石破茂首相の所信表明演説が行われた。
各マスコミは「石破カラーを封印」と報道しているが、実体は中身がないことだ。
一つだけ石破カラーがはっきりしているのは「大軍拡」と「9条改正」だ。
「ウクライナは明日の東アジア(日本)」だと国民の不安を煽り立て、アメリカのいいなりに「他国を攻撃できる日本」にしようと訴えている。
そのための憲法9条改正だ。
さすが「軍人」政治家の面目躍如ではないか。
昨日のブログで書いた「懲罰的抑止」の最たるものだ。
軍事力の倍化、他国への攻撃兵器こそ憲法9条の「武力による威嚇・・・永久にこれを放棄する」に反する。
石破氏が「9条」をなきものにしたいわけだ。
岸田前首相が、政権を投げ出した原因は「うら金」と「統一協会」ではないのか。
この二つにまったく手がつけられず、石破氏が言っていたことを180度変えている。
もう自民党内の「表紙替え」という手法がきかなくなっているのが自民党政治の到達点ではないのか。
そもそも国会の場で首相が「ルールを守る」ということ自体、末期症状だ。まるで小学校ではないか。
権力の上に胡坐(あぐら)をかき、政治の私物化をすすめてきた「自民党政治」を終わらせるときがきている。
マスコミは「野党が統一しない、バラバラ」というが、野党=反自民ではない。
維新などは、自民が半数割れなら、手を差し伸べるようなことをいっている。政策的には自民党以上の自民党政策をおこなっている。
総選挙の投票は27日。まずは自民党に入れないことだ。
自民党支持者には「お灸をすえないと自民党は変わらないよ」と。
自民党型政治とぶれることなく真っ向から挑戦している日本共産党の議席を増やすことだ。それが一番のお灸ではないか。
比例は政党名以外は無効となる。
比例には日本共産と書こう!