2015年 9月28日~30日
山岳紅葉が日本一と言われる涸沢の紅葉を見に行ってきた。
涸沢は奥穂高岳をはじめとする3000m級の稜線に囲まれた氷河カールで、登山する人、写真を趣味とする人にとっては一度は訪れたいスポットである。
平湯バスターミナル(あかんだな駐車場)から始発の上高地行きバスに乗る。
置いてあるザックがバスに乗る順番待ちのしるし。
バスは35分で上高地 に到着した。
上高地登山相談所へ登山届を提出する。(用紙をダウンロードして、あらかじめ自宅で記入してくるとよい。)
バスターミナルから梓川左岸の道を歩いていく。
まず河童橋を目指して出発。 (AM6:47)
河童橋が見えてきた。
太陽の日に照らされて、穂高の山々が雄大な姿を現す。
河童橋横を通過し、今度は明神館を目指して歩く。
左手に明神岳、梓川を見ながら歩く。
明神館に到着。(AM7:30)
ここは無料のトイレもあるので休憩にはよい。
明神館で休憩して出発。(AM7:47)
徳沢、横尾を目指す。
徳沢キャンプ場に着いた。(AM8:29)
徳沢園前の広場に到着。(AM8:31)
次は横尾へ。
新村橋を左に見送り、横尾へ向かう。
道にはフジアザミ(富士薊)が咲いていた。(富士山周辺に多いので、この名前が付いた。)
日本産のアザミの中では花の大きさは最大である。
横尾到着。(AM9:29)
上高地バスターミナルから横尾まで2時間42分(休憩時間含む)
横尾山荘。
収容人数300名。2段ベッドが180床あり予約制なので詰め込まれることはないでしょう。
槍ヶ岳、穂高岳、蝶ヶ岳への分岐点でもあり、ベンチ、トイレ(有料チップ制)があり多くの登山者が休憩していた。
横尾山荘前にある横尾大橋を渡る。
吊り橋を渡り横尾谷へ入って行く。
左手に屏風の頭の岩壁である屏風岩を見ながら歩く。
迫ってくるような迫力がある屏風岩。
本谷橋に到着。(AM10:54)
横尾大橋から1時間弱。
ゆらゆら揺れる橋を渡る。(定員何人までなのかな。)
渡ってから橋を見た所。
左の方にも低い小さい橋が架けられている。(高所恐怖症の方はこちらを使用するといいかも。 )
本谷橋がかかる河原は絶好の休憩ポイントで多くの登山者が休憩していた。
ここからの登山道はやや傾斜がきつくなる。
紅葉が見られるようになり、美しい景色に足が止まるようになってくる。
振り返って見たところ。
暫く歩くと、前方には穂高の山が見えてきた。
登山道は石が敷き詰められたような綺麗な道になってきた。
ナナカマドの紅葉が多くなり。
谷は涸沢谷になる。
涸沢カールは、もう間近になり笑顔が溢れる。
黄葉が美しい。
見惚れて足が止まるのも仕方ない。
暑くもなく寒くもない、ちょうどいい気温で快適に歩ける。
この辺りからカメラマンの姿が多くなってきた。
ちょうど見頃の紅葉だ。
涸沢カールの紅葉に期待を膨らませながら、一歩一歩進む。
涸沢ヒュッテと涸沢小屋の分岐。
今日は涸沢ヒュッテへ。
涸沢ヒュッテに 到着した。(AM12:53)
上高地バスターミナルから6時間03分(休憩時間含む)
涸沢ヒュッテにちょうどヘリが到着。食糧をヒュッテに運んできた様子。
風圧が凄いから遠くから見学。
登山者のみなさん、ヘリが見える間はヘリに釘付け。
涸沢ヒュッテ展望テラスで景色を楽しむ方々。
見たかった涸沢の紅葉が眼下に広がる。
涸沢は氷河によって削られた日本最大のスケールを誇るU字谷で、穂高岳登山のベースになる場所である。
テントもいっぱい。
夕食の時間だ。
「岳みんなの山」の石塚真一さんのサイン入り色紙が食堂の壁に飾られていた。
食堂は混んでいる。
夕食メニュー、これに味噌汁がついて、ご飯とみそ汁はおかわり可であった。
寝る部屋。
今日は布団一枚に2人。布団の幅が普通の布団より狭い。
寝られるかしら?消灯時間は21時。
今夜はスーパームーン。
展望テラスへ月を見に行った。
涸沢で見たスーパームーン。
まんまるの綺麗な月だった。
明るい月夜の涸沢カール。
奥穂、北穂の山がうっすらと見えた。
前には涸沢小屋の明るい光とテン場のほのかな光が美しかった。
明日はモルゲンロートが見えるだろうか・・。期待しながら就床した。
②に続く。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます