先月の核実験から一ヶ月、今度はミサイルの打
ち上げである。
国連安保理決議に違反し、自らの六カ国協議の
共同声明、日朝平常宣言に違反する「国際的無
法国家」である。まさに暴挙だ。
当然、日本共産党は厳しい非難と抗議を表明し
た。
あらためて国際社会が一致して、こうした無法
な独裁国家に対して、実行ある措置をとること
が求められている。
核兵器によって国家としての力を表し、核兵器
による「抑止力」、「平和」を実現できる。
なんと「愚かな考え」か。
人類そのものを滅ぼしかねない「核抑止力論」。
毒ガス兵器や対人地雷兵器、クラスター爆弾な
ど、人類は「禁止条約」を結んできた。
今度は「核兵器禁止条約」こそ、緊急に求めら
れている。
地上から「核兵器」を一掃するために。
核兵器の開発・維持のために、どれほどの予算
と人を動員してきたのか。
この膨大な富と人を社会のために活用できれば、
どれほど社会が豊かになるであろう。
核兵器の需要は「国家」だけであり、国民の貴
重な税金を投入しして、人類を滅ぼしかねない
危機をつくりだしている。
いっそうの民主主義の発展が求められている。