頂部はガスがかかった竜ヶ岳なので、運よければ樹氷が見れるかも知れない。
何んと言っても、雪の竜ヶ岳に登りたい気持ちが一番なので、行くことにした。
 
コース:遠足尾根ピストン
メンバー:さなりん
 
 今日はマイカー、エクストレイルで、駐車地に着いたのは7時10分。
 一人なので、車は無料駐車場に停めた。先に2台止まっていて、さなりんが3台目。まだ7台くらいは駐車可能だ。
 
宇賀渓観光案内所の前には、今月17日に入山し遭難した遭難者を捜索する捜索隊が集まっていた。
入山料200円を払い、登山届けを提出していたら、警察官が来て、遭難者の写真を見せられた。
「赤いジャケットを着ているんです。見つけたら110してください。」と言われた。
 
観光案内所から 遠足尾根登山口まで15分くらい歩く。
前には男性2人組が歩いていた。
 
名水『竜の雫』ネーミングがすごくいい! その前を通過して。
 
 遠足尾根登山口に到着した。
 
 先ほどの男性2人組も遠足尾根コースだ。
金山尾根コースは、橋の架け替え工事のため、3月末まで通行止めになっている。
 
雪のない植林を延々と上り、岩山手前でやっと残雪が見えてきた。
 
 
 岩山への登り。
 
 P633から見た竜ヶ岳山頂付近。
霧氷はなさそうだ。
 
 岩山を経て、残雪が所々みえる植林を抜けて遠足尾根、大日向分岐についた。
 
 
 やっと雪山らしくなってきたが、積雪は少ない。
雪は締まっていてトレースもあり、歩きやすい。ノーアイゼンでもう少し進もう。
 
遠足尾根、大鉢山分岐に着いた。
もうここからは、山頂までずっと雪があるだろう。
スノーシューは使わなくても済みそうだけど、せっかく担いできたから、スノーシューを装着した。
 
 
 樹林帯を抜けると、竜ヶ岳山頂が見えてきた。
ここからは展望が開け気持ちよく歩ける。
 
 
 ヘリが頭上で捜索活動中だ。
ヘリは旋回し金山尾根の中腹でホバリングしていた。
 
トレースを外して、スノーシューで誰も歩いてないところを歩く。
気持ちいい~。
 
 段々と空に青空が見えてきた。
 
風もなく穏やかな稜線をスノーシューハイク。 
 
 前に居た男性2人組に追いついた。
ワカンとスノーシューで急登にチャレンジしていたが、スノーシューの方が登れず、ここでリタイアした。
 
急登を登ると雪の藤原岳が迫力ある姿で迫ってくる。
 
 
 登ったPが金山尾根分岐だ。
捜索隊が金山尾根から登ってきた。
 
 
 捜索隊の後を追うように進むが、前を歩く登山者の姿がない。
 
 
 白くなった山頂部分がよく見えてきた。
今日の竜ヶ岳は穏やかだ。
 
捜索隊の方々。
 
 
 山頂が段々と近ずいてくる。
霧氷はやっぱりなかった。(^-^;
 
 
 捜索隊がコルの所で集合していたので、会釈をして横を通過する。
 
 
最後のひとのぼり。
 
 
登山者に追いついた。 
 
頑張って登ったら、山頂に到着~。
 
二等三角点、傍に木彫りのお地蔵さま。
 
 
10:30山頂。
北側は青空が見えている。
 
 釈迦ヶ岳、御在所岳方面は霞んでいた。
 
南斜面は雪庇が落ちたのと、斜面の雪が流れ落ちて、チョッとヤバそうな雰囲気。
 
 
 山頂には単独男性が5人とさなりん。
みなさん、ちょっと早いランチしていた。
 
 斜面の雪ここも落ちそうだ。
捜索隊も、ここを確認していった。
 
 
登ってきた尾根が遠くに見える。
気持ちよく歩けたなぁ~なんて思いながら記念撮影。
 
 
 風もない穏やかな山頂で1時間も休んでしまった。
 11:30下山開始。
 
 眼下に見える山々を見ながら下って行く。
 
 
 騒音もなく鳥の鳴き声もなく、シーンとした世界。
それが清々しい。
 
 振り返って竜ヶ岳山頂部を見る。太陽に照らされて山が輝いていた。
雪の斜面に出来た風紋もきれいだ。
 
 何度も見た御池、藤原岳。
 
金山尾根分岐を過ぎて、急降下。 
 
広々とした雪原を満喫するように歩く。 
 
 ここで竜ヶ岳の見納めをする。
今度来るのはいつになるかな?
 
