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感覚がずれている「政務活動費」

2016-03-15 07:57:01 | 日記

もともとは「政務調査費」であったが、
使用範囲を広げたいがために「活動費」
と名を変えた経過がある。

東京で判決があった。
東京千代田区議会の「政務活動費」。

裁判所による自民党などへの返還命令
の判決は、いまだに感覚がずれている
議員が
なんと多いことか、と思った。

自民940万、公明155万、ネットワー
ク33万の返還請求。

「大トロ」(1,200円)が4つで計
6,160円。これを高級ホテルの展望レ
ストランで食事。なぜか会議費で人数
は空白。(東京新聞)
公明党は京都のガールズバーやホテル
のバーでの飲食費を含む支出155万円。
 (しんぶん赤旗)

なぜ展望レストランやホテルのバーで
会議をしなければならないのか。

そういえば、維新大阪の市議が政務活
動費で高級車「レクサス」を購入した
という報道もあった。

庶民感覚とずれまくっている。

釧路市議会も政務活動費の大改革が行
われた。

私たち釧路市議団は「内規」で「飲食
費の禁止」
を早くから決めていた。
やるなら「自費」があたりまえだ。

すべてといっていいほど議員は「改革」
を主張して当選している。
しかし議会の自らの足もとの「悪習」
はそのままというのが実態である。

これでは議会制民主主義の足もとを崩
しかねない。
飲食費だけではない。
「議会広報不掲載問題」から言論の自
由や市民の「知る権利」にも無とん着
であった釧路市議会も全国的に報道さ
れてしまった。

議会制民主主義はまだまだ発展途上とし
かいいようがない。