石川社中の音楽独り言

ブログ記事の内容に関係なく質問どうぞ!
特にギターや作曲やDTM等をしている方達へ
又愛知県の方達へ是非宜しくです。

秋の夜長は課題でも やってみぃやぁ・・・

2016-09-29 10:04:31 | 音楽

お待たせしましたア

先回ブログの最後に 知らないと音楽の勉強がいつまでも本当の理解にはならず

ずっと、もやもやとした混乱が続いてしまう 3つの項目を書きましたが覚えていますか?

 それは

一つは 音名と階名の違い

一つは 移動ドと固定ドの違い

一つは 音程とは一体何か?    の3つでしたね

 

さて今回は 皆さんにのっけから課題をしていただきたいと思います

又今後ブログは音程について出来るだけゼロから書いてゆきたいと思いますが

その前に どのくらい上記の3つが認識出来ているか、或いは確認や見直す為にも

又現在の認識度の判断材料にでもなり その結果 更にステップ・アップに繋がれば嬉しく思います

 

課題1(音名と階名の問題)

バンドで KeyAの〔Stand by me〕を練習中 キーボードの田中君がギターの市川君に 

〔市川君 そこは主音を弾いて!〕と云いました すると市川君が〔??何の音?〕と聞いたので 

田中君は〔ドの音だよ〕と答えました それでギターの市川君は5弦の3Fのドの音を弾いたところ 

田中君は〔市川君 そのドは違う!違う!〕と言い

市川君は〔え?今 ドを弾けって 云わなかった?〕・・・ってな展開になりました

さあ 田中君は何が言いたかったのでしょうか? 又市川君は何を理解してなかったのでしょうか?

 

課題2 (移動ドと固定ドの問題)

童謡のチューリップを山田さんと一緒に歌う事になって 

さいた さいた チューリップの花が・・・と歌ったら 山田さんが

〔階名でドレミ・・ドレミ・・と歌って!〕と云うので その通りに階名で歌いました

 

すると又山田さんは〔ああ やっぱ私には音が低く歌いにくい・・もう少し高い音で歌いたい〕

〔そうだなあ・・ドは低いので ド・レミファ・・ソ  そうだ!ソの音の高さから歌いたい!〕

と云うので 私はソの高さに変えて ソラシ・・ソラシ・・(さいた・・・さいた・・)と歌ったら 

 

山田さんは 〔いや!ドレミ のままで歌えばいいよ〕と云いました 私は??と思い

〔でも山田さん ドからでは低いので ソの高さに変更して歌うんでしょ?〕と云ったら

山田さんは(そうそう!ソの高さからのドレミで歌って)と云うのです 

〔ソの高さからのドレミ・・・・・? 何それ? どう云う事??〕

私は山田さんの言う意味がさっぱり分からなくなりました。

さあ山田さんは何が言いたかったのでしょうか? 又私は何が分かってなかったのでしょうか?

 

課題3(音程の問題1)

ドから3番目(3度)の音はミの音で同時に一緒に弾くと明るい響きがします

(ドは2弦1F人差し指 ミは1弦開放弦)

同じ様にレから3番目の音はファの音になるので、又同時に弾いてみました

(レは2弦3F小指 ファは1弦1Fと 人差し指で)

すると 音の高さはドとレで当然違うものの、響き自体も違うのです

ドとミは明るく感じ レとファは哀しく感じるのです 同じ3番目(3度)の響きなのに何故?

 

又ドの音から5度(5番目)のソをド同時に鳴らすと、哀しくも明るくも無い空虚な響きがしました

(ドは5弦の3F 指は人差し指 ソは4弦の5F 指は小指)

同じ様にシの音から5番目のファを一緒に弾いてみたら 何ともいえない不安定な響きがしました

 (シは5弦の2F 人差し指 ファは4弦の3F 指は薬指か小指)

これも音の高さは違うのは分かるけど、何で同じ5度なのに、こんなに響きが違うの?

さあ 上記の2件の事 どう説明すればよいのでしょうか?

