なかちゃんずの山歩き+α

夫婦で仲良く山へ登っています。

【大峰】初夏の稲村ヶ岳へ。

2016年07月12日 | 大峰

2016年 7月11日(月) 

 

大峰山脈でも人気の高い山、稲村ヶ岳に登る。
山名の由来は、山麓の岩本谷方面から眺めると稲村ヶ岳(大日山)の形が稲むらに似ているから付いた名前らしい。

コース:母公堂近くの登山口~法力峠~山上辻~大日山~稲村ヶ岳~山上辻~レンゲ辻~覗谷出合~林道終点~清浄大橋~母公堂
メンバー:のぶりん・さなりん

 

洞川温泉街を抜けて母公堂を目指して車を走らせる。
母公堂に到着~
前に駐車場がある。(有料)

お参りをしてから出発しよう。

 

母公堂から戻るように少し歩くと登山口の標識がある。

 

植林帯に咲くガクアジサイを見ながら登る。

 

整備された道で標識も多い。

 

ガクアジサイがまだまだ咲いていた。

 

 

さらに登っていくとガクアジサイからギンバイソウへと咲いてるお花が変わってきた。
お花見ながら、ゆっくりと登って行こう。

 

ギンバイソウ。

 

歩きにくい所には木橋があり、問題なく法力峠に到着した。

ここは観音峰への分岐でもある。登山口から、ここまで1時間20分くらいだった。

 

 法力峠で一休み。

 

 登山道にミゾホウズキが咲いていた。何処にでも見られる花だけど、黄色のお花はよく目立っていた。

「溝に生えて、果実がホウズキに似る」から、この名前が付いた。でも果実は見たことない気がする^^

 

 

 時々ある桟橋を渡って進む。

 

前に見えてきたのは変形杉。

 

 

 やっとマンモス君がお出迎えだ~

 

 コースは植林帯から自然林に変わり、雰囲気がよくなった。

 

急勾配を登って。

 

 崩壊しているところもあるので注意して通過する。

 


水場を通過する。

 

水場がある先で大きく廻り込むところがあるが、この辺りドアミと呼ばれているところか?

地蔵様も消失しており、よく特定できなかった。
そのあと大日山の尖がりお山が見えてきたから、この辺りだと思うが。

 

次の桟橋は、壊れかけ~ 

 

「注意」の張り紙は、必ず読んでいこう。

 

 崩壊しているところが多い。

 

ごっそり地面が抜けているところもあり、注意した。

 

これが、張り紙に書いてあった崩壊した桟橋だ。
前から人の声が聞こえてきたので、立ち止まって待っていた。

来られたのは男性4人のパーティーで、先頭の方が「初めて人に会った~。昨日、吉野から登ったんやけど、だれとも会わんかったんや。」
と話された。私たちも、初めて登山者に会った。

先頭登山者さんの饒舌な話しに耳を傾けていたら、後続の方が桟橋上で滑る瞬間を目にした。
幸いにも、錆びた手すりをつかみ、身体を止めることができた。
手すりが無かったら谷まで滑落していた所だった。
指を少し切っただけで済んで良かった。 桟橋の上は滑るから歩かない方がいいね。

 

4人のパーティーが通過した後、私たちも進む。
歩くのが危険な場所に桟橋が設置してあったのだから、当然狭くて歩きにくいが、注意して歩けば問題ない。

 

 前方が明るくなってきた。

 

少し登れば、稲村ヶ岳山小屋がある山上辻に着いた。標高1550m。

 

小屋は営業していなかった。(4月下旬から11月下旬の土日のみ営業・収容人数30名)

 

 これから先は食事禁なので、ここでランチにしよう。

 

 ヒカゲチョウがベンチを独占していた。(笑)

 

 その横のベンチでランチ~ お腹空いた~ コンロ禁なので、ちゃんと持ってきたよ。

 

お腹いっぱいになったら、レッツゴー 
山上辻から大日山、稲村ヶ岳をピストンして、帰ってくる予定。

 

道脇には笹が多く見られるようになってきた。笹には花が咲いていた。

 

 陽が射して、明るい雰囲気で気持ち良い。

 

大日山が近くに見えてきた。

 

ピンクのシモツケソウが咲いていた。

 

大日山東面にトリアシショウマがいっぱい。


大日山東面を巻いて 進んでいく。

 

 大日山と稲村ヶ岳の分岐点、キレットに出たら大日山へ登っていく。

 

 鎖や梯子、

 トラロープ、

 

鉄階段などを登っていく。

 

 まだ登る、木の梯子。

 

 険しい山容であるが、これだけ梯子などを設置してくれてあるから、容易に登れた。

 

 山頂までは、7,8分くらいだった。

 

祠の中には大日如来様が祀れれていた。 

 

 

 大日山を降りて稲村ヶ岳に向かう。この先の尾根に出たところが、御殿屋敷と呼ばれているところだ。

 

 御殿屋敷から右方に向かうと、すぐに稲村ヶ岳の山頂展望台が見えてくる。

 

展望台へ上る階段の前に三等三角点がある。のぶりんタッチ~! 

 

 稲村ヶ岳山頂。標高1725.9m。

 

 記念撮影も忘れずに!3,2,1パチリ!📷

 

 ここにも、しっかり食事禁の立て札があった。

 

展望は360°の大展望だ。左から山上ヶ岳、地蔵岳、竜が岳と並んで見えた。

 

 弥山、八経ヶ岳、手前のバリゴヤの頭、遠くに鉄山が見えている。

充分に展望を楽しみ満足したら、下山しましょう。

 

 

山上辻まで戻り、レンゲ辻へ向かう。

 

お花がたくさん咲いているので、歩みがゆっくりに。。(笑)

 

 カラマツソウ。

 

 コアジサイ。

 

途中、振り返ると、稲村ヶ岳と大日山が見えた。

今まであそこに居たと思うと、感慨深いね。

 

踏み後はしっかりと付いている。尾根を乗り越えるように登っていく。

 

乗り越えると、コバイケイソウが迎えてくれた。ほのかにいい香りがしてる。

 

レンゲ辻に到着した。女人結界門があるから、ここから先には進めない~。

山上ヶ岳には登れないわ。


レンゲ坂谷を下っていく。


階段や鎖のロープが設置してあり、整備されていると感じた。



嬉しい~ショウキランが咲いていた。


沢を渡渉するところが一か所あるが水量はそんなに多くない。

カエデやトチ、ブナの緑滴る道を気持ちよく歩く。


小さな滝が涼し気。


ヤマジノホトトギスがたくさん咲いていた。


木の階段道がまだあった。これなら容易に下れる。


前に見えてきたのは、林道だ。

林道に降り立ち、さらに林道を歩いていく。
山上ヶ岳への登山口である女人結界の門を右手に見て、さらに林道を歩いて
スタート地点である母公堂まで戻った。

 

距離:14Km.

時間:9時間(休憩、探し物時間含む)

今日のルート

 




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