えー再開後、何からと思ったけれど 先々回の課題の答え合わせしてなかったよね
それから行きましょう
先々回の課題内容をもう一度 復習を兼ねて書いて置きます
テーマは固定ドと移動ドでしたね
そもそも固定ドや移動ドって何かというと 音名と階名の中で
音名はその高さに付けられた英語のCDEや日本語のハ二ホ等であらわす名前でした
つまり国によって言い方が違うだけで 意味は絶対的な高さを表してるのです
実でも それに比べ階名のドレミファソラシドやラシドレミファソラには使い方が2種類あるのです
まあ それが固定ドと移動ドの2種類だと考えてください
では固定ドとは
簡単に言えばハ長調の時のドレミファソラシドで、全ての音を固定化して答えるわけです
私達は小学校の音楽の時間に五線譜でドレミファソラシドの五線上の位置関係を学びました
例えば譜面の第一線の上の音はハ長調ではミですね だから
何調であろうが 主音がなんであろうがハ長調と同じですから 第一線上の音は必ずミです
これは簡単で覚えやすいですよね ・・・ただ ちょっと問題もあります
例えば童謡〔チューリップ〕の歌の最初は ドレミ(さいたー) ドレミ(さいたー)・・・ですね
そしてギターで言えば5弦だけで
3F 5F 7Fー (さいたー) 3F 5F 7F-(さいたー)です
そして この高さでは低く歌いにくい人が もしいたとします・・・どうすればいいでしょうか?
そうですねえ 音の始まりを高くするしかありませんよね・・・・
では3Fではなく 1音(全音)上げて
5Fから 5F 7F 9F-(さいたー) 5F 7F 9F- (さいたー)にして見ましょう
音は1音高くなったので 少し歌いやすいです ではこれを固定ドで歌ってみましょう
5Fはレですね7Fはミ 9Fはファ♯(シャープ)ですね
レミファ♯(シャープ)ー(さいたー) レミファ♯(シャープ)ー (さいたー)になりますね?
歌いにくぅーッ!!
そうは思わない?・・・・でしょ!!
ではここで課題です
階名で歌った時 この歌いにくさを解消する方法はありませんでしょうか? 考えてみてください
・・・・と言うような内容の課題でしたよね?
ではその答えは・・・・これはドレミファソラシドが固定化されてるので
ファ♯なんて音が出てしまうのです ・・・つまりKeyや調が変わっても
長調の最初の音はどんな音名から始まろうがなんであろうがドと決めるのです
2番目の音はレです 3番目の音はミです
つまりどんな音名から始まる音階でも その階名の最初の主音はドで そしてレは2番目の音の意味
だから1番目の音・2・3・4・5・6・7・8番目の音=ドレミファソラシドだと考えるわけです
こうすればドレミファソラシドは一言で発音できる幹音だけですから
レ♭やソ♯ のような派生音はなくなるので 歌いにくさはなくなります これが移動ドです
どんな音名から始まろうが ドレミファソラシドで歌うのは
ドレミファソラシドが その音名によって、まさに移動するようなものですよね
勿論 固定ドでのドレミファソラシドは英語音名C又は日本語音名ハから始まる
音階のみですよ・・・例えばCメージャー(ハ長調)とGメージャー(ト長調)の違いの例を書くと
Cメジャー(ハ長調)
音名 C D E F G A B C
固定ド ド レ ミ ファ ソ ラ シ ド
移動ド ド レ ミ ファ ソ ラ シ ド
Gメジャー (ト長調)
音名 G A B C D E F♯ G
固定ド ソ ラ シ ド レ ミ ファ♯ ソ
移動ド ド レ ミ ファ ソ ラ シ ド
となるわけです・・・・いかがでしょうか?
では課題です 上図のようにFメージャー(ヘ長調) とDメージャー(ニ長調)を書きなさい
Fメジャー (へ長調)
音名 ( )
固定ド ( )
移動ド ( )
Dメジャー (ニ長調)
音名 ( )
固定ド ( )
移動ド ( )
興味のある方は 挑戦してみてくださいな
答え合わせは次回です・・・・。