 

課題4(音程の問題2)

バンドの中ではキーボードの永田君が作曲をし その曲をギターとボーカルの中村君が

歌詞をつけて、オリジナルとしてライブで歌ってます 或る日の練習でこんな事がありました

 

キーボードの永田君がギターの中村君に

 (サビの頭のCM7の箇所 いつも変な響きがするけどCM7をちゃんと弾いてる?)と聞くと

中村君は〔ああ・・・・ CM7ってコードは知らないので、近いC7を弾いてるよ〕と答えました

すると永田君は急に怒り出し〔何が近いんだ!むしろ正反対の響きじゃないか!曲が台無しだ!〕と

暫く言い争いが続き それ以来バンドはギクシャクするようになりました 

 

さてキーボードの永田君は何が言いたかったのでしょうか?又ギターの中村君は

何を知らずに或いは何を勘違いをして永田君を怒らせてしまったのでしょうか?

 

以上課題4問 ・・・一度時間のある時にでも考えてみてください

尚 答え合わせは次回行いますが 課題1と2は以前ブログで書いた内容なので省きます

音程の課題だけ次回にしたいと思います 

 

課題1と2も知りたいという人は、私に直接メールでも下さい お答えします。

愛知県の方なら直接お茶でも飲み、音楽談義でもしながら説明しますよ(笑) 

 


ⅡⅤ(ツー・ファイブ)って何?PartⅡ

2016-09-26 13:37:30 | 音楽基礎知識

えーお待たせしました

最近随分すごし易いですよね  いよいよ秋本番・・・かな?

さあ では早速先回の課題の答えあわせから

課題は

次のドミナント7のコードからⅡⅤを作りなさい (四和音で)

又〇の部分にはⅡのコード △にはⅠのコードを入れなさい。

1 〇m7  D7  △M7  2  〇m7 C7 △M7  3 〇m7 B7 △M7 でしたね

答えです

1 Am7  D7  GM7  2  Gm7 C7 FM7  3 F♯m7 B7 EM7 です

どうでしたか?

3番のⅡm7がどうしてF♯m7なの? Fm7じゃあないの?って疑問に思う人がいるかもしれません

ちょっと説明しておきましょう

 

Ⅱ Ⅴ Ⅰ(ツーファイブ)のⅡは Ⅰの隣の音ですが その場合隣の音は2種類あります

一つにはドとレのようなギターで云うと2フレット違い(全音違い)の隣同士の音

もう一つはミとファのようなギターで云うと1フレット違い(半音差)の隣同士の音

この2種類です・・・前者を長2度 後者を短2度と云います

ⅡⅤのⅡは長2度の事です  ですから課題3番のⅠは EM7 つまりミの音がルートのコード

ですから ⅡになるのはFだと つまりファだと半音差の短2度になるので違いますね

どうしたらいいかと云うとFに♯を付け、長2度にします ですからF♯m7が答えです。

 

さて話は戻りますが 

元々 Ⅴ(7)→Ⅰと云う流れが どうしてⅡⅤ→Ⅰという流れに

置き換える事或いは変化する事が出来るのでしょうか?

 

色んな本で色んな説明が出てるとは思いますが ここからは私の独断と偏見で書きます

 

さてⅤ7→Ⅰに進行する事を、特にドミナントモーションといいますが 

非常に強い進行です 

つまりハ長調ならG7→Cですね このG7を特にドミナント7といいます 

Gm7(ジーマイナーセブン)やGM7(ジーメジャーセブン)では駄目なんです 

G7つまりX7という形でないとドミナント7にはなりません

このドミナント7の形になると4度上のコードに(Cコード)強く流れて行きます

 

そして又 本来コードはどんなコードも今以上に、響きをより豊かな響きにする為には

そのコードの構成音を増やして行く方法をとります・・・つまりドミソの3つの音の響きより

ドミソシの4つの響きの方が、、又ドミソシレの5つの響きの方がより豊かな響きになって行きます

 

ではそのドミナント7のコードも 今以上に豊かな響きにするには、

構成音をもっと増やして(拡張)ゆきます

 

G7はソシレファですね 1度・3度・5度・7度になります これに更に構成音を増やすと云う事は

9度・11度・13度の音を付け加える事になります(分かり易くする為 長・短は省きます)

Gの音を1度として1度 3度 5度 7度 9度 11度 13度の構成音にします

するとソシレファラドになります・・・・良く見てください 赤色の部分を・・・・ソシレファラド

 

つまりレファラドというのはDm7ですよね つまりⅡm7なのです・・・・もうお分かりですか?