 ちょっと狭い尾根を通過。
 
遠足尾根、大日向分岐に到着。
ここから 大日向を踏んで下りようと思ったが、往路でウエストポーチにいれてあったハンカチを2枚も落としてしまった。
回収の為、帰路もここから下りる。
 
植林帯は雪が融けて、ドロドロ状態だった。
かなり急な下りなので、泥土がよく滑る、滑る。一気にスピードが落ちた。
 
水の流れる音がしてくると、登山口に到着だ。
帰路は2時間かからずに下りられた。 
 
 『竜の雫』湧水の所を掃除してくれる方々がいた。
水質検査しているから、ここの水は飲めると教えてくれた。
こんな方々がいるから、安心して名水を頂ける事に感謝だ。
 
さなりんが下山したと同時に、捜索隊の方々も下りてこられた。
遭難者は発見できなかった。
 
遭難者は独身男性で、登山届も出さずに入山した。
どのコースで歩いたかも判らないので捜索範囲も絞れず、時間がかかってしまう。
遭難してから、4,5日経過しての捜索開始であり、状況は厳しい。
早く見つかってくれることを祈るばかりだ。
 
駐車地に戻り、今日の登山無事に終了~。
楽しかった竜ヶ岳。
登った後、楽しいと思えるような山登りになるように、安全登山を心掛けようと思う。
 
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【鈴鹿】御在所岳の樹氷

2015年01月20日 | 鈴鹿

2015年 1月18日(日)

 
天気予報を見ると1月18日、四日市方面は晴れ、ヤマ天でも、まあまあのお天気のようだ。
今年はまだ御在所岳の樹氷を見ていない、人工氷瀑もかなりりっぱになっているだろう。
そう思い出すと、行かずにいられなくなってきた。(笑)
 
コース:裏道ピストン
メンバー:さなりん
 
伊勢から四日市まで行き、湯の山線に乗り換え、終着駅「湯の山温泉駅」で降りる。

ここからバスに乗る予定だったけど、30分も待たないといけないので、歩いていくことにした。

 

 道路の横だけ雪が残っている道を車に注意して歩く。

対向してくる車は少ない。

 

蒼滝駐車場のトイレが見えてきた。

トイレの左側は駐車スペースになっている。この日は4台くらい停まっていた。

 

駐車場の奥へ入って行くと、橋があるので渡り、進むと、道はすぐ登りとなり道路に出る。

ロープウェイ乗り場の方に進む。

 

 ロープウェイ乗り場駐車場横から、山の方に入って行く。

左手の方に見える景色は、うっすら雪を被った雪景色。御在所岳にも樹氷が付いているだろうな。

 

 石段があり「1合目」の看板が設置されていた。

 

 石段を登って道なりに行き、登りきった場所には、蒼滝不動がある。

 

 遊歩道のような整備された道の途中に分岐があり、右下に降りる石段があった。

そこは蒼滝へいく道。

今日は久しぶりに「蒼滝」を見に行こうと思ったので、石段を下って蒼滝を見に行った。

 

 あんまり水量ない。(^-^;

でも、まっすぐに流れ落ちる滝の姿がきれいだった。

 

以前、 豪雨で橋が流され、店屋の横に付いていた道も削り取られていた。

ここに、また橋を架けることなんてしないのだろう・・。

 

裏道登山口に向かう。

 

 駅から1時間くらい歩いて、国道477号鈴鹿スカイライン沿いにある裏道登山口に着いた。

 

裏道登山道から国道477号鈴鹿スカイラインに架かる青い橋が見えた。

ちょうど、その橋の下から国道に出た。

 

単独の男性登山者が登山届を提出した後、話しかけてきた。

「雪の時に来たことないので、一緒にお願いできませんか?びびりなもんで~」 

そう言われると返事に困るんですけど。(^-^;

 

 透過型砂防堰堤の間を潜っていく。

 

雪が少し残るかまぼこ型の木橋は、滑りやすい。

子供が四つん這いで渡り、見事にクリア~。

それを見ていた単独男性も、四つん這いで渡っていた。

 

