今回はエレキとアコギ(アコースティック・ギター)の弾き方の違いについて書きたいと思います
はじめにこのブログでのアコギはフォーク・ギター クラギはクラシック・ギターの事です
ギター初心者がギターを始めようとする時
エレキから? アコギ(フォークギター)から?クラギ(クラシック・ギター)から?と
どのギターから始めるのが良いか、私に尋ねる人が以外にも多いんです
私の答えは決まってます・・・〔貴方はどのギターが好きで、一番弾きたいの?〕
〔エレキ・・・・です・・・〕と答えれば 〔じゃあ エレキからやろう!〕と答えます
どうも初心者の中には、ギターを始めるのはクラギからが良い と思い込んでいる人がいて
彼等に〔誰にそう聞いたの?〕と聞くと どうやら親から聞いたという人が多く
こちらも困惑してしまいます やっぱり好きなジャンルの好きなギターで弾くのが一番です
そうで無いと中々上達が難しいです 特に練習の初期段階では・・・・
ただ2・3注意事項というか予備知識として知っておいた方が良い事を書いておきます
まずクラギはクラシック・ギターの曲が弾きたい人が弾いたほうが良いと思います
何故なら指板の幅がアコギやエレキより広く、手の小さい人は少し大変だからです
又最初の内はギターの構え方や持ち方も、アコギやエレキより厳格で少し難しいです
でもあの独特の甘い音は魅力的ですよね 又クラギでないとマッチしない音楽がありますので
そんな人は勿論クラギからですが でもまあ 普通の曲ならアコギからで良い場合が多いです
一般的にコード弾きやアルペジオで弾き語り或いはギターをこれからはじめようとする人
そしていつか アコギ・ソロ等を作曲し演奏しようとする人達はアコギが良いと思います
もう一つエレキが弾けるようになった後でアコギやクラギを弾く人がいます
ただ その場合アコギやクラギの弦が非常に堅く感じます そう言う意味では
アコギやクラギの後でエレキを弾いたほうのが弾き易い感じがします
エレキのほうが弦も細く、テンション(弦高)も低いので非常に弾きやすく感じます
まあ その2・3のポイントは最初に予備知識として知っておいた方がよいでしょう
そして弾き方の特徴として エレキもアコギもクラギも全部ギターなので
ドレミファ~が特に違うと云うわけではありません ですから その意味で
アコギの曲も弾こうと思えばエレキで弾けますし、又逆もそうです
では何が違うか?と云うと、それぞれ音色と得意な奏法が違う事です
メロ弾き(単音弾き)やコードストロークそしてアルペジオは音色は違えど、どのギターでも弾けます
ただテクニック(奏法)として 少しずつ違いが出てきます
チョーキング(弦を持ち上げる奏法)はアコギより弦が細くて柔らかい
エレキのが良いと思います・・・・クラギやアコギで、それを頻繁にやると指を痛めます
そしてコードストロークでもバレイコード(人差し指で全部の弦を押さえるコード)等で
細かな16連符等を刻む時も、エレキの方が弾きやすいです アコギだと段々指が疲れてきます
又逆にエレキはピックを持っているので、アルペジオ奏法等のフィンガリングは弾きにくいです
その点アコギやクラギなら右手の4本の指を自由に使いフィンガリング出来ます
だから その延長線上にあるソロ・ギターもアコギやクラギの方が似合ってると思います
その他のハンマリング・プリングオフ・スライド等のテクニックはどのギターも同じですが
ただビブラートはエレキの方が音が長く鳴るので、その分エレキの方が少し勝ってる気がします
又クラギとアコギの2つの生ギターにポイントを絞れば
クラギの方がアコギより指板の幅が広く又弦も違いがありクラギはナイロン弦で音は甘く
又アコギはスチール(鉄)弦できれいな金属的な音がします
クラギはクラシックの曲だけでアコギで弾く様なポップスやブルースの曲は弾けないのか?
と、これも良く聞かれます そんなことはありません 上記のように初心者段階では
必ずしもクラギをお勧めしませんが 慣れてくれば アコギの曲もクラギで弾きます
私は特にしょっちゅう弾きます
因みに下記の曲はラグタイム風の、一般的にはアコギで弾く曲ですがクラギで弾いてます
曲は私の曲で〔Milky Road〕です
又アコギとエレキとは別の楽器で両方弾く事は難しいんじゃないの?
と云う質問もよく聞きますが ・・・・これも どれだけ好きか?弾きたいか?
まあ それだけの問題だと思いますねえ 少しずつやっていれば必ず弾ける様になります
又下記はエレキを使った曲です 良かったら聞いてくださいな、
(著作権の問題もありますので、少し古いですが今回は2曲とも私の曲にしました)
向かい風
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