G7というコードを豊かな響きにする為に構成音を増やしてゆくとDm7を含む事になります

つまり分かり易く書くとG7 9th 11th 13thというコードはDm7とG7を足したコードと同じなのです

 

だからG7→Cと云うコード進行はDm7G7→Cに置き換えられる

つまりⅤ7→Ⅰと云うコード進行はⅡm7Ⅴ7→Ⅰに置き換えられる

 

いかがでしょうか?

何かの参考にでもなれば嬉しいです

 

さて 次回からは音楽を勉強する人に欠かせない3つの内容をテーマにします

一つは 音名と階名の違い

一つは 移動ドと固定ドの違い

一つは 音程とは一体何か?

この3つですが これを理解してないと 或いは勘違いをしてると その後色んな勉強しても

本当に理解は出来ません 少なくとも私はそうでした・・・

 

基本的な 調とは何か?スケールって何か?コードって何か?・・・は その後の事です

それで上記の最初の2つは一度書いてるので省きます

 

最後の音程について今後書きますね この音程の事を知らなくて音楽理論を理解してる

と云う人がいたら まあ嘘を言ってる人だと思いますねえ 或いは天才かです

 

まあ それで次回 上記3つの内容に関する基本的な課題も出しますので 

一度 課題にトライしていただいて、自分の認識度や理解度を確かめていただき

その結果、認識が見直され ステップが少しでも上がる要因にでもなれば嬉しいですね

・・・・・・良かったら見てくださいね。


ⅡⅤ(ツー・ファイブ)って何?

2016-09-16 16:14:46 | 音楽基礎知識

えーお待たせしました

今回はⅡⅤについて書きます にーごーじゃあ無く ツー・ファイブですよ

それで一つ前置きですが 本来ⅡⅤはジャズに良く使われるんですが

私はジャズそのものではなく 一般的なポップスやロックに使うと

効果的なⅡⅤを紹介して行きたいと思いますので、予めご了承ください。

 

又先回のセカンダリー・ドミナントをⅡⅤに発展させる方法も書こうかと思います では

そもそもⅡⅤって何さ 何の数字なの?・・・・・・ですよね

ⅡⅤは本来はもう一つ数字が加わって Ⅱ Ⅴ Ⅰ(ツー・ファイブ・ワン)の流れの事です

何さ!余計分からんわ Ⅱ Ⅴ Ⅰって一体何さ?

 

そうだよねえ ・・・・ではちょっと前の部分から書きますね

そもそもダイアトニック・コードと言うのがあって どんな事かと言うと

一つの音階 例えばドレミファソラシドの7つの音(最初のドと最後のド一緒)に

それぞれ3番目と5番目の音を加えコードを作ることが出来るんですよ

 

そしてその出来た7種類のコードで、その音階つまりドレミファソラシドで作曲した

メロディーに対し伴奏のコードにあてがう事が出来るんです 

それがダイアトニック・コードです

ではもう少し具体的に。。。。

 

例えば最初のドの音に そこから3番目のミの音 5番目のソを加えるとドミソと言う

コードが出来る 後は同じ様に作ると

 

ミソ ファラ ソシ ァラド シレ ドミ レファ だね これにコード名を付けると

C    Dm           Em           F             G           A m       Bm-5 になる 更に順番をつけると

1番目  2    3   4    5   6   7 で これをローマ数字に換えると

Ⅰ    Ⅱ      Ⅲ    Ⅳ     Ⅴ    Ⅵ    Ⅶ になります

 

そしてⅠと言えば順番だけではなく、当然1番最初のコードを指します

つまりダイアトニック・コードで1番最初のコードの事です この場合はCコードですね

それ等を良くⅠ度(いちど)のコードなんて言います 以下Ⅱ度のコード・・・と言います

 

どうでしょうか? 少し見えてきたあなたは天才!