登山口から30分くらいで藤内小屋に着いた。

藤内小屋の御主人が雪かきされていて、前日は殆ど雪がなかったが、昨日一日で雪が積もったと

話された。

 

 藤内小屋でアイゼンを装着して出発する。

 

裏道の名物、「ウサギの耳」と呼ばれている巨岩奇岩 。

ウサギが座って下界を見ている。

 

 裏道の水場では水分補給している登山者が居た。

 

 藤内沢も今日は入って行く登山者が多い。

 

藤内璧は氷の状態も良いようだ、こちらも多くのクライマーが チャレンジしていた。

 

 四日市の街が遠くに見える。かなり登ってきた感じがしてきた。

 

 前方で男女混合5人のパーティーが、大声で叫んでいる。

コースが判らなくなったみたいで、「ここじゃない、行けないわ、戻れ!」とか言い合っていた。

トレースが付いていたので、そのトレースを信じて、行ってしまったようだ。

そのパーティーの女性は木の枝につかまったまま身動きとれずにいたので誘導した。

そのパーティーは、それから、来た道を下っていった。どこまで下っていったのかな?

 

木の枝には、雪が付いているが、これも樹氷と言えるのかな?

 

場所により樹氷は付いてない。

 

 国見峠が近くなってくると木々には樹氷がたくさん付いてきた。

立ち止まって景色を見ていると、先行していった女性登山者が後ろからやってきた。

抜かした記憶もないので聞いてみたら、コースを間違ったらしい。(^-^;

 

きれいな樹氷が段々と見えるようになってきて、うれしい~。

 

たっぷり雪もある。

 

 国見峠に着いたが、国見岳へのトレースはない。

吹きだまりに足を踏み入れると腰のあたりまで嵌る、抜けなくなったらやばいよ~これは。(笑)

 

国見岳の方には樹氷がない。

 

国見峠から御在所への登山道は、見事に樹氷が付いていた。

 

白い珊瑚みたいに、きれいな樹氷が見られた。

 

 樹氷にうっとりしながら一歩一歩進む。

 

 いい景色。

 

 樹氷の花の下には、遠く伊勢湾まで見えた。

 

きれいな樹氷に、もう満足!

もうここで帰ってもいい気分。(笑)

 

裏道登山道から御在所岳山上公園の遊歩道に出た。

登山口から、約150分。

ここからの景色もいい。

 

 子供が多い御座所岳スキー場。三重県唯一のスキー場だ。

 

レストランアゼリアの前はソリ遊びをする子供達で、賑わっていた。

 

 御在所岳、冬の風物詩・氷瀑は水がかけられていて、日に日に大きくなっている。

 

 鎌ヶ岳を見ると雲が流れてきている。良くない予感。

 

 三角点のある山頂に着いたら、周りは真っ白なガスに包まれてきた。

登山口から山頂まで約180分。積雪時だから、まぁまぁかな。(笑)

御嶽神社も見えなくなってしまった。

風も吹いて寒いので、風を避けて木の下でランチした。

 

ランチの後、散策していたら、スノーシューの一行がやってきて記念撮影をしていた。

 

 ガスが徐々に晴れて、スキー場が見えるようになってきた。

ここから一直線で氷瀑のところまで下りよう。スノーシューハイクにうってつけ!

ザックにスノーシュー入ってるけど、ここだけしか活躍しないと思うので、出したら、すぐ片付けないといけない。

そんなの面倒~なので、壺足で強行突破する。(笑)

 

 

朝陽台広場にも行って見たら、地蔵岩の形のイルミネーションがあった。
夜に見てみたいなぁ~。

 折鶴伝説のハートのイルミネーション。

誰かが雪だるま作ったんだね。

 

 こちらの雪だるまは、ライトが点くんだ。

 色々とイルミネーションがあった。

ここの樹氷も凄かった。

 

ロープウェイ乗り場が近いので、普通の格好の人もかなりいた。

一度は夜のイルミネーションと御在所岳から見える街の夜景を見てみたいものだ。

 

 

富士見岩展望台の方も行って見たが、ガスでロープウェイも見えない状態。

 しばらくしたら、ガスが晴れてきたが、またすぐに真っ白になった。

かなりガスが出てきたので、そろそろ帰ろう。

朝のお天気がウソのようだけど、山のお天気はこんなもんだろうと納得する。

今日はきれいな樹氷を見せてくれた、御在所岳。今度来る時は、どんな顔で出迎えてくれるかな

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