【南伊勢】魚の道・切原(フカクズ）登山口から切原峠・八大龍王社・八祢宜山へ

2022年　4月2日(土）

 

南伊勢、切原(フカクズ)登山口から切原峠、八大龍王社を経て八祢宜山へ登ってきました。

切原峠へは伊勢からしか登ったことがなかったので、今回、南伊勢からのルートを歩いて
みたくなりました。昔は五ケ所湾で採れた魚を運んだ道といわれている切原峠への道です。

 

登山口の少し下の広くなった所に駐車させてもらいました。

地元の方がいらっしゃったので聞いたら、「ここに停めるたらいいよ。」って事でした。

 

登山口近くにはアケビの花が綺麗に咲いていました。

こんなに沢山花が付いているのは初めて見たかも。

 

キランソウもいっぱい～

 

駐車した横の林道を少し登ると登山口の看板があります。(10:20スタート）

登山口の前にも車一台停められるスペースがありました。

 

昔の生活道だった山道を登って行きます。

刈られたばかりのシダが落ちていたので歩くのに有難かったです。

 

石の上に木！

石に押し上げられたような体勢で生えているけど、どうしてこんな風になった？

 

広くて歩きやすい道。

荷車で魚を運んだのでしょうかね、昔の人々の暮らしに思いを馳せます。

 

南勢テクテク会さんの案内標識がありました。

 

直進すると掛谷への近道らしいです。掛谷はどこだろう？

 

右折して切原峠へ進みます。

 

 

つづら折れの道を登って行くと、この先が峠のようです。

 

広くなった所に出ると切原峠の茶屋跡に着きました。（11：00）

 

茶屋跡の前にはベンチがあり五ケ所方面が見えます。

 

切原浅間山、馬山、五ケ所浅間山がよく見えました。

 

茶屋跡の後方には大岩があります。今回は登りませんよw

 

切原峠から尾根道を右方へ八祢宜山へと進みます。（11：19）

目に付くのは木に巻かれたテープ、こんなに要らないです。

たぶん、トレイルランの時に巻かれたやつでしょうね。

 

切原峠から2.3分歩くと、切原峠三角点があります。

 

 

テープが多くあるので、迷うような所はないです。

大きな岩の横を通過しますが、この岩の上は展望が良いので上に登ります。

この岩場で以前の記憶が甦ってきました。

岩に手を置いた数センチ横にマムシがとぐろを巻いていた岩場です。

あの時はビックリしました、指一本分くらいズレていたら、マムシの上でしたから～

 

岩場からの展望、ここからも五ケ所湾の景色が広がります。

 

岩尾根を進む人用のテープもありましたけど、私は山腹道で。

 

コース上では、所々眺望が開ける場所があります。

 

満開の馬酔木

 

登山道の通過するコース上に八大龍王西峰のプレートがありました。

 

 

八大龍王西峰から緩く下ると、少し広くなった所に出ます。

ここを右手の方に下って行くと八大龍王社です。

 

八大龍王社へ下って行きます。

 

お参りは正面から入らせてもらいましょう。

 

竜の手水舎

以前は山水を利用していたのでしょうね。

 

上顎にヒビが入ってます。壊れないで欲しいです。

社務所もボロボロで、このまま朽ち果てて行くのでしょうか・・

 

御正殿

 

こちらへもお参り

 

再び登山コースに戻り、八祢宜山を目指します。

八大龍王社からは、テープが少なくなりました。トレランは八大龍王社までだったのかな？

道なりに進んで行くと直進してしまいそうになりますが、ここは右手の方へ進みます。

 

さらに進んで、炭焼き窯跡を見ながら歩いていくと、道が二手に分かれます。

八祢宜山へは左の方へ登っ行き、右の方の道は下山に使います。

ここから山頂へは、ちょっと急な登りです。

 

この岩の上が八祢宜山山頂です。

 

八祢宜山山頂に着きました。（12：30）標高426ｍ

 

山頂から少し下がった所に展望台があります。

ここでランチ休憩をして、空がかなりどんよりしてきたので下山することにしました。

13:23下山します。

 

山頂近くに直径２ｍほどの池がありました。これは今まで気が付かなかったです。

 

深さはどの位あるのでしょうね、気になったけど今回は調べずに帰ってきました。

 

あちこちでミツバツツジが見れました。

山頂近くは蕾も多くて、これからが見頃でしょう。

 

往路で二手に分かれている場所まで下りてきました。

ここから左手の方へ。

 

少し下ってから登りがあり、右手の方に岩場がありました。

木々で見晴らしは良くないですが、歩いて来た山々が見えました。

 

トラロープがあり、この先は急な下りでした。

ウバメガシの落ち葉はよく滑るので要注意です。

以前は階段があったのか？鉄の支柱がむき出しになって土面から顔を出していました。

枯葉で隠れているので、転倒すると大怪我します。

 

綺麗に残っている石積みは炭焼き窯跡です。

 

 

 

道は植林と二次林の間を通過するようになります。

 

車の走る音が聞こえてきました。
左下を見ると剣峠から下りてくる県道12号伊勢南勢線が見えました。
短い間に車が数台通行していたのには驚きました。

 

南勢テクテク会さんの標識に、新しく書かれたような文字で「三角点へ→」

地図を見ると、ここから1時間くらいは掛かりそうですね。

ここは行きません。

フカクズ方面へ。

 

どこを歩いたらいいのやら～。

 

あまり歩かれていないのか？道が荒れています。

 

折れた枝や石がゴロゴロで歩きにくいです。

 

小さな沢を2回渡ります。

 

沢を渡ると、この案内板がありました。

 

小川に沿って歩いていきます。

 

分かれ道は直進。

 

八大龍王社登山口前を通過します。

八祢宜山からの下山道は荒れていたので、八大龍王社から下りてきた方が歩きやすい
かもです。

 

灌漑用池の横を通過～もう駐車地まで数分のところまで来ました。

 

14：50　切原峠登山口に戻ってきました。

登山口まで来たら雨がポツポツ降ってきました。

今日の予報は夕方から雨だったのに、ちょっと早かったですが、雨に降られずに

ジャストタイミングで登山が出来て良かったです。