そうですね上記のダイアトニックコードで ローマ数字のⅡ Ⅴ Ⅰのコードは

Dm   G   C  ですね  そしてこれを更に4声和音に広げ、小節に分けると

/Dm7/   G7 /   CM7/ CM7/の様になります(一般的には)

これが略してⅡⅤ (Ⅱ Ⅴ Ⅰ)の流れになります

 

具体的な作り方を紹介しましょう

例えばA7と言うドミナント7のコードからⅡⅤを作るには どうしたらいいでしょうか

まずA7が5番目と言う事ですよね だから1番目のコードは何でしょう 

5度下がります  A →G→ F→ E→ D  つまりDコード 

良いですか? ここでⅡⅤⅠのⅤとⅠは分かりました つまりA7 Dですね

 

では残りのⅡは上図で分かるようにEmになります(Ⅱのコードは必ずマイナーコードです) 

すると答えは Em A7 D  そして四和音にすれば Em7 A7 DM7ですね

 

では一体何の為にあるんでしょうか? どんな使い方が効果的なんでしょうか?

はい ここからは次回に説明をしたいと思います 皆さんも時間があれば考えてみてください

何かの参考にでもなれば嬉しいです・・・。

 

さあここで課題です

次のドミナント7のコードからⅡⅤを作りなさい (四和音で)

又〇の部分にはⅡのコード △にはⅠのコードを入れなさい。

1 〇m7  D7  △M7  2  〇m7 C7 △M7  3 〇m7 B7 △M7

答えあわせは次回に・・・。


愁日記

2016-09-12 13:47:53 | 音楽基礎知識

少しずつ秋めいて来ましたねえ

今日はちょっと音楽を離れますが その前に先回のセカンダリーのコードアレンジの

課題の答えあわせです

課題は

下記のコード進行で印の部分にセカンダリードミナントを入れ

本来のコード進行を更にスムーズでお洒落な進行にアレンジしなさい

1 C  F    Dm  G7  Am  F  Dm  G7  C   でしたね

 

答えです

2 C  C7F    Dm  G7  E7Am  F  A7Dm  G7  C です いかがでしたか?

 

因みにこれを更に

3 C   Gm7C7 F    Dm  G7   Bm7E7 Am  F   Em7A7 Dm D7  G7  C

とすると もうワンランク上のコードアレンジ ⅡⅤ(ツーファイブ)のアレンジになります

D7はWドミナント)

 

つまり最初は1番の黒い文字部分だけのコード進行が、セカンダリードミナントを入れて2番になり

更にそれにⅡⅤアレンジすると3番の形になります・・・まあ全部使えば良いわけではないですが

最初は素朴なコード進行も 少し知識があればお洒落に成長してゆく可能性がある

と言う事でしょうね  そしてこのⅡⅤのことについては近々このブログで書きたいと思ってます

 

さて話は変わるけれど まあようやく朝晩は涼しくなり ちょっと過ごし易くなりましたねえ

もうじき街中には金木犀の香りが溢れ出すことでしょう

私はもう何回も書いてますが この金木犀にはちょっと想いがあります

 

昔の若かりし頃  いつも或る時期 街中に溢れる甘い香りに私は〔あッ!!〕と

思う事がありました  それはいい匂いだなあ・・・と言う単純な感想だけではなく 

もっと 遥かな時空を超えて 遠い記憶の心のひだに感じるような感覚なのです

 

まあちょっと大袈裟な言い回しだけど ・・・その香りに出会った時は毎回

この甘い香りは何処から流れてきて 何でこんなに心を惹かれるんだろう?

と思ってました   そして その時期が過ぎると 又その事は忘れてしまうのです

 

でも或る時 その当時の友人と歩いてた時 偶然その香りに気付き

〔あッ!〕と思い立ち止まってたら・・・友人がそれを見て 

(ああ! 金木犀だねえ!) (ほら! あそこの金木犀の木に黄色く花が咲いている)

と教えてくれ  その時 私は初めて その香りが金木犀だと知ったのです

 

元来花の名前等にも自分は疎く 高校時代に仲間と花札で遊んでいて

〔あやめ〕の事を 〔ヒヤシンス!〕と叫んで札を切って、仲間に〔違う!〕と

毎回言われてました・・・・

 

