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SNSの暴力

2025-02-01 12:29:59 | 日記

SNSでの誹謗中傷がすさまじい。
先月は兵庫県の議員がすさまじい誹謗中傷で自死したと思われる事件が起きた。
子どもたちの「いじめ」もネット上で起きている。

日本共産党の吉良参議員が、SNSで受けている誹謗中傷に対して「開示請求、謝罪と慰謝料」を求めたと報道された。
吉良議員に対するデマ・誹謗中傷への対応についての報告 2025.1.31

小池書記局長は「SNSを使った許されざる誹謗中傷、悪質な攻撃に対峙し、なくしていくことを心から呼び掛け」た。

吉良参議員は「SNS上での誹謗中傷、ミソジニー(女性嫌悪)に基づく侮蔑、名誉毀損(きそん)などの攻撃は、国会議員になって今に至るまで、何度も繰り返されてきました。私はそのたびに深く傷ついてきました」と語り、
「毅然(きぜん)と対応し、SNSを、攻撃のツールから安心して人とつながれるツールに変えたいと切に願っています」と述べた。

昔はネット上の「掲示板」の世界であったのが、フェイスブック、X(旧ツイッター)がスマホとともに広まってから、とりわけ酷くなった。

攻撃者は気軽に書いているようだが、いずれ開示請求され、損害賠償されることを肝に命じるべきだ。

SNSは「顔のないコミュニティ」といわれ、誹謗中傷しても心が痛まない人たちを生み出している。

人と人が顔を合わせて話し合う「情報」は、SNSの「情報」より膨大なものだ。そこには気分感情がみてとれる。

だからこそフィルターバブルに取り込まれ、サイバーウィドウ(孤立者)ともいわれるものとなる。
ネット依存症もそうだ。

吉良議員の言うように「SNSを、攻撃のツールから安心して人とつながれるツールに変えたいと切に願っています」と述べたように、ネットの健全な発展を私も願う。