その位無粋の私ですが、名前を知った金木犀には関心があったので

その香り溢れる頃 今は無き 生まれて3歳までいた家付近に言ってみました

 

すると10mくらい離れた向かいのお宅に金木犀の花が咲いており

そこから甘い香りが生まれた家付近にまで流れていました

その時私は 〔ああ! やっぱりこれだ!〕と確信しました

 

私は10月に生まれました そしてお向かいのお宅から

恐らく生まれて直ぐに 小さな胸にはじめて、祝福のような季節の甘い香りを感じて

そして胸一杯吸い込んで 香りに包まれ静かに寝てたんだと思います

 

これも大袈裟かもしれないけど その香りに 何かこれから生きる事を肯定していいんだ

或いは受け入れてもいいんだと、漠然と感じたような気がします

 

生まれて 直ぐにそんな事感じないだろう・・・と笑われれば それまでだけれど

 

でも いづれにせよ自分の中では

大人になって 金木犀の香りに、ふと心も足も止める意味が分かったような気がした

そんな何年か前の 穏やかな秋の一日でしたね。

 

 

 


セカンダリードミナントって何?その2

2016-09-05 18:12:08 | 音楽基礎知識

えーお待たせしました・・ところで最近 

ようやく時々ふとした時に秋を感じます

私は夏が苦手なだけ、その分秋は好きですねえ

春の桜は地元の桜が好きですが、秋の紅葉はやはり京都が好きですねえ

 

京の西山に私んちの古刹の菩提寺があって 私はそこの参道で見た時の

紅葉の美しさにショックを受け、その後何回かその紅葉参道を訪れました

観光地ではないそこは、静かで凛とした空気の中で、ここまで透明感のある

透き通る紅色があるのかと言う葉は、この辺で見る紅葉の色とは全く違い

私の紅葉の概念を変えてしまいました 今年も時間があれば行きたいですねえ

そしていつか 〔京・西山・紅葉参道〕と言う曲を作ってみたいと思ってます

 

さて話はがらりと変わり 先回の課題の答えです

さて課題は他のDm やEm とFコードに対応するセカンダリードミナントは

何と言うドミナント(7)コードになるんでしょうか? でしたね

 

答え

        Dmはその前にA7を置きます つまりA7 Dmと言う流れにします

   Emは 〃  B7を   〃   B7 Em     〃

   Amは 〃  E7を   〃   E7 Am     〃

   F は 〃  C7を   〃   C7    F      〃

さあ どうでしょうか?

 

ついでに少し実例も書いておきましょう

例えば C    Am    Dm   G7 と言うコード進行があった場合

    C    E7Am   A7 Dm  G7 と言う流れにすると

どうですか?ちょっとかっこよくなりませんか?  この場合

E7はAmを登場し易くするため A7は同じくDmをかっこ良くするために

作られた第二のドミナントです(本来の第一のドミナントは勿論G7です)

 

つまり 下記のダイアトニック7種類のコードの中で

(C Dm Em F G7 Am Bm-5) CはG7によって登場を飾られ

G7はWドミナントのD7によって飾られますが

しかし残りのコードも(Bm-5は省く G7と同じだから)

ドミナント7の形のコードにすれば4度上のコードに進行しやすくなる

と言うミナントの性格を利用し、その登場を或いは進行をCやG7と同じ様に

スムーズにさせる事が出来るわけです それがセカンダリードミナントです

 

まとめれば セカンダリードミナントはCやG7の主軸のコード以外の

Dm Em F Am・・・つまりⅡm・Ⅲm・Ⅳ・Ⅵmの4種類のコードに

セカンダリードミナントは適用できます 

(Wドミナントもセカンダリーと言う本もあります)

 

それによってそれらのコードの登場をスムーズにかっこ良くさせるわけです

 

いかがでしょうか? 何かの参考にでもなれば嬉しいですね

さあ最後に 課題です

下記のコード進行で印の部分にセカンダリードミナントを入れ

本来のコード進行を更にスムーズでお洒落な進行にアレンジしなさい

1 C  F    Dm  G7  Am  F  Dm  G7  C

答え合わせは次回に!